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公開日2023.08.25最終更新日2023.09.13脂肪注入法

脂肪注入の豊胸、持続期間はどのくらい?半永久的に持続するって本当?

脂肪注入豊胸は、自分の体から皮下脂肪を採取してバストに移植する豊胸術です。効果は半永久的に持続します。ただし、「半永久的」という言葉の意味には注意が必要です。

また、脂肪注入豊胸は効果が長続きする反面、いくつか留意すべきデメリットもあります。

脂肪注入豊胸の持続期間やデメリット、後悔しないためのポイントについて解説します。

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脂肪注入豊胸の持続期間とは?

脂肪は生きた細胞でできており、移植された脂肪細胞がうまく生きながらえて定着すれば、もとからあった脂肪細胞と同じように胸の中で生き続けます。

定着しない脂肪細胞は分解されて体内に吸収されます。

手術直後は移植されたすべての脂肪が胸に詰まっていますが、これは豊胸の本当の効果とは言えません、3ヶ月~半年ほど経つと、死んだ脂肪がすべて体に吸収され、定着した脂肪の分だけバストアップした状態になります。これが脂肪注入豊胸の本当の効果です。

この効果は、半永久的に続きます。「半永久的」というのは、「バストアップ効果が必ず一生涯続く」という意味ではありません。ダイエットなど、豊胸以外の原因で脂肪細胞が小さくなり、バストがサイズダウンしてしまうことがあります。

脂肪注入豊胸は術後に胸が多少小さくなる

脂肪細胞が生きていくには栄養が必要です。移植された脂肪細胞のうち、うまく栄養を摂取できたものだけが生き残って定着し、バストアップ効果を発揮します。

生き残れなかった脂肪細胞は分解されて体に吸収されます。その分だけ、手術直後よりもバストは小さくなります。

一般的には脂肪の5割~7割は定着せず、その分小さくなる

脂肪注入豊胸で生き残ることができる脂肪は、一般的には3割~5割と言われています。手術直後の「バストアップ効果」は数ヶ月後には5割~7割失われて、本来の効果に落ち着きます。

定着せずに死んでしまう脂肪が多い(定着率が悪い)と、バストアップ効果が小さくなるだけでなく、死んだ脂肪が分解されずに居残り、しこりになってしまう恐れが高くなります。

脂肪注入豊胸で多く定着させる方法(コンデンスリッチ豊胸など)

手術方法を工夫し、術後の過ごし方に注意することで、脂肪の定着率を上げることができます。

手術方法の工夫には以下のようなものがあります。こうした工夫により、6割~8割の定着率を実現しているクリニックもあります。

  • 採取した脂肪から不純物や死んだ脂肪細胞を取り除き、良質な脂肪細胞だけを含むように加工(濃縮)する(コンデンスリッチ豊胸)
  • 別に採取した脂肪から脂肪幹細胞(傷を修復したり新しい血管をつくったりできる細胞)を抽出し、①の脂肪に混ぜる(脂肪幹細胞注入豊胸/セリューション豊胸)
  • ②で抽出した脂肪幹細胞を培養して増やしてから①の脂肪に混ぜる(脂肪幹細胞培養豊胸/セルチャー豊胸)
  • 脂肪組織をなるべく小さい粒(少数の細胞の集まり)にして、胸の中にばらばらに分散して注入する(大きな塊にして入れると、塊の中の方の脂肪細胞が栄養を得られず、ほとんどが死んでしまうため)
  • 脂肪を注入する際には、周囲の組織をなるべく傷つけないように、先端が丸いカニューレ(注射針)を使用する(周囲の組織を傷つけると、血やリンパの流れが悪くなり、脂肪細胞に栄養が届きにくくなるため)

術後には以下のような点に注意して過ごすと定着率によい影響があると言われています。

  • バストが安定するまで(術後数ヶ月間)は胸に強い刺激や圧迫を加えない(マッサージや激しい運動、胸を強く刺激する性行為は避け、ブラは締め付けの弱いタイプを着用する)
  • 無理なダイエットはしない(過剰なダイエットはバストの栄養状態を低下させる)
  • 喫煙しない(習慣的に喫煙すると、ニコチンの血管収縮作用で血流が悪くなって栄養が届きにくくなる)
  • バランスの取れた栄養と十分な水分を摂る

注入後の脂肪はダイエットや加齢の影響を受ける

脂肪注入豊胸の場合、定着した脂肪細胞はずっと残るので、豊胸の効果そのものが消失することはありません。

ヒアルロン酸を注入する豊胸術の場合、注入したヒアルロン酸は半年~2年ですべて分解されて体に吸収され、豊胸の効果そのものが2年以内になくなってしまいます。

脂肪注入豊胸ではこうしたことは起こりませんが、ダイエットや病気などで体重が落ちれば、脂肪細胞は小さくなり、バストのサイズがダウンします。また、加齢とともにバストが垂れて、ボリューム感が失われることもあります。

つまり、豊胸とは別の出来事(ダイエット、病気、加齢など)により、豊胸の効果が相殺されてしまうことはあるのです。

脂肪注入豊胸のデメリット

先ほど述べたとおり、脂肪注入豊胸には定着率の悪さなどのデメリットがあります。

脂肪注入豊胸のデメリットをまとめると以下のようになります。

  • 通常は脂肪の定着率が3割~5割と低く、定着しなかった脂肪は無駄になる
  • 定着しなかった脂肪がしこりになることがある
  • しこりを放置すると、しこりの周りにカルシウムが蓄積して石のように硬くなる(石灰化する)こともある
  • 脂肪を吸引した部位のダウンタイムが長く、手術法やアフターケアに問題があると、皮膚にたるみ・引きつれ・でこぼこなどの後遺症や目立つ傷跡が残ることがある
  • 痩せ型の人は十分な脂肪を採取できず、十分にバストアップできないことが多い(無理に脂肪を採取すると皮膚の後遺症を引き起こす)
  • 手術の際にまれに細菌感染や感覚障害、筋膜炎などが引き起こされることがある

脂肪注入豊胸で後悔しないためのポイント

脂肪注入豊胸で後悔しないためには、以下のような点に注意してください。

  • 脂肪注入豊胸の効果・持続期間・デメリットを頭に入れた上で、複数のクリニックを比較する(できれば複数のクリニックで実際にカウンセリングを受けて比較するのがよい)
  • 定着率を高める工夫をしているクリニックを選ぶ
  • 脂肪吸引部の後遺症やバストのしこり・石灰化を避けるため、無理に大きなサイズを希望しない
  • 安全性を考慮せずに患者の言うままに無理な脂肪吸引・注入を行うようなクリニックは避け、デメリットをきちんと説明してくれるクリニックを選ぶ
  • 術後にはクリニックの指示に従って適切な過ごし方をする

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まとめ

  • 脂肪注入豊胸では、定着した脂肪の効果は半永久的に続くが、定着しなかった脂肪の分だけ手術直後よりバストは小さくなり、ダイエットや病気、加齢などにより豊胸効果が相殺されてしまうことがある。
  • 脂肪の定着率がよいほど豊胸効果が高まる。
  • 脂肪の定着率を上げるため、クリニックでは脂肪の採取・加工方法を工夫している。
  • 術後の過ごし方も定着率に影響する。
  • 脂肪注入豊胸には、定着率の問題以外にも、胸のしこりや脂肪吸引部の後遺症などのデメリットがある。
  • 後悔しないためには、信頼できるクリニックを選び、無理のない範囲でバストアップを図ることが重要。
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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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