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公開日2024.07.08最終更新日2024.07.09脂肪注入法

脂肪注入豊胸、どうすれば定着率を上げられる?

「せっかく脂肪注入豊胸をしたのに、ほとんど定着しなかったのはなぜ?」

お金や労力をかけて脂肪注入豊胸したのに、体に吸収されて元通りになってしまったら悲しいですよね。脂肪注入豊胸でバストアップするには、注入した脂肪が生きた細胞としてきちんと定着する必要があります。定着率が悪いとバストアップの効果が薄くなるだけでなく、しこりができるリスクが高まることも。

本記事では脂肪注入豊胸で定着率を上げるための治療工程と、脂肪注入豊胸後の注意点などについて紹介していきます。脂肪注入豊胸で後悔したくない方はぜひ参考にしてくださいね。

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脂肪注入豊胸で脂肪が定着しない原因は?

注入した脂肪が定着しないのは、注入された脂肪が、新しい場所(乳房の中)で栄養を取り入れられないと、そのうち死んでしまい体内に吸収されるからです。

脂肪注入豊胸では注入後の「拒絶反応」が起こらないよう自分の脂肪を使用しますが、それでも大半は体内に吸収されてしまいます。

脂肪が生着するとはどういった状況なのかを解説していきます。

脂肪の「生着」とは

脂肪注入法では、生きている脂肪細胞を自分の体から採取して、バストに注入します。注入された細胞がバストのなかに生きた状態で定着することで、バストの脂肪に変わるのです。

このように生きて定着することを専門用語では「生着」と言います。脂肪の「注入」というと気軽な感じがしますが、実際には脂肪の「移植手術」です。

移植した脂肪がうまく栄養を取り入れて命をつなげられると、やがて新しい毛細血管ができて周囲と脂肪細胞をつなぎ、栄養などのやりとりを円滑に行えるようになります。

これが生着した状態です。

一般的な脂肪注入法による脂肪の生着率は平均で約30%

脂肪注入豊胸によって注入された脂肪の大半は体内に吸収されてしまうため、脂肪吸引時にはバストアップに必要な量の約3倍の脂肪を採取するのが一般的です。

生着できなかった脂肪細胞は死んで、体に吸収されてしまうか、吸収されずに居残って、しこりの原因になります。

現代の技術では、移植した脂肪すべてを生き残らせる(=定着させる)ことはできず、ある程度はどうしても死んでしまうのです。

胸の脂肪注入豊胸で定着率を上げる治療方法

脂肪注入豊胸の手順に沿って、定着率を上げるために欠かせない4つの治療工程を紹介します。

1.細いカニューレで脂肪を吸引する

脂肪注入法では、まず余分な脂肪がある部位にカニューレという管を挿入し、脂肪を吸引して採取します。カニューレは極細のものを用いると定着率を高めるのに効果的です。

太いカニューレを使用すると体への負担が大きくなるだけでなく、採取される脂肪が大粒の塊になってしまうため、細かくするための加工が必要になります。

定着率を上げるためには採取した脂肪にさまざまな特殊加工を施す必要があるため、なるべく細かい脂肪を注入することが大切です。

極細のカニューレを用いれば、初めから細かい脂肪が採取でき、特殊加工も効率的に行え、結果として定着率が高まるのです。

2.吸引した脂肪の純度を上げ、加工する

採取した脂肪には、壊れてしまった細胞や手術で用いた麻酔薬・生理食塩水などの不純物が混じっています。

このままの状態でバストに注入すると、不純物のせいで脂肪細胞に栄養が届きにくくなり、定着率が下がります。

そのため、遠心分離機などを用いて不純物を除去し、濃縮して純粋な脂肪にすることが大切です。脂肪のなかには傷を修復したり新しい血管を生み出したりする脂肪幹細胞が含まれています。この幹細胞を注入用に純度を高めた脂肪に混ぜ合わせておくと、脂肪が生き残る可能性が高まるのです。

南クリニックでは、細胞の増殖を促進する働きを持つ成長因子という物質も同時にまぜて、バストアップ効果をさらに高めています。

3.先端が丸い針を用いて脂肪を注入する

脂肪をバストに注入する際には、周辺組織を傷つけるリスクを減らすために先端が丸い注射針を用います。

周辺の組織を傷つけてしまうと、血液やリンパの流れが滞ることで注入した脂肪に栄養が届きにくくなり定着率が下がるため、注入時の配慮も欠かせません。

4.脂肪を少量ずつ、分散して注入する

​​細かい脂肪を、1時間ほどかけて少量ずつ分散して注入することが非常に重要です。脂肪を胸に詰め込むだけであれば、大きな脂肪の塊を用いたり、1箇所に大量に注入したりするほうが効率的です。

しかし、そのようなやり方では脂肪細胞が固まった状態でバストのなかに注入されることになってしまいます。脂肪細胞が固まった集団になった場合、外側にある細胞には栄養が届きますが、内側にある細胞は十分な栄養や酸素を受け取れないため死んでしまいます。

定着率を上げるためには、脂肪の細かい粒をなるべく異なる位置に少量ずつ注入し、死んでしまう脂肪細胞の数を減らすことが大切です。

南クリニックでは1固まり0.1cc未満の注入を目指しています。細かい脂肪を少しずつわけて注入するのは、注意力と根気がいる作業で、時間もかかりますが、脂肪注入法を適切に実行するためには欠かせない作業といえるでしょう。

脂肪注入豊胸で定着率を上げる術後の注意点6つ

脂肪注入豊胸をした直後はバストアップしていますが、そのままの状態が続くのではなく徐々に吸収されていくのが一般的です。

また、正しいアフターケアを知らなかったことで、定着率が下がることがあります。

脂肪注入豊胸をした後は下記の6つに注意して過ごしましょう。

  1. 激しい運動やマッサージをしない
  2. 術後の3ヶ月はダイエットしない
  3. 栄養バランスの整った食事を意識する
  4. 喫煙は控える
  5. 術後3ヶ月はうつ伏せを控える
  6. 術後の3ヶ月はワイヤー入りのブラジャーを着用しない

それぞれ詳しく解説していきます。

激しい運動やマッサージをしない

マッサージや激しい運動など、血管の成長を阻害する行為は避けましょう。

注入した脂肪ばかりの脂肪に刺激を与えてしまうと、血管が伸びて来ないため、組織に根付かず、そのまま体に吸収されて生着率が下がってしまいます。

吸収されなかった脂肪はしこりになる可能性もあります。術後はできるだけバストに刺激を与えるような行為を避けましょう。

術後の3ヶ月はダイエットしない

術後3ヶ月間〜6ヶ月にダイエットをしてしまうと、注入した脂肪が減少し生着しにくくなります。前述したように注入された脂肪は新しい場所(バスト)で栄養を取り入れないと死滅してしまいます。

そのため、術後の3ヶ月間はできるだけ栄養のあるものを摂取し、ダイエットは避けるようにしましょう。

もちろん無理して過食する必要はありませんが、術後は医師の指示通りの食生活を意識しましょう。

栄養バランスの整った食事を意識する

たくさん食べるといってもお菓子や揚げ物ばかりではいけません。

術後は注入した脂肪に栄養を与えるだけでなく、傷跡の修復のためにも栄養が必要となるため、食事内容は栄養バランスを意識しましょう。

特に細胞を作るタンパク質や血液を生成する鉄分のほか、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどを積極的に摂取してください。

喫煙は控える

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮(締め付ける)作用があるため、血行不良の原因となり、結果的に下記などを引き起こします。

  • 脂肪に栄養が行き届かなくなり生着率が下がる
  • 傷跡の修復が遅くなる

安全面や仕上がりの美しさ・満足度を考えると術後3ヵ月間の禁煙が必須です。

ただし元々の喫煙量が多く禁煙がどうしても難しいという方は、医師に相談し本数を減らすことを意識しましょう。

術後3ヶ月はうつ伏せを控える

バストを圧迫するような姿勢は、血流が滞る原因となり生着を妨げてしまう可能性があります。

また、うつ伏せはバストの形が崩れる原因にもなりかねません。特に術後の1ヶ月〜3ヶ月はバストに負荷をかけるような姿勢は避けましょう。

術後3ヶ月はワイヤー入りのブラジャーを着用しない

術後の3ヶ月は、バストを締め付けるワイヤー入りのブラジャーの着用を避けましょう。脂肪注入後のバストを締め付けると、痛みにつながったり、形が崩れたりする可能性があります。締め付けが強すぎると凸凹ができてしまうこともあるでしょう。

術後の3ヶ月は、少し大きめのカップ付きのキャミソールの着用が推奨されています。なかでもゴムが入っていないタイプのものが好ましいでしょう。

トップスもできるだけゆったりめの服を着るなど、バストに圧をかけない生活を意識しましょう。

脂肪によるふっくらバストを目指す方は成長再生豊胸との併用もおすすめ

脂肪注入豊胸でふっくらバストを体感したい方は、成長再生豊胸を併用するのもおすすめです。

成長再生豊胸の仕組みと、南クリニックで提供している「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」について紹介していきます。

成長再生豊胸とは

成長再生豊胸とはバストに成長因子を注入し、乳腺を発達させて脂肪を増やす治療です。

バストそのものを育てる治療のため、一度育ったバストは半永久的な効果が期待できます。

脂肪注入豊胸で注入された脂肪の大半は体内に吸収されてしまうため、脂肪吸引時にはバストアップに必要な量の約3倍の脂肪を採取するのが一般的です。

一方、成長再生豊胸との併用治療では、採取した脂肪を増やす成長因子を注入するため、脂肪が少ない方でも自然なバストアップが期待できるのが特徴です。

南クリニックの「成長再生豊胸」

南クリニックの成長再生豊胸は、「成長再生豊胸W」と「成長再生豊胸F」の2種類があります。

特徴や料金は下記の通りです。

 

成長再生豊胸W

成長再生豊胸F

経過

7日ほどで注射の腫れが引き、36カ月かけて大きくなっていく

7日ほど注射の腫れが引くが、元の大きさにもどることはなく、豊胸効果が得られている

特徴

・段階的にバストアップできる
・周りにバレにくい
・女性ホルモンの注射が不要
・性周期を乱さずに処置が受けられる

・治療直後から大きくなる
・通院回数を減らせる

料金

33万円

38.5万円
※2回目以降は133万円(同時に5回まで可能)

周りにバレずに段階的に大きくしたい方は「成長再生豊胸W」、今すぐバストアップしたい・通院回数を減らしたい方は「成長再生豊胸F」がおすすめです。

南クリニックの「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」

生着率約80%~90%を誇る南クリニック式脂肪注入法と、脂肪を増やす成長因子を用いた成長再生豊胸を組み合わせたのが「成長再生豊胸+脂肪注入法」です。

生着率と料金をまとめました。

脂肪の生着率※

80%~90

料金

成長再生豊胸の費用+脂肪注入費用55万円+吸引部位1箇所あたり33万円

▪️南クリニックの成長再生豊胸の料金
1回:33万円~38.5万円

※個人差があります。

「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」の特徴は下記などがあります。

  • 生着率約80%~90%を実現
  • 成長再生豊胸の効果をより大きく出す
  • 脂肪が少ない方でも効果を実感できる

南クリニックの脂肪注入豊胸の正着率が高い秘訣は、採取後の徹底的な脂肪の純化や脂肪細胞の高濃度濃縮など、独自の加工技術にあります。

皮下脂肪の量に左右されないため、体型や性別問わずご検討いただけます。成長再生豊胸の効果をより発揮したい方にもおすすめの治療です。

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まとめ

  • 脂肪注入豊胸で脂肪が定着しない原因は、注入された脂肪細胞の状態によっては新しい場所(乳房の中)で栄養を取り入れられず、死んでしまい体内に吸収されるから
  • 脂肪注入豊胸によって注入された脂肪の大半は体内に吸収されてしまうため、脂肪吸引時にはバストアップに必要な量の約3倍の脂肪を採取するのが一般的
  • 脂肪注入豊胸で定着率を上げるためには、吸収した脂肪の純度を上げたり、1時間ほどかけて少量ずつ分散して注入したりすることが非常に重要
  • 脂肪注入豊胸後は、バストを圧迫させて血管を締め付けない、血行を促進する行為は避ける、栄養バランスの整った食事を意識するなどのセルフケアも大切
  • 脂肪豊胸によるふっくらバストを目指すなら成長再生豊胸との併用もおすすめ。南クリニックの「成長再生豊胸+脂肪注入法」の併用治療は、生着率約80%~90%を実現し、体型や性別問わず効果を実感できる
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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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