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公開日2023.12.20最終更新日2024.01.26脂肪注入法

脂肪注入豊胸とは?メリット・デメリットや費用・リスクなど徹底解説

豊胸にはさまざまな方法がありますが、その中でも人気の脂肪注入豊胸。検討されている方は多いのではないでしょうか?

そこでここでは脂肪吸引豊胸のメリット・デメリット、費用、リスクについて医師の視点から詳しく解説します。ご検討の方はぜひ参考にしてください。

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脂肪注入豊胸とは?

脂肪注入豊胸とは、自分の他の部位の脂肪を吸引してその脂肪をバストに移植する豊胸術です。

主にお腹や太ももの脂肪を採取しますが、この時皮膚を5mm程度切開して、そこからカニューレと呼ばれる先を丸めた金属製の管を挿入して脂肪を吸引します。イメージとしては、ストローで硬めのゼリーを吸い出すような感じです。

自分の脂肪を使うため自然なバストアップを実現できます。左右差がある方でも小さい方のバストだけ手術することも可能で、脂肪注入豊胸が授乳や母乳に悪影響を与えることもほとんどありません。

脂肪注入豊胸のメリット

メリット①:触り心地や動きが自然で全体的にバストアップできる

脂肪注入豊胸では自分のお腹や太ももなどの脂肪を乳房に移植します。したがって、触り心地や動きは本来の乳房と同じで自然なバストアップが実現できます。

この点が脂肪注入豊胸の最も大きなメリットと言えるでしょう。

また、「全体的にボリュームを出す」、「外側に大きくする」など、患者さんの希望に応じて好きなバストの形にすることが可能です。

メリット②:別の部位から脂肪を採取するため部分痩せと豊胸を同時にできる

お腹や太ももなどから脂肪を吸引するので、バストアップと同時に他の部分のサイズダウンができます。

特にお腹や太ももの脂肪は落ちにくく、「バストアップ+部分痩せ」でメリハリのある体にできるというのは非常に魅力的でしょう。

メリット③:脂肪が定着すれば半永久的に効果が持続する

注入したすべての脂肪が定着するわけではありませんが、定着した脂肪は半永久的に胸の脂肪となり、定着しなかった脂肪細胞は体に吸収されます。

なぜ「永久的」ではなく「半永久的」と言ったかというと、それは胸のおよそ8~9割が脂肪であり、激しい運動で脂肪が燃焼されたり、過度な食事制限をして必要な栄養素が不足すると胸が小さくなってしまうことがあるからです。

メリット④:術後の傷跡があまり目立たない

脂肪注入豊胸では、胸にメスを使用せず吸引した脂肪を注射器で注入します。注射器ですから、胸にはほとんど傷跡が残らないと言っていいでしょう。

脂肪を吸引する部位はカニューレを挿入するために5mm程度切開する必要がありますが、範囲がわずかですので薄く目立たなくなっていきます。

メリット⑤:術後のメンテナンスの必要がない

ヒアルロン酸注入では、注射のみでバストアップができるという手軽さの反面、効果を維持するのに定期的なメンテナンスが必要になります。

一方で、脂肪注入豊胸では注入した脂肪が定着して状態が安定してからは基本的にメンテナンスの必要がなく、術後にセルフマッサージなどをする手間もありません。

脂肪注入豊胸のデメリット

メリットがある反面、デメリットもいくつか存在します。ここではデメリットについてご紹介します。

デメリット①:1回で大きくバストアップするのは難しい

1回で脂肪を大量に注入することも技術的には可能ですが、そうするとしこりが発生するリスクが生じます。また、脂肪の定着率も低下してしまいます。

安全に大きくバストアップしたい場合には、2回以上に分けての手術がおすすめです。

1回あたりの注入量の目安は、クリニックや患者さんの脂肪量によって異なりますが片側200cc前後です。仮に半分の100ccが定着したとすると、およそ1~1.5カップのサイズアップとなります。

デメリット②:痩せ型の人はあまり効果が期待できない

採取する脂肪量は注入する3倍程度必要になります。お腹や太ももなど脂肪の多い部位から脂肪を採取するため、全体的に脂肪量の少ない痩せ型の人は採取できる脂肪が少ない分、大きくバストアップをすることは難しいのです。

しかし、南クリニックの「脂肪注入法+成長再生豊胸」なら、脂肪を増やす成長因子と一緒に採取した脂肪を注入し、さらにその脂肪を育てて増やしていくため、脂肪を大量に採取する必要がなく、瘦せ型の人でも脂肪による自然なバストアップが可能です。

デメリット③:注入した脂肪のすべてが定着するわけではない

一般的に、注入した脂肪が定着するのは3~5割といわれています(南クリニックでは独自の「脂肪細胞活性化特殊加工」によって約8~9割の定着率を実現)。

定着しなかった脂肪は体に吸収されますが、定着率が悪いとバストアップの効果が小さくなるばかりか、吸収されず残ってしまいしこりの原因になる恐れがあります。

デメリット④:胸が柔らかくなるまでに時間がかかる

手術後には腫れやむくみ、内出血が生じるためバストがパンパンに張って、不自然な硬さになってしまいます。このような症状が落ち着いてから自然な軟らかさになるまでにおよそ2か月かかります。

デメリット⑤:脂肪注入豊胸には術中・術後に痛みなどを伴う

脂肪注入豊胸は、他部位からの脂肪吸引と、バストへの脂肪注入の2工程が必要で、比較的大がかりな手術です。

特に脂肪吸引は体へのダメージが大きく、術後に強い筋肉痛のような痛みがしばらく続きます。したがって、場合によっては数日仕事を休む必要が出る可能性があります。

バストの痛みはそれほど強くありません。一般的には術後1~2週間程度で痛みが引いてきます。ただし、術後直後からバストの至るところに腫れや内出血がみられ、腫れが引いてもむくみが長く続き、完治するまでに1~2か月ほど要します。

脂肪注入豊胸の料金はいくらくらい?

脂肪注入豊胸は高いと感じる方もいらっしゃるはず。あくまで相場で、脂肪の加工法や脂肪吸引部の数などによって変わってきますが、60~190万円(両胸)くらいです。

脂肪注入豊胸といってもいろいろな種類が存在し、主なものとして「ピュアグラフト豊胸」「コンデンスリッチ豊胸」「セリューション豊胸」「セルチャー豊胸」があります。

以下にそれぞれの特徴と目安の料金をご紹介します。

 

メニュー法

脂肪の加工法

料金の相場

ピュアグラフト豊胸

採取した脂肪に含まれる不純物を取り除いてからバストに注入する方法。

40~80万円

コンデンスリッチ豊胸

不純物を徹底的に除去し、遠心分離機を使用することで凝縮された脂肪のみを注入する方法。しこりのリスクを回避しつつ、脂肪の定着率が高い。

90~130万円

セリューション豊胸(脂肪幹細胞注入豊胸)

採取した脂肪から幹細胞を抽出して活性させてから脂肪と混ぜてバストに注入する方法。脂肪幹細胞によって脂肪の定着率が高く、しこりや石灰化のリスクが低い。

140~160万円

セルチャー豊胸(脂肪幹細胞培養豊胸)

他の部位の脂肪を吸引・加工し、幹細胞を培養・添加してからバストに注入する方法。脂肪の定着率がもっとも高いといわれている。

170~190万円

脂肪注入豊胸で後悔しないために気をつけるべき注意点

ここまで読んでも「脂肪注入豊胸を受けたいけど、何か怖いことがありそうでまだ決断できない」という方もいらっしゃるでしょう。

一応、脂肪注入豊胸は手術なので100%自分の思い通りにいくとは限らず、多少なりともリスクが伴います。納得して手術を受けられるよう以下の注意事項にしっかりと目を通し、納得したうえで受けるようにしましょう。

一度に注入できる脂肪量に限度がある

一度に注入する脂肪量が多いと、定着率が悪くなり、定着しない脂肪がしこりになる可能性があります。しこり自体は悪性ではないため初期には特に除去する必要はありませんが、時間が経つと石灰化することもあり、見た目や触り心地が悪くなってしまう場合があります。

しこりを除去したい場合には胸を切開し、外科的に摘出しなければなりません。したがって、しこりを回避するために、大幅にサイズアップさせたい場合には数回にわたって脂肪注入を行うことを考慮するのが大切です。

なかには患者さんの言うままに無理な脂肪注入豊胸を行うクリニックもあるようです。ですから、しっかりと説明してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

脂肪吸引部が一時的に硬くなる、デコボコすることがある

脂肪吸引の副作用として「拘縮(こうしゅく)」があります。お腹や太ももなどから脂肪を吸引した後に、脂肪がなくなった部分が回復する過程で皮膚表面がデコボコする場合や、医師の技術不足によって吸引部に取りムラがあってデコボコすることがあります。

このような状態が半年以上改善しないようなら、再度脂肪を吸引・注入する必要もでてきます。

術後の痛みが強い、ダウンタイムが長い

術後は脂肪吸引部が非常に痛みます。痛みは1週間程度で落ち着いてきますが、場合によっては痛みのために1週間程度仕事を休む必要が出てくる可能性もあります。また、腫れや内出血もみられ、1か月程度はかなり目立ち、完治するまで数か月かかります。

バストの方の痛みはそれほど強くありません。内出血などは生じますが、1~2週間程度でおさまるでしょう。

ダウンタイムは術後2~4週間程度必要です。以下にダウンタイム中の対策をまとめたので、しっかりと守って過ごすようにしてください。

  • バストを圧迫しないようなるべく仰向けで寝る
  • 脂肪吸引部にサポータやガードルなどでしっかりと圧迫固定する(術後1週間)
  • 入浴を控える(圧迫固定中の術後1週間)
  • 激しい運動を避ける(術後1~2週間程度)
  • 飲酒を控える(術後1~2週間程度)

感染など手術の合併症リスクがある

手術に伴い細菌に感染する可能性があります。原因としては、細菌が傷口に入る、脂肪を加工している時に空気中の菌が付着し、それを注入してバストに菌が入るなどです。

悪化すると高熱や痛み、皮膚が赤くなるなどの症状がみられ、場合によっては抗生物質の服用や点滴が必要になります。

また、脂肪を吸入する際にカニューレが神経や腹膜を傷つけ、感覚障害や腹膜炎が起こることもあります。

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まとめ

・触り心地や動きが自然でバストアップと一緒に部分痩せができる。

・効果は半永久的に続き、術後のメンテナンスの必要がない。

・1回で大きくバストアップするのは難しく、しこりのリスクが高くなる。

・注入した脂肪の定着率は一般に3~5割程度で、痩せ型の人にはあまり向いていない。

・術後は長いダウンタイムが必要になる。

・脂肪注入豊胸の料金は、脂肪の加工法や脂肪吸引部の数などによって大きく異なるが、60~190万円(両胸)。

・まれに起こる手術の合併症や、残る吸引部のデコボコなどは医師の技術不足による失敗であることがほとんどのため、安全性を考えるなら信頼できるクリニックを選ぶことが大切。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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