バスト・タイト(エンブレイスＲＦ)

バスト・タイトはエンブレイスRF（ボディータイト）を使ってバストの吊り上げ・引き締めを行う施術です。
上向きの若々しいバストはクーパー靭帯が乳腺を支えることで保たれています。クーパー靭帯は主にコラーゲンでできており、クーパー靭帯がたるむと支える力が弱まってバストが垂れます。
皮膚は表皮と真皮でできており、真皮にはコラーゲンが豊富に存在し、そのおかげで弾力のある肌が保たれています。コラーゲンが損傷したり少なくなったりすると、バストの弾力や張りが失われ、たるみが生じます。
バスト・タイトでは、バストにカニューレを差し込んでバストの内側から高周波を照射し、たるんだクーパー靭帯や皮膚を縮めて、バストの垂れ・たるみを改善します。

エンブレイスRFは、リモデリング（再構築）という生命現象を利用して組織の引き締めを行います。
例えば、太ったり妊娠したりすると、新しい体のサイズに合わせて皮膚が拡張し、クーパー靭帯が伸びます。逆に、痩せるとある程度は徐々に皮膚が縮小していきます（クーパー靭帯は縮むことはないので、たるみが生じます）。このように、皮膚や靱帯などの組織が体の状態に合わせて新しい形に変化することを、リモデリング（再構築）と言います。
バストのクーパー靭帯に高周波（RF）を照射すると、熱によってコラーゲンの分子の状態が変化し、リモデリングが起こって、皮膚だけでなく、クーパー靭帯も縮みます。これによりバストを上向きに支える力が復活して、乳輪や乳頭の位置が上昇し、バストの垂れが改善します。
バストの皮膚に高周波（RF）を当てた場合も、熱によってコラーゲン線維にリモデリングが起こり、皮膚が引き締まって弾力が回復します。

・バスト・タイト施術後は、施術部位が少し腫れ、術後翌日に最も腫れが目立ちますが、その後だんだんと腫れが引いていきます。個人差がありますが、腫れは１週間～2週間程度で目立たなくなります。
・腫れが引いた後もむくみが残り、むくみの出方は左右で多少違うことがあります。完全にむくみが引いてバストの左右差がなくなるまでに1～3ヶ月ほどかかります。
・術後に内出血が生じる場合もあります。内出血は約1～2週間で消失します。
・カニューレを刺したところには、よく見ればわかるくらいの小さな傷跡が残り、数ヶ月かけて徐々に薄くなっていきます。
・術後３日間は、飲酒や激しい運動、長時間の入浴、サウナは避けてください。シャワーは翌日から可能です。