【水パイの改善方法】たるんたるんで柔らかく垂れやすいおっぱいの原因&治し方

皆さんは「水パイ」という言葉をご存知でしょうか。

「垂れ乳」や「プリンセスバスト」などは有名ですが、「水パイ」はあまり聞き慣れない表現かもしれません。そこで今回は、この「水パイ」という言葉の意味や特徴、原因、治し方について解説します。

「自分のバストは他の人とはなんとなく違う気がする……」と感じている方は、この「水パイ」に該当しているかどうかチェックしてみましょう。

＞＞垂れ・ハリのない胸にお悩みの方は「バスト・タイト」

 水パイとは？どのような意味？特徴は？

水パイとは「まるで水が入ったようなおっぱい」のことを意味します。

水という言葉から想像できる通り感触が非常に柔らかく「水風船のようなバスト」「軟乳」と表現されることも。

柔らかい、と言えば聞こえはいいかもしれませんが、水パイは「たるんたるん」「ふにゃふにゃ」した感触なのです。

つまり、水パイの最大の特徴は、とにかく「柔らかすぎてハリがない」という点につきます。

袋にジェルと水を入れたときのことを考えてみるとわかりやすいでしょう。ジェルを入れた場合、感触はもっちりしていて適度な弾力を感じられるでしょう。一方、水を入れた場合は、握るとすぐに潰れてしまいそうなほど柔らかいはずです。

どちらも柔らかい点では共通していますが、上向きでハリがあるバストに求められるのは前者の方。水パイのようにあまりに柔らかいとハリが出ませんし、柔らかさゆえにバストは垂れ気味になります。

バストの大きさに満足しているものの、

・10代の頃からバストにハリがなく、垂れ気味だった
・他の人よりバストの揺れ方が激しい
・姿勢をよくしてもバストだけだらしなく見える
・ブラジャーを外した途端にバストの位置が下がり、ボリュームがなくなる
・仰向けになるとバストの膨らみがほとんどなくなる

このような傾向が見られる場合は水パイかもしれません。

特に出産・授乳を経験しておらず、10代の頃から上記の項目に当てはまる方は、水パイである可能性が非常に高いと言えるでしょう。

 水パイの原因は脂肪？乳腺？

ではなぜ、ふにゃふにゃとハリのない、柔らかすぎる「水パイ」になってしまうのでしょうか。

原因は乳腺があまり発達していないことにあります。

実は、乳腺はバストの構成要素のうち1割に過ぎません。残り9割は脂肪です。しかし、たった1割であっても乳腺が発達していなければハリが保たれず、脂肪の柔らかさがストレートに出てしまいます。

もっと具体的に、水パイの内部で起こっている状況を説明してみましょう。

乳腺は乳管と小葉から構成されていますが、ちょうど乳管が木の幹、小葉が木の枝や葉のようになってバスト内に張り巡らされています。この2つが太くしっかり発達していればそれなりのハリが出ますが、発達していなければ弾力が失われてふにゃふにゃした状態に…。

結局、水パイは「バストの中の木」が細く・弱いために起こることだと言えます。

水パイだとバストが垂れやすくなる？

前述の通り、下垂は水パイによく見られる特徴の一つです。乳腺が発達していないため、バストを支えるクーパー靭帯にバストの重みの負担がかかり、伸びやすくなるからです。

また、水パイの方は水パイではない人と比べると脂肪が多く、バストが大きい傾向が見られますが、バストが大きいとその分クーパー靭帯への負担が増し、バストが下垂しやすくなります。

バストが下垂する要因は加齢です。これはクーパー靭帯やバストの皮膚の老化、更年期の脂肪増加によるクーパー靭帯へのダメージ（バストが重くなったことでクーパー靭帯が伸びる）などが代表的な例ですが、水パイの場合はここに乳腺が発達していないことによるハリのなさが加わりますから、水パイではない人と比べると下垂しやすくなると言えますね。

柔らかすぎてボリュームダウン？水パイのお悩み

柔らかすぎてハリがなく、垂れやすい––– 。これが水パイの特徴ですが、具体的な次のようなことでお悩みの方が多いようです。

ワイヤレスブラやカップ付きインナーが使えない

水パイはハリがないため、立った状態だとバストがストンと下に落ちるように垂れます。ですから、ワイヤレスブラやカップ付きインナーではバストをしっかりホールドできないのです。

また、ゆったりした下着を使いたいと思っても、水パイの場合は揺れが抑えられず、ちょっとした外出でさえ控えてしまうことも。

ブラジャーを着けるとバストにシワができる

下垂している分、バストの皮膚の伸びてしまうため、ブラジャーを着けると皮膚にシワができやすく、見た目が老けた印象になったり、きれいな谷間が作れなかったりすることがあります。

ノーブラファッションに挑戦できない

欧米諸国の有名人を中心に今注目を集めているノーブラファッション。ブラジャーを着けずにピタッとタイトなトップスを着るのがポイントですが、水パイの方にとってはかなり難易度が高いファッションでしょう。水パイはハリがなく下垂気味なのでバストラインがぼやけてしまい、上半身がだらしない印象になってしまうからです。

ブラジャー着用時と非着用時のボリュームの差が激しい

水パイであってもホールド力のあるブラジャーを使えば、ある程度はリフトアップできます。しかし、ブラジャーを着けないとバストはストンと下垂し、ボリュームもダウン。「パートナーにはこの差を知られたくない」と悩んでいる方が多いようです。

水パイの改善方法・治し方

垂れる、ハリがない、だらしない印象など、デメリットが目立つのが水パイです。水パイの特徴に該当する場合はなるべく早く対処したいところですが、水パイの改善方法や治し方にはどのようなものがあるのでしょうか。

 水パイの治し方①：女性ホルモンを増やして乳腺を発達させる

水パイの原因は乳腺が発達していないことによるハリのなさにありますから、女性ホルモンを増やして乳腺を強化する手が考えられます。

健康的な食事や十分な睡眠、適度な運動といった生活習慣を改善するのは基本中の基本。

また、女性ホルモンの分泌を促すキャベツやナッツ、エストロゲン（女性ホルモンの一つ）と似た働きをする大豆イソフラボンを多く含む食品を意識して摂る方法が挙げられるでしょう。

ただし、特定の食品を大量に摂取するとホルモンバランスが崩れて予期せぬ体調不良を招く恐れがあるため、適量を心がけましょう。これはサプリメントについても同じです。特にプエラリアを主成分とするサプリメントには注意してください。

プエラリアにはイソフラボンが大豆の約40倍含まれており、ホルモンバランスの崩れによる生理不順や不正出血、頭痛、腹痛、吐き気など複数の健康被害が報告されています。

サプリメントを摂取する場合は成分をよく調べ、摂取量を必ず守りましょう。

水パイの治し方②：減量してバストの脂肪を落とす

水パイは脂肪が多い傾向にあるため、減量でバストのボリュームを落として今までよりタイト見せつつ、重みで下垂を早まらないようにする方法もあります。しかし、バストのハリのなさ・柔らかすぎる感触は残ります。

 水パイの治し方③：乳房吊り上げ術（リフトアップ術）を受ける

上記2つの方法は効果の現れ方に個人差があるため、思ったような改善が見られない場合もありますが、体に直接手を加えて変化を起こす整形手術であれば、よりはっきりとした効果を実感できるでしょう。

水パイの治療法として挙げられるのは乳房吊り上げ術です。

これは下垂したバストをリフトアップするための手術法ですが、余分な皮膚や脂肪を取り除くことでぼやけたバストラインを引き締め、ハリを出すことも可能。

しかし、バストの大きさや下垂の程度によっては大掛かりな手術になるので体に負担がかかりますし、ダウンタイムの痛みも強くなります。

上記3点が一般的な水パイの改善方法・治し方ですが、実は最近、もう一つ新しい方法が登場しました。

それが高周波を活用した美容医療「バスト・タイト（エンブレイスRF）」です。

 水パイには南クリニックの「バスト・タイト（エンブレイスRF）」

「バスト・タイト（エンブレイスRF）」という最新美容医療をご存知でしょうか。

これは高周波（RF）で皮膚をはじめとする組織に刺激と熱を与えて顔や体を引き締める美容医療のことをいい、南クリニックでは患者さんの身体的・精神的負担を大幅に軽減できる新しい治療法として取り入れています。

「バスト・タイト（エンブレイスRF）」の引き締めメカニズム

エンブレイスRFを照射すると、高周波の高速振動による刺激と熱エネルギーが皮膚や靭帯の主成分であるコラーゲンに伝播しますが、これによりコラーゲンの生成を急速に活性化させ、各組織を弾力のある若々しい状態にすることができます。

これが「バスト・タイト（エンブレイスRF）」の引き締めメカニズムであり、バストの伸びた皮膚やクーパー靭帯をギュッと収縮させてハリを持たせれば水パイはもちろん、下垂したバスト（いわゆる垂れ乳）や皮膚のたるみもしっかり目に見える形で改善できるのです。

また、脂肪（正確には脂肪を囲っているコラーゲンの膜）に対しても収縮効果を発揮しますから、セルライトやぷるぷる揺れて振袖状態になった二の腕、ブラジャーからはみ出る脇肉、一般的な運動や筋トレでは落としにくいと言われる背中の脂肪・たるみにも対応できます。

「バスト・タイト（エンブレイスRF）」の水パイへの効果

水パイにエンブレイスRFを照射すると、バストの皮膚や脂肪周りのコラーゲンの膜、クーパー靭帯が収縮して乳頭の位置が上がり、バスト全体もタイトに。冷水で顔を洗った後の引き締まった肌を触るとハリが感じられるのと同じように、「バスト・タイト（エンブレイスRF）」の施術後は今までにないハリを実感できるようになるでしょう。

水パイ特有のぼやけたバストラインもくっきりして、若々しい上向きのバストになります。

切開不要！ 「バスト・タイト（エンブレイスRF）」の施術方法

「バスト・タイト（エンブレイスRF）」は、照射する部分に小さな穴を開けて電極を通し、皮膚の裏側から高周波を照射します。施術時間は30分～45分ほど。穴を開ける際は局所麻酔しますので痛みに弱い方でも心配無用です。

切ったり縫ったりする手術が不要なので、ダウンタイムは3日～1週間程度で済みます。体に大きな負担がかかりませんし、切開しないので傷跡が目立つリスクがグッと下がる点も大きなメリット。

術後は照射した部分が少し腫れますが、1週間程度でおさまるうえ、もし内出血が起こった場合でも約2週間で消えていきます。

ただし、術後3日間は飲酒やスポーツ、長時間の入浴は控えてください。この3日間は腫れを早めに引かせ、開けた穴からの細菌感染を防ぐために設けられた大切な期間です。

なお、高周波は熱を発しますが、施術者側が自由に温度設定できるので、火傷する可能性は限りなく低いと考えていただいて構いません。

南クリニックは1997年の創業以来、豊胸手術で患者さんが受けるストレスを少しでも軽くできる医療技術を探求してきました。

手術不要でダウンタイムがほとんどない新しい豊胸術「成長再生豊胸」はその一つ。そして今回、水パイの改善方法としてご紹介した「バスト・タイト（エンブレイスRF）」も、乳房吊り上げ術に代わる可能性を持つ新しい美容医療として、当院でも積極的にご紹介しています。

たるんたるんの水パイから卒業し、ハリのあるバストを目指そう！

「バストが柔らかすぎる」「10代の頃からハリがなくて垂れていた」といった悩みがあるものの、悩みの正体が一体何なのかよくわからない方は、今回取り上げた水パイなのかもしれません。

しかし、水パイの原因はわかっていますから、あとはそれぞれに合った改善方法や治し方を実践するのみです。

目に見える形でしっかり効果を出したいのであれば、乳房吊り上げ術や高周波を活用した「バスト・タイト（エンブレイスRF）」も積極的に検討してみましょう。

水パイでお悩みの方、体に大きな負担をかけずにバストを整形したい方はぜひ、南クリニックにご相談ください。

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まとめ

・水パイとは「まるで水が入ったようなおっぱい」を意味し、柔らかすぎてハリがないという特徴がある。

・「10代の頃からバストにハリがなく垂れ気味」「バストの揺れが激しい」「姿勢をよくしてもバストだけだらしなく見える」「ブラジャーを外したとたんにボリュームがなくなる」などの傾向がある場合は水パイである可能性が高い。

・水パイの原因は乳腺があまり発達していないためハリがなく、脂肪の柔らかい感触が出やすいことにある。

・水パイはハリがないためクーパー靭帯にバストの重みの負担がかかり、伸びやすい。結果、バストは垂れやすくなる。

・水パイの人は「ワイヤレスブラやカップ付きインナーが使えない」「ブラジャーを着けるとバストにシワができる」「ノーブラファッションに挑戦できない」といったことで悩むことが多い。

・水パイの改善方法・治し方には「女性ホルモンを増やして乳腺を発達させる」「減量してバストの脂肪を落とす」「乳房吊り上げ術を受ける」などの方法があるが、それぞれメリット・デメリット、注意点がある。

・最近、美容医療界で注目を集めている「バスト・タイト（エンブレイスRF）」も水パイに効果的。「バスト・タイト（エンブレイスRF）」は、高周波による刺激と熱エネルギーで皮膚や靭帯、脂肪を収縮させることで顔や体を引き締める効果を発揮する。

・水パイにエンブレイスRFを照射すると乳頭の位置が上がり、バスト全体が引き締まってハリが出る。水パイ独特のぼやけたバストラインもくっきりする。

・「バスト・タイト（エンブレイスRF）」は照射する部位に小さな穴を開けて電極を通し、皮膚の裏側から高周波を照射する。大掛かりな手術ではないので体に負担がかからず、ダウンタイムも3日～1週間程度で済む。

・南クリニックでも「バスト・タイト（エンブレイスRF）」という、バストのリフトアップやタイトニングを行っている。