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公開日2023.03.08最終更新日2023.08.01垂れ乳

張りのある胸を取り戻すには食べ物?サプリ?筋トレ?効果的なバストアップ方法とは

年齢を重ねるうちにバストの張りは徐々に失われていきます。断乳・卒乳後に急に張りがなくなってしまうことも少なくありません。

バストの張りは魅力的なバストになくてはならない要素です。

今回は、バストの張りが失われる原因や張りのある胸を取り戻す方法について解説していきます。

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「張りのある胸」とは?

「張りのある胸」は、皮膚の弾力と乳房の形・向きで作られます。

皮膚に潤いと弾力がある

皮膚は表面にある「表皮」とその下にある「真皮」でできています。

表皮は肌の潤いを保ち、外部からの刺激や異物・病原体の侵入をブロックする役目を果たします。こうした表皮の働きは「バリア機能」と呼ばれます。表皮には保湿成分のセラミドなどが含まれています。

真皮はコラーゲンやヒアルロン酸などでできています。コラーゲンは皮膚の構造を支え、弾力の源となり、ヒアルロン酸は潤いを保つ働きをします。

こうした物質の働きにより、皮膚には潤いと弾力が生まれます。そして、古くなった細胞が新しい細胞と絶えず入れ替わること(新陳代謝)によって、潤いと弾力が維持されています。

乳房が全体的にふっくらしている(そげていない)

デコルテ(バスト上端)からバストトップにかけて全体的にふっくらと丸みを帯びていることも、張りのある胸の条件です。

胸のデコルテ部分のボリュームが失われ、バストの上の方がそげた「そげ胸」になると、張りやしまりのないバストに見え、実際には垂れていないのに垂れているような印象を与えます。

バストが上向き(垂れていない)

上向きバストは非常に張りのある、生き生きとした印象を与えます。バストの膨らみが垂れ下がってしまうと、張りやしまりのないバストに見えます。

胸の張りが失われる原因

誰にでも共通してみられる原因は加齢と紫外線です。そのほか、ダイエット、断乳・卒乳、姿勢の悪さなども原因(きっかけ)になります。

加齢

加齢により皮膚の保湿成分やコラーゲンが減少し、新陳代謝も低下して、皮膚の張りが失われていきます。

また、乳房の上部は加齢の影響を初めに受けるところで、早ければ20代から胸の上部のボリュームが失われていき、次第にそげ胸になります。

さらに、40代以降になると女性ホルモンの減少により乳腺が減少し、全体的にバストの張りが失われて、脂肪が多めのバストになります。

バストを上向きに保っているのは、クーパー靱帯という結合組織です。加齢によりクーパー靱帯にはたるみが生じ、バストを支える力が弱まります。脂肪が多いバストは支えにくく、脇や下に流れやすいので、40代以降はとくにバストが垂れやすくなります。

紫外線

紫外線を浴び続けた皮膚では真皮の弾力性が低下し、張りが失われ、深いしわやたるみが生じます。

ダイエットによる脂肪減少

人間の体は基本的に「部分やせ」はできない仕組みになっています。大幅なダイエットをすると、バストの脂肪もたくさん失われて、そげ胸になったり、皮膚が余ってしわしわになったりして、胸の張りが失われることがあります。

断乳・卒乳後や減量後に起こるクーパー靱帯のたるみ

クーパー靱帯はバストが成長するとそれに合わせて伸びますが、一度伸びたものが縮むことはないので、バストサイズがダウンするとクーパー靱帯にたるみが生じます。これにより、バストを支える力が弱まって張りが失われます。

バストサイズが大きく変化するほど、クーパー靱帯のたるみは生じやすくなります。とくに、妊娠・出産期に大きくなったバストが断乳・卒乳後に元のサイズに戻るときにクーパー靱帯がたるみやすく、断乳・卒乳後の女性の多くが胸の張りが失われたと嘆くことになります。

大幅なダイエットでもクーパー靱帯のたるみが生じることがあります。

栄養不足やホルモンバランスの乱れ

偏った食事や不規則な睡眠、ストレス、病気などにより栄養不足やホルモンバランスの乱れが長く続くと、肌の潤い・張りが失われたり、バストの老化が早まったりします。

姿勢の悪さ

猫背だとデコルテが引っ込み、バストがやや下向きになって、そげ胸・垂れ乳のように見え、張りのない印象を与えます。

姿勢を正した状態では張りがあっても、いつも猫背だと周りからは張りのない胸のように思われてしまいます。

張りのある胸を取り戻すのに効果的な方法は?

張りのある胸を取り戻す方法としてよく挙げられるのは、大胸筋・背筋の筋トレ、バストアップクリーム、バストマッサージ、食事・サプリでの栄養素摂取、美容外科手術(豊胸術など)です。

筋トレの効果

乳房は大胸筋の上に乗っています。したがって、大胸筋を鍛えて盛り上がらせれば、その上に乗った乳房も持ち上げられて、胸の張りが改善するように思われます。

しかし、大胸筋が盛り上がるほど筋肉をつけることは女性にとっては非常に困難です。

実際にそこまで鍛えられたとしても、トレーニングによって脂肪が失われて乳房は小さくなり、大胸筋の上に乳房を付け足したような、不自然なバストになってしまいます。

また、乳房が上向きなのはクーパー靱帯のおかげであり、筋肉の働きは関係ないので、筋肉を鍛えても下垂は治りません。

大胸筋や背筋を鍛えれば猫背を改善することができるので、猫背で張りのない胸に見えてしまっている人であれば、筋トレによる姿勢矯正は効果的です。

マッサージの効果

胸の張りを改善するためのマッサージ法が各種のメディアで盛んに取り上げられていますが、マッサージにそのような効果を期待することはできません。

マッサージには、心身をリラックスさせたり、一時的に血流やリンパの流れをよくしたりする効果はあります。血流やリンパの流れが改善すれば、バストに栄養がとどきやすくなり、老廃物が出て行きやすくなるので、バストの健康が促進されると考えられます。

とはいえ、マッサージだけでバストアップしたり胸の張りが改善したりすることは考えにくいです。

また、あまり激しいマッサージを習慣的に行うと、クーパー靱帯が傷ついてかえって垂れ乳が進行する恐れがありますので、注意してください。

バストアップクリームの効果

バストアップクリームと呼ばれる製品には以下のような成分が配合されています。

  • 保湿成分:ボルフィリン、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など
  • 弾力・ハリを補う成分:セサフラッシュ、コラーゲンなど
  • 女性ホルモンに似た働きをする成分:大豆イソフラボン、プエラリアなど

バストアップクリームを塗ると、①の成分が皮膚のバリア機能を高め、②の成分が真皮の弾力を向上し、③の成分が乳房の発達を促進する、などと言われます。

しかし、バスト表面に塗ったクリームはせいぜい角質層(表皮の一番外側)までしか浸透しないので、真皮の弾力を回復したり乳房の発達を促したりすることは考えられません。

バストアップクリームに期待できるのは①の成分による保湿だけで、それであればとくにバストアップクリームでなくても普通の保湿剤で十分です。

食事・サプリで摂取する栄養素の効果

例えば以下のような栄養素がバストの張りを取り戻すのに有効な働きを持つとされます。

栄養素

働き

多く含む飲食物

イソフラボン

女性ホルモンのように働き、乳腺発達を促進

大豆・大豆製品(豆腐・納豆など)

ボロン

女性ホルモンの血中濃度を高め、乳腺発達を促進

きゃべつ、りんご、ナッツ、海藻など

ポリフェノール(アントシアニン、ルチンなど)

抗酸化作用で血管を正常化し、バストの健康を促進

ブルーベリー、チョコ、そば、柑橘類、生姜など

ビタミンE

抗酸化作用で血管を正常にし、バストの健康を促進

ナッツ、かぼちゃ、モロヘイヤ、うなぎなど

これらは確かに健康にとって重要な栄養素ですが、特定の栄養素を大量に摂取したからといってバストの張りが目に見えて改善されるということはありません。

不足している栄養素があれば、食事やサプリで積極的に摂取するとよいでしょう。しかし、特定の栄養素にこだわってそればかりたくさん摂取するのは無意味ですし、摂取量によっては健康を害します。

豊胸などの美容外科手術の効果

豊胸術でバストの中身を充実させることにより、乳房の張り感・弾力感を向上し、そげ胸・垂れ乳を改善することができます。

バストの皮膚やクーパー靱帯を引き締める手術によって、皮膚のあまりやクーパー靱帯のたるみを改善し、張りのある胸にすることも可能です。

筋トレ、マッサージ、バストアップクリーム、サプリなど、手軽にできる方法にははっきりした効果は期待できないので、バストの張りを本気で取り戻したい方は豊胸術などの美容外科手術を検討してください。

張りのある胸を取り戻すための豊胸術・美容外科手術

クリニックで行われている主な豊胸術とたるみ・垂れの改善に効果的な手術法を紹介します。

ヒアルロン酸注入

ボリュームを出したい部分にヒアルロン酸を注射する手術です。注射するだけなので手軽で、ダウンタイムがあまりなく、「プチ豊胸」の方法として人気です。

ただし、ヒアルロン酸の感触は硬めで、胸を触るとやや不自然に感じます。また、ヒアルロン酸は徐々に体に吸収されてしまい、半年~1年程度で効果が消失します。繰り返しの施術が必要になるので、コスパはよくありません。

さらに、大量の濃いヒアルロン酸を一箇所にまとめて注射したりすると、しこりができてしまうことがあります。

シリコンバッグ挿入

シリコンジェルを詰めたシリコン製バッグをバストに埋め込む手術です。シリコンバッグのサイズはかなり自由に選べるので、一度に大幅な(2カップ以上の)バストアップをしたいという方に向いています。

ただし、シリコンバッグを入れたバストの感触は自然とは言えません。服の上からでは目立ちませんが、見た目も不自然になりがちで、とくに裸で仰向けになったときなどに異物感が際立ちます。

シリコンバッグは劣化するので10年に1回ほどで入れ替えが必要です。

脂肪注入

無駄な脂肪のある部位から脂肪を採取して、胸に注入(移植)する手術です。

見た目・手触りが自然なのがメリットですが、痩せ型の人はあまり脂肪を採取できず、十分なバストアップができない場合が少なくありません。

成長再生豊胸

成長因子を注入して乳腺や脂肪の自然な成長を促す豊胸術です。

バストが発育するのにある程度時間がかかりますが、自然そのものの張りのあるバストを取り戻すことができます。回数を重ねることにより大幅なバストアップも可能です。

バスト・タイト(エンブレイスRF)

エンブレイスRFは高周波の力で皮膚や靱帯を縮める施術で、これをバストに適用するのがバスト・タイトです。

バスト・タイトでは、胸に極細のカニューレ(太めの注射針程度)を差し込み、バストの内側から高周波を照射して、余った皮膚やたるんだクーパー靱帯を引き締めます。

皮膚の外側から高周波を照射するタイプの施術もありますが、外側からでは皮膚・靱帯を縮める効果が弱まってしまいます。エンブレイスRFでは、針状の器具を差し込んで内側から高周波を当てることで、効果を高めています。

乳房を持ち上げる方法には、乳輪の周囲やアンダーバストなどをメスで切除してつなぎ合わせる手術(乳房吊り上げ術・バストリフト)があり、昔から行われています。

こうした手術は体へのダメージが大きく、ダウンタイムが長く、傷跡が残ったりつなぎ合わせた皮膚が不自然になったりしやすい、というデメリットがあります。また、クーパー靱帯の状態を改善することはできません。

エンブレイスRFは皮膚やクーパー靱帯自体を縮めるのでより自然な仕上がりになり、傷跡は針穴程度で目立たず、ダウンタイムも短めです(1日~1週間程度)。内出血が生じる場合もありますが、2週間程度で消失します。

エンブレイスRFだけだとバストのボリュームは増やせないので、成長再生豊胸や脂肪注入豊胸を併用するとなお効果的です。

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まとめ

  • 張りのある胸の条件は、皮膚に潤い・弾力があり、乳房が全体的にふっくらとしていて、上向きであること。
  • 加齢、紫外線、ダイエット、断乳・卒乳後のクーパー靱帯のたるみなどによりバストの張りは失われる。
  • バストの張りを取り戻すためには、筋トレやマッサージ、バスアップクリーム、特定の栄養素の摂取は効果的ではなく、豊胸術などの外科手術が必要。
  • 成長再生豊胸やバスト・タイト(エンブレイスRF)がとくにおすすめ。
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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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