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公開日2021.02.28最終更新日2021.04.19豊胸基礎知識

豊胸手術の種類…それぞれのメリット・デメリット、費用を比較

せっかく豊胸術を受けるなら、一生モノのバストを手に入れたい。そう思うのは当然です。後悔しないためには自身が受ける施術にはどんなメリット・デメリットがあり、ほかと比較してどう違うのかをしっかり理解しておく必要があります。今回は豊胸術の種類で悩んでいる人に向けて、代表的な豊胸術の比較から術後の未来まで丁寧に解説します。あなたに合った最適な豊胸術を選ぶためのキッカケになれれば幸いです。

代表的な4種類の豊胸術

豊胸術は大きくわけると4つに分類されます。豊胸インプラント(人工乳腺)を挿入するシリコンバッグ、ヒアルロン酸をバストに注入するヒアルロン酸注入法・身体の一部から脂肪組織を採取して注入する脂肪注入・成長因子を注入してバストを成長させる成長再生豊胸です。

それぞれ使用するものは違いますが、バスト内に何らかをプラスしてバストを大きくするという原理は共通しています。しかし入れる内容物によってメリットやデメリットに大きな差があります。一つひとつ丁寧に解説していきます。

           
イメージ 期待できるサイズアップ 手触り 効果の持続性 デメリットこんな人におすすめ費用
シリコンバッグ挿入法 希望に応じて選択できる やや不自然 10年ほど ダウンタイムが長い/見た目にバレやすい 一気に大きくしたい
ヒアルロン注入法 希望に応じて選択できる やや自然 半年~2年 持続性が短い/大幅なバストアップ不可/しこりができる 手軽に受けたい
脂肪注入法 1.5~2カップ 柔らかく自然 半永久的 大幅なバストアップ不可/通院が必要 自然な仕上がり
成長再生豊胸 1~2カップ 柔らかく自然 半永久的 大幅なバストアップ不可 自然な仕上がり

【大幅なバストアップが可能】シリコンバッグ挿入法

バストを手っ取り早く大幅に大きくしたい人にとってはシリコンバッグ挿入法が最適です。

ジェル状のシリコンをバスト内部に挿入。挿入口は脇もしくはアンダーバストで、全身麻酔(一部の医療機関では硬膜外麻酔)下による手術となります。事前に受診して術前検査を行い、術後はサポーターなどでの圧迫やマッサージが必要です。大幅なバストアップができる一方でダウンタイムが長く、人によっては痛みがひどくなることもあります。また、シリコンバッグは半永久的といわれていますが、寿命が15~20年と言われているので入れ替えが必要です。

メリット:シリコンバッグの大きさやサイズを自由に決められます。やせ型の方でもバストを大幅に大きくすることが可能です。

デメリット:①鎮痛剤でも抑えきれないほどの術後の痛みがあります。②体質によってはバストが固くなる被膜拘縮(ひまくこうしゅく)が起こる可能性があります。あくまでも人工物の為、見た目でバレることも。

こんな人におすすめ:とにかくバストをすぐ大きくしたい人

【注射で手軽にバストアップ】ヒアルロン酸注入法

スキンケアでもおなじみの成分「ヒアルロン酸」をバスト内部に注入する、比較的簡単な施術です。プチ豊胸とも言われており、切開の必要がなく手軽さがあります。ヒアルロン酸を、持ちを良くするために、人工的に分子同士に手を繋がせて、バストに注入する方法です。何回かに分けて注入することで、バストアップすることも可能です。

メリット:他の豊胸術と比べると一度の施術費用が抑えられ、施術時間も短い。弾力性と水分保持に優れたヒアルロン酸を注入するので、バストの柔らかな感触はかなり自然に近い雰囲気です。

デメリット:①効果の持続期間が半年~2年ほどと短い。②ヒアルロン酸の注入位置や量を誤ると、しこりになることがあります。 そのため極端なバストアップは不可能。 ③体質によってはすぐに吸収されてしまい高い費用をかけて施術を受けてもすぐに元の状態に戻ってしまう可能性があります。

こんな人におすすめ:手軽に受けたい人。一時的に大きくした人。

【細身と豊胸を同時に実現】脂肪注入法

患者さん自身の体から採取した脂肪を加工し、バスト内に注入する方法です。事前の通院や術後の消毒など、通院回数はある程度必要になります。自分の脂肪を注入するのでアレルギーが起こる可能性が少なく。見た目が自然です。部分痩せとバストアップが同時に叶い一石二鳥の豊胸術です。

メリット:痩せたい部分から脂肪をとり、増やしたいバストへ移植するため部分痩身の効果が得られます。

デメリット:①痩せ型の人の場合は採取できる脂肪が限られているため理想的な大きさまでバストアップできない可能性があります。②注入したすべての脂肪が定着するわけではありません。③脂肪の量や注入する場所によっては、しこりができる。④脂肪を吸引したパーツにもダメージがあり、ダウンタイムを考慮する必要があります。

こんな人におすすめ:自然な仕上がりにしたい人。豊胸と同時に細身になりたい人。

【成長因子でバストを育てる】成長再生豊胸

患者さん自身のバストが成長するようにコントロールする、まったく新しい豊胸システムです。現在バストの中にある脂肪に対して、細胞を大きくしなさい、細胞を増やしなさいと命令する「成長因子」を注射するだけの、非常にシンプルな施術です。加えて、乳腺の発達も促しますから、年齢や妊娠出産によって形の崩れたバストを、元の状態に近づけることも可能です。

メリット:成長因子とホルモンを注射で注入し自然なバストアップを図る。半永久的に残り続ける。

デメリット:①満足のいく結果を得るまで数回施術が必要なことがあります。②料金が高額

こんな人におすすめ:自然な仕上がりにしたい人。自身のバストを自然に成長させたい人。

バストアップしたその後はどうなる?

メリット・デメリット以外にも知っておきたいのは「術後のバストがどう変化するか」という点です。一つひとつ見ていきましょう。

シリコンバッグ挿入法…その後

術後、10年ほどは形を保ってくれますが、劣化したシリコンバッグを放置すると破損して炎症を起こしてしまうため、いずれは除去する必要があります。また、挿入後にずれてしまったり、硬くなって変形してしまったりする人もいるようです。

ヒアルロン酸注入法…その後

体内にあるヒアルロン酸と同じ成分を注入するため、ヒアルロン酸は時間とともに吸収されます。術後のバストは半年~2年でもとに戻ると考えていたほうが良いでしょう。

脂肪注入法…その後

ヒアルロン酸ほど吸収される量は少ないものの、1~5割は体内で分解されてしまうことがわかっています。術後の仕上がりは比較的自然な見た目と手触りですが、サイズ的には満足しない人が多いと考えていたほうが良いでしょう。

成長再生豊胸…その後

自分の乳房が成長するため、老化に伴う下垂・萎縮などは、元々サイズのある方と同様に、徐々に発生しますが、その豊胸効果は生涯に及ぶことが予測されます。

痛みの少ない豊胸術は?

豊胸別メリット・デメリット一覧表1
豊胸別メリット・デメリット一覧表2

これらの豊胸術は2種類に分類することができます。簡単にいうと、「手術するか・手術しないか」という点です。注射を注入する成長再生豊胸とヒアルロン酸はダウンタイム・痛みも少ないですが、手術が必要となるシリコンバッグと脂肪注入はダウンタイムが長く、痛みが強いものになっています。シリコンバッグや脂肪注入は効果が大きいですが、その分痛みがあるということを認識しておいた方がいいです。

豊胸術の費用比較

成長再生豊胸・・・1セットあたり35万~

シリコンバッグ・・・50~70万円前後

脂肪注入法・・・50~120万前後

ヒアルロン酸・・・10ccあたり3万~4万円前後

4つの豊胸術相場は下記の通りです。ヒアルロン酸と成長再生豊胸が安いようにみえますが、理想のバストアップを図るには数十万~数百万単位で費用が発生するので実際には費用面で高くつくということが往々にあります。

また、費用はクリニックによって大きく違う為、実際の料金を知りたい場合はクリニックごとの費用を参考にしてください。

まとめ

・代表的な豊胸術は3つ「シリコンバッグ挿入法」「ヒアルロン酸注入法」「脂肪注入法」「成長再生豊胸」。

・豊胸術にはそれぞれに良し悪しがあるので、自分に合った最適な豊胸を選びましょう。

【シリコンバッグ挿入法】

ダウンタイムが長いが、細身でも理想のサイズのバストアップ可能。

【ヒアルロン酸注入法】

注射なので手軽にできるが、吸収されて元通りになってしまう。

【脂肪注入法】

細身と豊胸を同時に実現できるが、全てが定着するわけではなく60~70%に落ち着く。

【成長再生豊胸】

成長因子で自身のバストを育てる事で自然にバストアップできるが、費用が高額。

成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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