電話ボタン MENU

コラム

column

公開日2023.10.26最終更新日2023.11.24シリコン

シリコンバッグによる豊胸術!種類・値段・ダウンタイムを徹底解説

シリコンバッグ豊胸はシリコンバッグを胸に挿入する豊胸術です。昔からある方法で、世間でもよく知られており、豊胸術の代名詞のように扱われることもあります。

シリコンバッグ豊胸はヒアルロン酸や脂肪を注入する豊胸術よりも大幅なバストアップが可能なのがメリットですが、数多くのデメリットもあります。

このコラムでは、シリコンバッグ豊胸を検討している方に向けて、シリコンバッグ豊胸のメリット・デメリットや手術方法・バッグの種類、料金相場などについて解説していきます。

>> 胸の垂れに効果的な新メニュー「バスト・タイト」の詳細はこちら

>> 南クリニックでは成長再生豊胸モニター募集中 !!

目次

シリコンバッグ豊胸とは

シリコンバッグとは、薄いシリコンでできたバッグにシリコンジェルなどを詰め込んだものです。シリコンバッグ豊胸では、脇の下などをメスで切開して胸の中にシリコンバッグを挿入します。

静脈麻酔か全身麻酔を施した状態で手術を行います。静脈麻酔では手術中眠ったような状態になり、全身麻酔では意識と自発的な呼吸が失われ、人工呼吸器の装着が必要になります。

シリコンバッグ豊胸のメリット

シリコンバッグ豊胸のメリットは、1度の手術で2カップを超えるような大幅なバストアップが可能なことです。これが可能な豊胸術は現在のところシリコンバッグ豊胸だけです。

シリコンバッグ豊胸のデメリット

シリコンバッグ豊胸は一気に大幅なバストアップを図りたい人にとっては魅力的な方法ですが、デメリットも多いという難点があります。

豊胸シリコンバッグは触り心地が不自然で、触るとわかる

シリコンバッグは人体組織とはまったく異なる人工物で、感触は本物のバストとかなり違います。

柔らかく作ってはありますが、あまり柔らかすぎても安定性がないので、それなりに感触は硬めです。シリコンバッグを直に触るとかなり柔らかく感じますが、バストに挿入すると周りの組織に圧迫されて、もっと硬くなります。

とくに、乳腺下に挿入した場合、胸を揉むとシリコンバッグの異物感が感じられる可能性が高いです。大胸筋下に入れた場合は、シリコンバッグではなく大胸筋の硬さを感じることがあります。

また、寒い時期やクーラーの風に長時間当たった場合などに、バッグが冷えてバストが異常に冷たく感じられることがあります。

豊胸シリコンバッグは形・動きが不自然

本物の乳房は、姿勢に合わせて中身が偏って、形が変わります。体を激しく動かせば、乳房が自然に揺れます。

しかし、シリコンバッグで豊胸した胸は姿勢によって形がほとんど変わらず、体を動かしてもあまり揺れません。そうした不自然さから豊胸がバレることがあります。

とくに、仰向けになったときにバレやすいです。脂肪や乳腺は横に流れてなだらかになりますが、シリコンバッグは形が変わらずに突き出して見えるので、異物が入っていることが分かってしまいます。

最近のシリコンバッグ製品には、姿勢によってある程度形が変わるようになっているものもありますが、まだ本物とは隔たりがあります。

シリコンバッグ豊胸は術後の痛みが強く、ダウンタイムが長い

術後数日間は激しい痛みが続きます。翌日などは体を動かすのもつらいほどの痛みになる場合があります。その後も、術後2週間程度の間は痛みが残り、バストに物が当たったりするとかなり痛みます。

内出血や腫れも生じます。バストが完全に落ち着くまでに3ヶ月程度はかかります。

シリコンバッグ豊胸は傷跡が残る

切開した場所に数センチ程度の傷跡が残ります。

脇の下を切開した場合は傷跡が比較的目立ちにくいですが、豊胸手術の知識がある人が脇の下の傷を見れば、豊胸の傷だと感づいてしまうかもしれません。

アンダーバストを切開した場合、サイズアップしたバストに隠れて普段は傷跡が目につきにくいですが、バストを持ち上げたりすれば目立つので、性行為の際にはバレやすいでしょう。

シリコンバッグ豊胸はカプセル拘縮などのトラブルがある

シリコンバッグを体の中に入れると、体の自然な働きにより周囲が薄い膜が作られます。この膜は薄ければ問題ありませんが、次第に厚くなってしまい、縮んでいくことがあり、そうなるとシリコンバッグが非常に硬くなって、変形したり位置がずれてしまったりすることもあります。これを「カプセル拘縮」と言います。

カプセル拘縮が起こると、バストの感触や見た目が損なわれるので、シリコンバッグの除去手術が必要になります。

カプセル拘縮を放置すると、膜の周りにカルシウムなどが蓄積して、石のように硬くなることがあります(「石灰化」と呼ばれます)。

そのほか、シリコンバッグがよじれてバスト表面に波打ち・シワなどが生じる「リップリング」や、バストに段差ができる「ダブルバブル」という現象が起こることもあります。

また、強い圧迫によってシリコンバッグが破損する場合もあります。バッグが破損して中身が流出すると、周囲の組織に炎症が生じる恐れがあります。

バッグの種類によっては破損しなくても周囲の組織に炎症や、非常に稀ですがリンパ腫(がんの一種)を引き起こすことがあります。

豊胸シリコンバッグは一生モノではなく、寿命がある

シリコンバッグは時間とともに劣化します。劣化すると破損やカプセル拘縮、リップリングなどのトラブルが生じやすくなります。

リコンバッグの寿命は個々の場合で異なりますが、一般的には挿入して10年経ったら入れ替えた方がよいとされています。10年経たなくても何らかのトラブルが発生することがあります。逆に、10年以上経過しても、何のトラブルも発生しないこともあります。

シリコンバッグ豊胸はどれくらいのサイズまで大きくできる?

シリコンバッグ自体はいくらでも大きく作れます。どれくらいの大きさのシリコンバッグを入れられるかは、バストの内部と皮膚にどれだけの余裕があるかによって決まります。

バストが大きい人ほど、バスト内部のスペースが大きく、皮膚の面積も広くて伸びやすいので、より大きなサイズのシリコンバッグを入れることができます。

バストの許容範囲を超えたシリコンバッグを入れようとすると、手術の際にバッグがねじれて折りたたまってしまいやすくなります。手術時には折りたたまりが起こらなかったとしても、時間が経つうちにねじれが進行して、折りたたまりが生じることもあります。

ダブルバブルも大きすぎるシリコンバッグが原因で起こります。

リップリングやダブルバブルが起こらなかったとしても、大きすぎるシリコンバッグで皮膚が無理に引き伸ばされて、空気を目一杯入れたボールのような、不自然な乳房になることがあります。

こうしたことを考慮すると、推奨できるバストアップの最大サイズは、おおよそ以下のようになります(これはあくまで目安で、実際には患者さんの体型・体質や医師の技量により多少変わります)。

  • バストが大きい人(Eカップ~):最大4カップ程度
  • バストが平均サイズの人(Cカップ~Dカップ):最大2~3カップ程度
  • バストが小さめの人(Bカップ以下):最大1~2カップ程度

シリコンバッグ豊胸の後悔例・失敗例

シリコンバッグ豊胸でよくある後悔・失敗の例は以下の通りです。

①感触・形・動きの不自然さのせいで周囲にバレた
②傷跡でバレた
③カプセル拘縮や破損のためバッグの除去が必要になった
④年齢とともにバストが垂れるにつれて、シリコンバッグの形が浮き出るようになった
⑤大きすぎるシリコンバッグを入れたために、リップリングやダブルバブルが起こった
⑥大きすぎるシリコンバッグを入れたために、パンパンに張った不自然なバストになった
⑦カウンセリングで「最新型のバッグだから感触が自然」「仰向けでもバレない」「一生持つ」と聞いていたのに、実際はそうではなかった

①~④はシリコンバッグ豊胸の基本的性質から生じる問題なので、こうしたリスクがあることは受け入れるしかありません。

「仕上がりが不自然でも、バレやすくてもいい、どうしても○カップまで大きくしたい」といった強い思いがある人でなければ、シリコンバッグ豊胸は後悔することになる可能性が高いでしょう。

⑤⑥は、診察・カウンセリングをきちんと行い、クリニックがリスクを説明して適切なサイズを提案し、患者さんの方でも無理な願望はあきらめるようにすれば、防げることです。

⑦はクリニックに責任があります。最近の製品は確かに感触や形・動き、耐久性が向上してはいますが、まだ自然とまでは言いがたく、時間劣化は防げません。クリニックの中には過剰な宣伝で契約を取ろうとするところもあるため、注意が必要です。

シリコンバッグ豊胸の手術方法の種類

シリコンバッグ豊胸では、「脇の下」か「アンダーバスト(乳房の下縁)」をメスで切開し、「乳腺下」「大胸筋膜下」「大胸筋下」のいずれかにシリコンバッグを挿入します。

▲「乳腺下」「大胸筋膜下」「大胸筋下」のいずれかにシリコンバッグを挿入

脇の下を切開した方が傷が目立ちにくいですが、大きなサイズのバッグを入れたい場合や、バストが垂れている方の場合、脇の下から挿入するのは難しいことがあります。そうした場合、アンダーバストを切開してシリコンバッグを挿入します。

シリコンバッグの挿入位置は、「乳腺下」「大胸筋膜下」「大胸筋下」の順に深くなります。それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

 

乳腺下法

大胸筋膜下法

大胸筋下法

挿入位置

乳房の下の乳房の深いところ

乳房と大胸筋の境目にある筋膜の下

大胸筋の下

メリット

・術後の痛みが少ない

・バストの感触が比較的柔らかい

・痛みが比較的少ない

・乳腺下法よりもバッグの輪郭が表面に出にくい

・バッグの輪郭が表面に出にくい

デメリット

・バッグの輪郭や感触が表面に出やすい

・体の姿勢・動きに合わせてバッグが動かず、不自然

・術後の痛みが強い

・体の姿勢・動きに合わせてバッグが動かず、不自然

・大胸筋が盛り上がるため、乳房の感触が硬くなることがある

向いている人

もともとのバストが大きい人

もとものバストが小さめ~平均的な人

もともとのバストが小さい人

豊胸シリコンバッグの種類

シリコンバッグの種類は「中身」「形」「表面の性状」で分類できます。

シリコンバッグの中身

シリコンバッグの中身は「ソフトコヒーシブシリコンジェル」が主流で、それ以外の中身(「生理食塩水」「ハイドロジェル」など)を使った製品を採用しているクリニックは、今はほとんどありません。

「コヒーシブシリコンジェル」は、粘り気が強いシリコンジェルで、バッグが破損しても中身が周囲に広がりません。そのため、炎症などのリスクが低く、除去も容易です。

初期のコヒーシブシリコンジェルは硬めで、感触や動きに問題がありましたが、柔らかいタイプ(ソフトコヒーシブシリコンジェル)が開発されて、不自然さが和らぎました。

柔らかすぎても形が保てないので、ちょうどよい性質を持ったジェルを各社が競って開発しています。

生理食塩水を入れたバッグは、安全性が高いものの感触が硬くて耐久性が低く、ハイドロジェルのバッグは感触がよいものの中身が漏れると人体に悪影響があることから、ともに使われなくなりました。

シリコンバッグの形

形は「ラウンド型」と「アナトミカル型」が基本です。

ラウンド型は浅いお椀を伏せたような丸い形で、バスト上部を中心に、バスト全体にボリュームを付けやすいのが利点です。

アナトミカル型は上部が薄く、下部が膨れて、しずくのような形をしているので、立った状態ではバストになじみやすいです。

どちらのタイプも形は一定で、姿勢や動きに合わせて大きく変形しないので、不自然に見えがちです。

最新型のシリコンバッグでは、立った状態ではアナトミカル型で、横たわるとラウンド型になる製品もあります。このタイプは姿勢に合わせて形を変えるのでかなり自然に見えますが、仰向けの状態ではやはりバッグの形が目立ってしまうことがあります(バッグの大きさにもよります)。

シリコンバッグの表面の性状

つるつるした「スムースタイプ」と、ザラザラの加工を施した「テクスチャードタイプ」があります。

スムースタイプは手触りがよいものの、カプセル拘縮が起こりやすいので、術後に定期的なマッサージを行って予防する必要があります。

最新型の製品では、スムースタイプでありながら表面加工でカプセル拘縮を起こりにくくしているものがあります。

ザラザラした「テクスチャードタイプ」はカプセル拘縮が起こりにくく、マッサージが不要ですが、感触では少し劣ります。

ザラザラの溝が深いテクスチャードタイプは、周囲の組織に炎症やリンパ腫(がんの一種)を引き起こすリスクが高いことが分かったため、現在は使われなくなり、代わりに、表面のザラザラを浅く(細かく)した「マイクロテクスチャードタイプ」が開発されました。

マイクロテクスチャードタイプは手触りも多少向上しています。

豊胸シリコンバッグの主な製品(モティバ・ベラジェル・MESMO)

豊胸用シリコンバッグはこれまでに多数の製品が開発されてきました、現在クリニックで用いられている製品ブランドは、モティバ、ベラジェル、MESMOなどが代表的です。

それぞれの製品の特徴を表にまとめました。一長一短があり、どれが最良ということは言えません。

ブランド

モティバMotiva 

ベラジェル  BellaGel

MESMO 

会社

Establishment Labs(アメリカ)

HansBioMed(韓国)

POLYTECH(ドイツ)

製品

ラウンドプラス(Round Plus)

エルゴノミックス(Ergonomix)

エルゴノミックス2(Ergonomix2)

スムースファイン(Smoothfine)

Meme

Replicon

中身

ソフトコヒーシブシリコン

ソフトコヒーシブシリコン

ソフトコヒーシブシリコン

ラウンド型

ハイブリッド型

ハイブリッド型

ラウンド型

アナトミカル型

表面

スムースタイプ(「スムースシルク」加工)

スムースタイプ

マイクロテクスチャードタイプ

特徴

・表面の「スムースシルク」加工で、炎症やカプセル拘縮のリスクを軽減

・大きさ・高さ・カーブ・重さが異なる数百種類の製品から選べる

・「エルゴノミックス/エルゴノミックス2」は姿勢によって形が変わり、バストの自然な動きを表現

・韓国で高いシェアを持つ製品で、アジア人のバストに合わせて開発

・自然な柔らかさと動きを表現

・100種類以上の組み合わせから選択できる

・形のキープ力に優れたジェルを使用

・表面はソフトなマイクロテクスチャードタイプで、手触りのよさとカプセル拘縮予防効果を両立

・複数の層からなるバッグで破損や中身の流出を防止

モティバの「エルゴノミックス/エルゴノミックス2」とベラジェルの「スムースファイン」はいずれもスムースタイプ・ハイブリッド型で、よく似ています。モティバの方は表面に特殊な加工を施してカプセル拘縮などのリスクを軽減しています。モティバの「ラウンドプラス」は他の製品より料金が低めです。

MESMOはマイクロテクスチャードタイプを採用しているのが特徴で、キープ力や安全性も優れています。

シリコンバッグ豊胸の料金相場

豊胸手術は自由診療なので、クリニックによって料金がかなり違いますが、相場は50万円~130万円程度です。

最新型のシリコンバッグを用いたものは料金が高く、モティバの「エルゴノミックス2」やベラジェルの「スムースファイン」、MESMOなどは100万円~130万円程度が相場です。

モティバの「ラウンドプラス」を用いた手術はこれより少し安く、60万円~100万円程度で受けられます。

安めの料金が設定されているメニューは、バッグの型が古い可能性が高いです。生理食塩水を詰めたバッグだと、30~40万円程度で受けられるクリニックもあります。

安いシリコンバッグ豊胸はある?安くても安全?

相場よりも安い金額を広告やホームページに載せているクリニックもありますが、宣伝方法や安全性に問題がありおすすめできません。お得な値段で手術を受けたければ、きちんとしたクリニックのモニター募集に応募するのがおすすめです。

格安クリニックは宣伝・勧誘方法や安全性に問題あり

相場より明らかに安い金額で宣伝しているクリニックは、宣伝・勧誘方法に問題があるか、仕上がりや安全性に問題があるかのどちらか(または両方)です。

たいていの場合、金額の安さはただの見せかけ(客を釣るための売り文句)で、実際に受診すると、「安いメニューではあまり大きくできない」「後遺症が残る」などと言って高額なメニュー・オプションを出してきます。

そして、手術のリスクや契約条件をきちんと説明せずにメリットだけ強調し、迷っている患者さんに対しては、「今日のうちに契約(施術)すれば割引する」などと言って即日契約・即日施術を強くすすめてきます(実際にはもともと必要以上に高額なメニューなので、割引しても割安にはならないことが多い)。

実際に相場より多少安い金額で手術を行うクリニックもありますが、カウセリングや手術が雑で仕上がりが悪く、衛生管理が不十分なために医療ミスや感染症・後遺症が起こりやすく、トラブルに対して十分なアフターケアを行ってくれません。

強引な勧誘で高額メニューの契約を迫るクリニックも、技術や安全性に問題があるケースが多いです。

最初のカウンセリングで「不審」「怪しい」「強引」といった印象を受けたら、そのまま契約することは避け、家に戻って冷静に考えてみることが必要です。

シリコンバッグ豊胸のモニターがおすすめ

安い値段でシリコンバッグ豊胸を受けたければ、カウンセリングなどをきちんと行う信頼性の高いクリニックで、豊胸モニターになるのがおすすめです。

豊胸モニターになると、術前・術後(ビフォー・アフター)の写真(症例写真)を提供したりインタビューに答えたりしてクリニックに協力する代わりに、割引料金(場合によっては無料)で手術を受けられます。

術後も定期的に何度か通院して写真撮影や経過観察などを受ける必要があり、そのためにかかる通院費用(交通費など)は自己負担となります。

豊胸モニターの場合、症例写真は顔出しなしで、デコルテからおへその上あたりまでを撮影するのが一般的です。インタビューなどの動画撮影が行われることもあります。

写真・動画は他の患者さんのカウンセリングで用いられたり、ホームページ・広告に掲載されたりと、様々な用途に用いられます。

モニターに採用された場合、手術の前にクリニックとモニター契約を結びます。モニター契約では、手術の内容・料金、モニターの協力内容、通院回数・日程、写真・動画の使用範囲、契約に違反した場合の罰則(罰金)などが定められます。

途中で通院しなくなったり、写真の撮影を拒否したりして契約に違反した場合、罰金の支払いなどが求められます。罰金は「通常料金とモニター料金の差額」の場合もあれば、それ以上の金額の場合もあります。

モニター契約を結ぶ際には、契約条件をしっかり確認しておきましょう。

シリコンバッグ豊胸のよくある質問

シリコンバッグ豊胸は谷間の形でバレるって本当?

本物のバストの場合、どんなに大きいバストでも谷間は「I」の字の形になります。これは左右の乳房が押しつけ合ってできる谷間です。

シリコンバッグを入れた胸だと、左右の乳房が押しつけ合って「I」の形になるだけでなく、バストの上の方にくっきりした丸い輪郭ができ、それが「I」とつながって、「Y」字型の谷間になることがあります。

Y字の谷間は、矯正力の高いブラで極端に「寄せて上げる」ことをした場合でもできることがあります。

したがって、谷間がY字だからといってシリコンバッグ豊胸をしているとは決めつけられないのですが、「Y字の谷間=豊胸やブラで作った谷間」と知っている人には豊胸を疑われてしまい、バレにつながる可能性があります。 

シリコンバッグはLEDで光るって本当?

LEDに限らず、シリコンバッグを入れた胸に強い光を当てると、赤く光ることがあります。「シリコン胸はLEDで光る」という情報は、テレビ番組で取りあげられてからインターネット・SNSを通して広まりました。

シリコンバッグが光るにはいくつか条件があり、条件がすべてそろうのはまれです。わざと光らそうとするのでなければバストが光ることはまずないでしょう。

シリコンバッグ豊胸をした胸が光る条件

  • バストの表面付近までシリコンバッグがある(体に合わない大きすぎるシリコンバッグ入れた場合や、胸の浅い位置にシリコンバッグを入れた場合)
  • 強力なライトを胸に押しつけるようにして当てる(ライトが胸から離れていると光のエネルギーが胸の中に伝わりにくい。LEDライトは光のエネルギーが前方に集中するので他のライトよりも強力)

周囲が暗い(明るいと光っても目立たない)

シリコンバッグ豊胸後はいつから性行為が可能?

豊胸後の性行為に関しては、「体への影響」「豊胸効果への影響」「バレへの影響」を考える必要があります。

術後1週間は切開した傷口が糸で縫い合わされている状態ですので、傷口周辺に刺激が加わらないようにすることが必要です。刺激が加わると傷口が開いてしまう恐れがあります。

術後数日間は何をしなくても激しく痛み、その後も2週間程度は胸を揉まれたりして力が加わるとかなり痛みます。

また、術後4週間(1ヶ月)くらいまでの間は、胸や切開部位に強い力が加わると傷跡の治りが悪くなったり、シリコンバッグの位置がずれてしまったりする恐れがあります。

したがって、「体への影響」「豊胸効果への影響」を考えると1か月程度は性行為を控えた方がよいでしょう。患部に刺激が加わらないように十分注意してくれる相手との性行為であれば、もっと早くから行うことも可能でしょうが、興奮のために不意に患部に力が加わってしまうリスクはあります。

性行為の相手にバレたくないのであれば、痛み・内出血・腫れが完全に引くまでは性行為を控えた方がよいでしょう。目安としては術後1か月半~2か月くらいです。

胸下を切開した場合は、傷跡が薄くなるまで待った方がよいでしょう。1年くらいすればかなり薄くなっているのが普通です。塗り薬・飲み薬やレーザー治療で傷跡を薄くする方法もあります。

シリコンバッグが破損するとどんな症状が出る?

中身が生理食塩水の場合、破損すると胸がしぼむのですぐわかります。生理食塩水は無害なので、炎症などの症状が生じる可能性は低いでしょう。

最近のシリコンバッグに用いられているコヒーシブタイプのシリコンジェルは、バッグが破損してもほとんど流れ出さないため、急に小さくなることはありません。

自覚症状がないため、破損に気づかず、放置してしまう例が多いですが、時間が経つにつれて炎症が広がって痛みが生じたり、バッグが硬くなったり、変形したりします。

少しでも違和感があったら、早めに医療機関で診てもらうようにしてください。

シリコンバッグ豊胸を受けていても妊娠・授乳は可能?

豊胸していると授乳に問題が生じるのではないかと心配する方が少なくありませんが、シリコンバッグが入っていても、通常であれば、授乳には問題がないと考えられます。

ただし、巨大なバッグが入っている状態だと、妊娠時にバストが大きくなる際に乳腺が圧迫されて炎症を起こし、母乳の産出・排出に悪影響が生じる場合があります。

>> 胸の垂れに効果的な新メニュー「バスト・タイト」の詳細はこちら

>> 南クリニックでは成長再生豊胸モニター募集中 !!

まとめ

  • シリコンバッグ豊胸では、脇の下やアンダーバストを切開して、シリコンバッグを挿入する。
  • 挿入位置はは3段階の深さがあり、浅い位置ほど痛みが少ないが、輪郭が浮き出やすい。
  • シリコンバッグ豊胸のメリットは一気に2カップ以上の大幅なバストアップが可能なこと。
  • デメリットは、触り心地・形・動きが不自然で、術後の痛みが強く、ダウンタイムが長く、傷跡が残り、複数のトラブルが起こる恐れがあり、10年1度は入れ替えが必要なこと。
  • もともと胸が大きい人は4カップ、平均的な人は3カップ、小さめの人は2カップ程度まで大きくできる。それ以上だとトラブルが生じるか、あまりに不自然なバストになる。
  • 「どうしても巨乳にしたい」という強い思いがある人でないと、シリコンバッグ豊胸は後悔する可能性が高い。
  • シリコンバッグには様々な種類があり、最近の製品は自然な動きを表現したりトラブルを予防したりするための工夫がしてある。
  • 料金の相場は50万円~130万円。
  • 相場より明らかに安い料金を表示しているクリニックには要注意。安く受けたければモニター応募がおすすめ。
  • シリコンバッグ豊胸で作った谷間はY字型で不自然なのでバレやすい。
  • 体・シリコンバッグへの影響を考えると術後1か月程度は性行為を控えた方がよい(バレたくなければ2か月)。
  • 最近のシリコンバッグは破損しても自覚症状が出ないことが多い。
  • シリコンバッグ豊胸をしていても通常は授乳に影響はないが、トラブルが生じていれば影響することがある。
この記事をシェア!

成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

関連コラム

無料カウンセリングの
ご予約はお電話にて
渋谷
03-5468-7595
受付時間
11:00~20:00
名古屋
052-951-5855
受付時間
10:00~20:00
※無料カウンセリングご予約後、キャンセルされる場合は、前日までに必ずお電話でご連絡ください。
お問い合わせフォーム 無料カウンセリング予約