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公開日2023.12.01最終更新日2024.01.26シリコン

シリコンバッグ豊胸は安いと危険?デメリットや料金相場を紹介

豊胸手術は料金が高いというイメージがあるかと思います。

たしかに、豊胸に限らず美容外科手術は安いとは言えず、シリコンバッグ豊胸もそれなりの料金がかかるため、できるだけ安い料金で受けたいという方が大半でしょう。

当院でも患者様から「そもそもシリコン豊胸の相場はどのくらい?」「相場より安い場合は安全なの?」などの相談を受けることが増えています。

本記事では、シリコンバッグ豊胸術の値段相場や安く手術を受ける方法のほか、格安クリニックの注意点などの情報を解説しています。

他にもシリコンバック挿入による豊胸のデメリットや医師おすすめの豊胸手術も紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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安いシリコンバッグ豊胸ってある?

シリコンバッグ豊胸の一般的な相場は50万~130万円ほどで、決して安いとは言えない金額です。

シリコンバッグ豊胸には様々な種類のシリコンバッグ製品が使われており、製品の種類によって料金が変わります。

費用が安いシリコンバッグは、製品の型が古めで、バストに入れたときの自然さや安全性は最新型よりも多少劣ります。

バッグの大きさで料金が変わると考えている患者さんが多いのですが、基本的には大きさでは料金は変わりません。ただし、あまりにも大きいバッグ(4カップも5カップも大きくするようなバッグ)だと、割増料金になることがあります。

逆に、1カップまでのサイズアップであれば相場の下限(50万円程度)で受けられる場合があるので、費用に懸念がある人はカップ数の調整を検討するとよいでしょう。

シリコンバッグ豊胸を安く受けられるクリニックはある?

美容外科手術は自由診療なので、クリニックごとに料金体系がまちまちで、中には格安料金をうたっているクリニックもあります。

モニターを随時募集しているクリニックもあり、モニターに採用されれば割安料金(または無料)で豊胸手術が受けられます。

格安料金をうたうクリニックの問題点

相場よりも明らかに安い金額で宣伝しているクリニックは、以下のよう問題点がある恐れが高いため、おすすめできません。

  • 手術の仕方や衛生管理に問題があり、トラブルが起きてもまともに対応してくれない
  • 表示料金に麻酔代やアフターケア代が含まれておらず、それらを入れると相場と変わらないか、かえって高くなる
  • 料金表示が分かりづらく、両胸の料金だと思っていたら片胸の料金だった
  • 格安料金は集客するための誇大広告で、受診すると高額なメニューを出してきて、即日契約を強引に勧めてくる
  • 扱っているシリコンバックの質が低く、仕上がりが悪かったりリスクが高くなったりする可能性も

誇大広告を出しているクリニックでは「本日中に契約すれば安く受けられる」と強く勧誘されることがあります。

被害を受けないためにもカウンセリングを予約する前に、口コミや評判をチェックしておくとよいでしょう。

モニターになってシリコン豊胸を無料・割引料金で受ける方法

クリニックのなかには豊胸のモニターを募集しているところがあります。できるだけ安く(しかも安全に)豊胸手術を受けたいのであれば、信頼できるクリニックのモニター募集に応募するという手段があります。

モニターは割引料金または無料で手術を受ける代わりに、ホームページや広告などで使用される手術前後の写真撮影やインタビューに協力する必要があり、割引率によっては顔出しが求められることもあります。

モニターはクリニックの都合で募集するものなので、手術の方法や時期が限定され、応募・採用の条件や、契約内容がその都度確認が必要です。

モニター制度を利用したい方は、クリニックのホームページなどを定期的にチェックして、応募要項をよく読んだ上で、応募してみるとよいでしょう。

シリコンバッグ豊胸のデメリットとシリコンバッグの種類

シリコンバッグ豊胸には様々なデメリットがあり、それを克服するためにシリコンバッグにさまざまな改良が加えられ、多種多様な製品が生み出されてきました。

この章ではシリコンバックのデメリットや種類のほか、シリコンバックが破損してしまった時の症状について解説します。

シリコンバッグ豊胸のデメリット

シリコンバッグ豊胸には以下のようなデメリットがあります。このうち、①~④は製品の改良によって多少改善されてきています。

①姿勢・動きに合わせて形が変わることがない
②とくに、仰向けになるとシリコンバッグの形が浮き出る
③触り心地が硬くて不自然で、寒い時期には冷たくなることもある
④シリコンバッグの周りに硬い膜ができる「カプセル拘縮」がが起きてカチカチに硬くなることがある
⑤術後の痛みが強く、ダウンタイムが長く、数センチ程度の傷跡が残る
⑥10年に1回はバッグの入れ替えが必要

シリコンバックは1回の施術で大きなサイズアップが期待できる点が魅力ですが、リスクやデメリットへの十分な理解が必要です。

シリコンバック豊胸のメリットとデメリットをよく比較した上で検討しましょう。

シリコンバッグの中身の種類

最近の製品はどれも、中身に「ソフトコヒーシブシリコンジェル」を使っています。

ソフトコヒーシブシリコンジェルが登場する前は、「コヒーシブシリコンジェル」や液体に近いシリコンジェル、生理食塩水などがよく使われていました。

液体に近いシリコンジェルは、バッグが破損すると中身が周囲に散らばってしまうため、炎症などのトラブルを引き起こしやすく、完全に除去することも難しいというデメリットがありました。

そういったデメリットを克服するために粘り気の強い「コヒーシブシリコンジェル」が開発され、よく使われるようになりました。しかし、やや硬めで感触が悪いという難点があったため、感触を柔らかく改良した「ソフトコヒーシブシリコンジェル」に取って代わられました。

生理食塩水を入れたシリコンバッグは安全性が高く、手術の傷も小さくて済みますが、包むバッグの柔軟性が低く、中身が漏れやすく、タイヤの空気が減っていくように長年の間に中身が減っていくという問題があるため、あまり使われていません。

シリコンバッグの形の種類

シリコンバッグの形は、従来「ラウンド型(浅いお椀を伏せたような形)」と「アナトミカル型(しずくのように上部が薄く、下部が膨れた形)」の2種類でした。

最近は、立った姿勢ではアナトミカル型で、仰向けになるとラウンド型になるタイプも増えています。姿勢に合わせて形が変わるので、仰向けなどになっても比較的自然に見えるのが魅力です。

例えば、モティバ(Motiva)の「エルゴノミックス/エルゴノミックス2」やベラジェル(BellaGel)の「スムースファイン」がこのタイプです。モティバには姿勢で形が変わらないラウンド型の製品もあります。

シリコンバッグの表面の種類

シリコンバッグの表面は「スムースタイプ」「テクスチャードタイプ」の2種類があります。

「スムースタイプ」はシリコンバッグの表面はつるつるでなめらかなタイプで感触はよいですが、カプセル拘縮が起こりやすいという難点があります。

カプセル拘縮を予防するには定期的なマッサージなどのメンテナンスが必要です。比較的高価であるモティバやベラジェルは、スムースタイプではありますが独自の加工でカプセル拘縮を起こりにくくしています。

「テクスチャードタイプ」は表面に溝を刻んでざらざらにしたタイプで、感触は多少劣りますが、カプセル拘縮が起こりにくく、術後のメンテナンスが不要です。

また、表面の溝が深いと炎症やリンパ腫(がんの一種)の発症リスクが高まることがわかったため、表面の溝を浅く(細かく)した「マイクロテクスチャードタイプ」が開発されました。「マイクロテクスチャードタイプ」はカプセル拘縮や炎症・リンパ腫が起こりにくいだけでなく、感触も多少向上しており、メスモなどの製品に使われています。

シリコンバックの表面の種類は、患者さんの希望や体質に合わせて医師と相談しながら選択していきます。

シリコンバッグが破損した時の症状は?

破損により中身が漏れてきたシリコンバックをそのまま放置してしまうと、炎症や感染を引き起こす可能性があります。具体的には下記のような症状が見られるようになります。

  • 胸が大きく腫れ上がる
  • 胸の張りがなくなる
  • バストの形が変形する
  • 強い痛みを感じる

シリコンバッグ破損初期は症状が見られないため、自覚症状がない人がほとんどです。

上記のような症状が出た時には入れ替えに大きな負担がかかってしまうことも。辛い症状を防ぐためにもアフターケアや定期検診が重要となります。

また破損で中身が漏れないタイプのシリコンバックであっても、破損すると形が崩れてしまうことがあるため定期的なメンテナンスは必須です。

シリコンバッグ豊胸の料金相場

最近の製品を使ったシリコンバッグ豊胸の料金の相場は以下のようになっています。

  • モティバ「エルゴノミックス2」……100万円~130万円
  • モティバ「エルゴノミックス」……70万円~120万円
  • モティバのラウンド型……60万円~100万円
  • ベラジェル「スムースファイン」……100万円~130万円
  • メスモ……100万円~130万円

相場より低料金のシリコンバッグ豊胸は、一昔前のバッグを用いている可能性が高いため、注意が必要です。

生理食塩水を入れたバッグだと、30万~40万円程度で受けられるクリニックがありますが、手触りがよくないのと、破損時には一気にサイズが減少するため、あまりおすすめできません。

シリコンバッグ豊胸をしている人の特徴

豊胸にはさまざまな術式がありますが、シリコン豊胸は多くの特徴があるためバレやすい傾向があります。

シリコン豊胸した人の主な特徴は次の通りです。

  • 仰向けで寝た時の形が不自然(横に流れない)
  • 触ると硬かったり冷たかったりと違和感がある
  • 脇や胸の下に傷跡がある
  • 胸の揺れ方が不自然
  • 谷間がY字(豊胸していない人、脂肪注入やヒアルロン酸での豊胸はI字)
  • LEDで照らすと光ってしまうことがある

特に揺れ方や仰向けで寝た時の形は特徴的なので、男性や豊胸経験がない人でも違和感を覚える可能性が高くなります。
豊胸がバレたくない人は、シリコン豊胸以外の手術を検討するとよいでしょう。

シリコンバッグ豊胸は何年持つ?

確かにシリコンバックの質は年々進歩していますが、どんなに質の良いシリコンバックでも「一生もつ」とは言い切れません。

ここではシリコンは一生とは断定できない理由と、入れ替える目安について紹介します。

シリコンバッグ豊胸は一生とは言い切れない

シリコンバックは一般的に劣化していく可能性が高いため、一回の施術効果が半永久的に続くとは言い切れません。

なぜなら、脂肪注入などの施術とは違ってシリコンバックが身体の組織として定着するわけではないからです。

ですが、最近「当院のシリコンは入れ替え不要で半永久」とうたうクリニックも増えています。

確かにシリコンバックは中身・形・表面において様々な種類があり、日々改良され続けていることで寿命が長くなっている傾向があります。

劣化が見られなければ特に入れ替える必要がありませんが、シリコンバックの破損や劣化は自分では気づきにくいため、何かちょっとでもおかしいと感じたらできるだけ早く受診することと、定期的な検診は必須となります。

シリコン豊胸は10年後に入れ替えが目安

シリコンバックは10年に1回の入れ替えが推奨されていますが、必須というわけではありません。

実際に、シリコンの質や患者様の状態によって10年未満で入れ替える場合もあれば、10年以上経過しても入れ替えが不要となるケースもあります。

またシリコンバックで大きくなったバストは加齢の影響を受けないため、年齢を重ねるにつれて胸だけハリのある身体が不自然だと感じることも。

そのためシリコンバックの状態に問題がなくても、入れ替えを行ったり他施術に切り替えたりなどのメンテナンスを行う人も増えています。

シリコンバッグ豊胸で後悔する前に知るべき失敗事例

シリコンバック豊胸で失敗と言われる事例には下記などがあります。

  • シリコンバック破損による腫れ
  • カプセル拘縮によりバストが硬くなったり冷たくなったりする
  • シリコンバックがズレて左右非対称になる
  • シリコンバックが変形し一部に突起が触れたり、表面が波打って見えてしまう(リップリング)
  • シリコンバッグの上に載っている乳房の組織が減少し、乳房の下に不自然な段差が生まれる(ダブルバブル)
  • シリコンバックを除去した際に凹んだような形になる(シリコンバックにより底面の組織が長年圧迫されていたため)

失敗の原因は医師の技術・知識不足とアフターケアや定期検診の不足などが考えられますが、人工物ゆえ拒絶反応や劣化は避けられないトラブルであり、これらのリスクを0にすることはできません。

シリコンバッグ豊胸の修正手術では、再びメスを入れる必要があるため傷跡や身体への負担も大きくなります。また費用もさらに発生するので結果的にかなり高額となってしまうことも。

信頼できる医師にお願いするのはもちろんですが、術後のアフターケアは入念に行い検診には必ず行くようにしましょう。

シリコンバッグ豊胸をやめた方がいい場合は?

下記のような人はシリコンバック豊胸が受けられません。

  • 授乳中の人
  • 血液凝固系に異常がある方
  • 乳房全摘術後の人

上記に該当していなかったとしても、次のような希望があればシリコンバック豊胸は向いていません。

  • バレずに徐々に大きくしたい
  • 傷跡を残したくない
  • 自然な触り心地、仕上がりにしたい
  • ダウンタイムの痛みが不安

上記のような希望を諦めず、理想のバストを叶えたい人には「成長再生豊胸」がおすすめです。
南クリニックの「成長再生豊胸」は成長因子製剤をバストに注入し、乳腺を発達させバストを育てていく豊胸術です。

一度成長したバストは本物のバストになるので、バストアップ効果は半永久的で触り心地も自然でふんわりとした仕上がりに。

また手術不要・注射のみで行う施術なので、傷跡が残る心配もありません。

徐々に成長させる治療と、すぐに大きくさせる治療の2種類を用意しているためさまざまな要望に答えることが可能です。

南クリニックでは成長再生豊胸のモニターを募集しているので、気になる人はぜひ一度ご相談にいらしてくださいね。

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まとめ

  • シリコンバッグ豊胸の相場は50万円~130万円で安いとは言えない。
  • 相場よりも安い料金を表示しているクリニックは、手術法や衛生管理、宣伝・勧誘方法に問題がある可能性が高く、おすすめできない。
  • シリコンバック豊胸を安い料金で受けたいなら、信頼できるクリニックのモニター制度を利用するのがおすすめ。モニターはクリニックの都合で募集するため、手術の方法や時期が限定され、応募・採用の条件・契約内容はその都度変わる。

  • モティバなどの質の良いシリコンバッグは〜130万円と高いが姿勢に合わせて形が変わるため比較的自然な仕上がりが期待できる。また独自の加工でカプセル拘縮などのトラブルが起こりにくくなっている。

  • 低料金のシリコンバッグ豊胸は破損すると中身が漏れてくるタイプのバックを使用している可能性がありリスクが高い。破損したまま放置すると「胸が大きく腫れ上がる」「強い痛みを感じる」などの症状が見られる。

  • シリコンバック豊胸は「バレずに徐々に大きくしたい」「傷跡を残したくない」などの希望がある人には向いていない。南クリニックの「成長再生豊胸」は注射のみで行う施術のため、傷跡が残らず徐々に大きくすることが可能。仕上がりも自然でふんわりしたバストが実現する。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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