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公開日2023.08.21最終更新日2023.09.13シリコン
安いシリコンバッグ豊胸ってある?安くておすすめの豊胸手術とは?

豊胸手術は料金が高いというイメージがあるかと思います。たしかに、豊胸に限らず美容外科手術は安いとは言えず、シリコンバッグ豊胸もそれなりの料金がかかります。
それでも、同じ手術ならできれば安く受けたいという方が多いでしょう。
このコラムでは、シリコンバッグ豊胸を初めとする豊胸術の値段の相場や安く手術を受ける方法などについて解説します。
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目次
安いシリコンバッグ豊胸ってある?
シリコンバッグ豊胸の一般的な相場は50万~130万円ほどで、決して安いとは言えない金額です。
シリコンバッグ豊胸には様々な種類のシリコンバッグ製品が使われており、製品の種類によって料金が変わります。
費用が安いシリコンバッグは、製品の型が古めで、バストに入れたときの自然さや安全性は最新型よりも多少劣ります。
バッグの大きさで料金が変わると考えている患者さんが多いのですが、基本的には大きさでは料金は変わりません。ただし、あまりにも大きいバッグ(4カップも5カップも大きくするようなバッグ)だと、割増料金になることがあります。
逆に、1カップまでのサイズアップであれば相場の下限(50万円程度)で受けられる場合があります。
シリコンバッグ豊胸を安く受けられるクリニックはある?
美容外科手術は自由診療なので、クリニックごとに料金体系がまちまちで、中には格安料金をうたっているクリニックもあります。
モニター募集を随時行っているクリニックもあり、モニターに採用されれば割安料金(または無料)で豊胸手術が受けられます。
格安料金をうたうクリニックの問題点
相場よりも明らかに安い金額で宣伝しているクリニックは、以下のよう問題点がある恐れが高いため、おすすめできません。
- 手術の仕方や衛生管理に問題があり、トラブルが起きてもまともに対応してくれない
- 表示料金に麻酔代やアフターケア代が含まれておらず、それらを入れると相場と変わらないか、かえって高くなる
- 料金表示が分かりづらく、両胸の料金だと思っていたら片胸の料金だった
- 格安料金は客を釣るための嘘で、受診すると高額なメニューを出してきて、即日契約を強引に勧めてくる
モニターになってシリコン豊胸を無料・割引料金で受ける方法
クリニックのなかには豊胸のモニターを募集しているところがあります。できるだけ安く(しかも安全に)手術を受けたいのであれば、信頼できるクリニックのモニター募集に応募するという手があります。
モニターになると、手術前後の写真撮影やインタビューなどに協力する必要があり、ホームページや広告で自分の写真などが使われることになりますが、その代わり、割引料金または無料で手術を受けることができます。
モニターはクリニックの都合で募集するものなので、手術の方法や時期が限定され、応募・採用の条件や、契約内容がその都度変わります。
モニター制度を利用したい方は、クリニックのホームページなどを定期的にチェックして、応募要項をよく読んだ上で、応募してみるとよいでしょう。
シリコンバッグ豊胸のデメリットとシリコンバッグの種類
シリコンバッグ豊胸には様々なデメリットがあり、それを克服するためにシリコンバッグに様々な改良が加えられ、多種多様な製品が生み出されてきました。
シリコンバッグ豊胸のデメリット
シリコンバッグ豊胸には以下のようなデメリットがあります。このうち、①~④は製品の改良によって多少改善されてきています。
①姿勢・動きに合わせて形が変わることがない
②とくに、仰向けになるとシリコンバッグの形が浮き出る
③触り心地が硬くて不自然で、寒い時期には冷たくなることもある
④シリコンバッグの周りに硬い膜ができる「カプセル拘縮」が起こることがある
⑤術後の痛みが強く、ダウンタイムが長く、数センチ程度の傷跡が残る
⑥10年に1回はバッグの入れ替えが必要
シリコンバッグの中身の種類
最近の製品はどれも、中身に「ソフトコヒーシブシリコンジェル」を使っています。
これが登場する前は、「コヒーシブシリコンジェル」や液体に近いシリコンジェル、生理食塩水などがよく使われていました。
液体に近いシリコンジェルは、バッグが破損すると中身が周囲に散らばってしまうため、炎症などのトラブルを引き起こしやすく、完全に除去することも難しいというデメリットがありました。
そうしたデメリットを克服するために粘り気の強い「コヒーシブシリコンジェル」が開発され、よく使われるようになりましたが、やや硬めで感触が悪いという難点があったため、感触を柔らかく改良した「ソフトコヒーシブシリコンジェル」に取って代わられました。
生理食塩水を入れたシリコンバッグは安全性が高く、手術の傷も小さくて済みますが、包むバッグの柔軟性が低く、中身が漏れやすいという問題があるため、あまり使われなくなりました。
シリコンバッグの形の種類
従来は、「ラウンド型(浅いお椀を伏せたような形)」と「アナトミカル型(しずくのように上部が薄く、下部が膨れた形)」の2種類でしたが、最近の製品には、立った姿勢ではアナトミカル型で、仰向けになるとラウンド型になるタイプもあります。姿勢に合わせて形が変わるので、結構自然に見えます。
例えば、モティバ(Motiva)の「エルゴノミックス/エルゴノミックス2」やベラジェル(BellaGel)の「スムースファイン」がこのタイプです。モティバには姿勢で形が変わらないラウンド型の製品もあります。
シリコンバッグの表面の種類
シリコンバッグの表面はつるつるでなめらかなタイプ(スムースタイプ)のほうが感触はよいですが、カプセル拘縮が起こりやすいという難点があります。カプセル拘縮を予防するには定期的なマッサージなどのメンテナンスが必要です。
モティバやベラジェルはスムースタイプですが、独自の加工でカプセル拘縮を起こりにくくしています。
表面に溝を刻んでざらざらにしたタイプ(テクスチャードタイプ)は、感触は多少劣りますが、カプセル拘縮が起こりにくく、術後のメンテナンスが不要です。
表面の溝が深いと炎症やリンパ腫(がんの一種)の発症リスクが高まることがわかったため、表面の溝を浅く(細かく)した「マイクロテクスチャードタイプ」が開発されました。このタイプはカプセル拘縮や炎症・リンパ腫が起こりにくいだけでなく、感触も多少向上しています。メスモなどの製品に使われています。
シリコンバッグ豊胸の料金相場
最近の製品を使ったシリコンバッグ豊胸の料金の相場は以下のようになっています。
- モティバ「エルゴノミックス2」……100万円~130万円
- モティバ「エルゴノミックス」……70万円~120万円
- モティバのラウンド型……60万円~100万円
- ベラジェル「スムースファイン」……100万円~130万円
- メスモ……100万円~130万円
低料金のシリコンバッグ豊胸は、一昔前のバッグを用いている可能性が高いです。生理食塩水を入れたバッグだと、30万~40万円程度で受けられるクリニックがあります。
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まとめ
- シリコンバッグ豊胸の相場は60万円~130万円で、安くはない。
- 相場よりも安い料金を表示しているクリニックは、手術法や衛生管理、宣伝・勧誘方法に問題がある可能性が高く、おすすめできない。
- きちんとしたクリニックで、安い料金で手術を受けたいなら、モニター制度を利用するとよい。
- モティバなどの最新型シリコンバッグは高いが、仕上がりが比較的自然で、トラブルも起こりにくくなっている
- 低料金のシリコンバッグ豊胸は、バッグの型が古かったり、耐久性が低かったりする。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
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当院には、
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