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公開日2023.08.02最終更新日2023.09.13豊胸基礎知識

豊胸手術で使うシリコンバッグの種類とおすすめバッグを徹底解説!

豊胸手術で使うシリコンバッグの種類とおすすめ製品を徹底解説!

豊胸手術で使うシリコンバッグは種類が豊富すぎて、どれを選んだらよいか分からないという方が多いのではないでしょうか。

このコラムでは、シリコンバッグ豊胸を検討している方に向けてシリコンバッグの種類をくわしく解説し、「モティバ」などの代表的な製品を比較しながら紹介します。

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豊胸で使うシリコンバッグの種類とは

豊胸で使うシリコンバッグにはさまざまな種類・製品があり、「中身」「形」「表面の性状」で分類されます。

  • 中身:コヒーシブシリコン、ハイドロジェル、生理食塩水など
  • 形:ラウンド型、アナトミカル型など
  • 表面の性状:テクスチャードタイプ、スムースタイプなど

豊胸シリコンの種類が多いのはデメリット克服のため

シリコンバッグ豊胸のメリットは、一気に2カップを超えるような大幅なバストアップが可能なことです。これができる豊胸術は今のところシリコンバッグ豊胸だけです。

その代わり、シリコンバッグ豊胸には以下のような多数のデメリットがあります。

  • 手触りが不自然
  • 姿勢・動きに応じて形が変わらないので不自然(とくに仰向けになったときにバッグが浮き出てバレやすい)
  • バッグが硬くなる「カプセル拘縮」などのトラブルが起こることが少なくない
  • 術後の痛みが強く、ダウンタイムが長い
  • 数センチ程度の傷跡が残る
  • バッグは時間とともに劣化し、10年に1回は入れ替えが必要

現在までにたくさんの種類のシリコンバッグが開発されてきたのは、こうしたデメリットを少しでも軽くするためです。バッグの改良により、①や②のデメリットは多少改善されてきています。

豊胸シリコンバッグの中身の種類

現在の主流は「コヒーシブシリコンジェル」です。他の種類はあまり使われませんが、比較のために解説しておきます。

バッグが破損しても安全な「(ソフト)コヒーシブシリコンジェル」

シリコンジェルは柔らかく、比較的自然な感触のバッグを作れるため、昔から豊胸手術に使われてきました。

かつては液体のように流動的なシリコンジェルが主流でしたが、これだとバッグの破損などで漏れ出したときに周囲の組織に散らばってしまうため、炎症などの症状を引き起こしやすく、ジェルを完全に取り除くことも困難です。

そこで、粘り気が強くて散らばりにくい「コヒーシブシリコンジェル」が開発されました。

初期のコヒーシブシリコンジェルは硬めで、感触が今ひとつでしたが、柔らかめの「ソフトコヒーシブシリコンジェル」が開発され、現在の主流となりました。

かつて使われた「生理食塩水」「ハイドロジェル」

シリコンジェルを詰めたバッグが一般的になる前は、生理食塩水(人の体液に近い食塩水)を詰めるのが主流でした。

生理食塩水バッグは中身が漏れても安全という利点がありますが、乳房らしい形をキープするため伸縮性の低いバッグで包む必要があり、感触は硬めです。中身が漏れやすく、耐久性も低いのも難点です。

ハイドロジェルは生理食塩水にムコ多糖類を混ぜたジェル状の物質で、生理食塩水よりも自然な形・感触の仕上がりが期待できるため、一時期よく用いられました。しかし、中身が流出すると人体に悪影響があるため、使われなくなりました。

豊胸シリコンバッグの形の種類

基本形は「ラウンド型」と「アナトミカル型」の2種類で、体勢によって形が変わる「ハイブリッド型」もあります。

バスト全体にボリュームを出しやすい「ラウンド型(お椀型)」

ラウンド型は、浅いお椀を伏せたような丸い形をしています。

ラウンド型のシリコンバッグは、バスト上部を中心に全体的にボリュームを出しやすい形状をしていますが、その反面、バッグの大きさや体の姿勢によってはバスト上部にバッグの輪郭が浮き出てしまいやすいのが難点です。

立位での形が自然な「アナトミカル型(しずく型)」

アナトミカル型は上部が薄く、下部のほうが膨らんでいて、しずくのような形をしています。そのため、立った姿勢ではラウンド型よりも乳房になじみやすく、形が自然に見えやすいです。

しかし、バストが垂れている人に用いると、垂れが強調されてしまう恐れがあります。

シリコンバッグ豊胸でもバレるリスクが低い「ハイブリッド型」

最近の製品では、立った状態ではアナトミカル型で、横になるとラウンド型になるタイプ(ハイブリッド型)もあります。

姿勢に応じて形が変わるので、比較的自然に見えます。ただし、バッグの大きさにもよりますが、仰向けの状態ではバッグの形が浮き出てしまうことがあります。

豊胸シリコンバッグの表面の種類

表面がつるつるの「スムースタイプ」と、ザラザラの加工を施した「テクスチャードタイプ」があります

触り心地が自然な「スムースタイプ」

スムースタイプのシリコンバッグは触り心地が比較的良好ですが、カプセル拘縮が起こりやすく、予防のために定期的なマッサージが必要です。

最近の製品だと、スムースタイプでも表面に特殊な加工を施してカプセル拘縮を起こりにくくしているものがあります。

豊胸手術後のメンテナンスが楽な「テクスチャードタイプ」

テクスチャードタイプのシリコンバッグは触り心地ではスムースタイプにやや劣りますが、カプセル拘縮が起こりにくく、術後のマッサージが不要です。

ザラザラの凹凸が深いテクスチャードタイプ(マクロテクスチャードタイプ)はリンパ腫(がんの一種)を発症するリスクが高いことがわかったため、それを採用していた製品は出荷停止になりました。

現在では凹凸が浅くてリンパ腫のリスクが低い「マイクロテクスチャードタイプ」が開発され、最新型の製品で用いられています。このタイプは手触りも多少改善されています。

豊胸シリコンバッグ製品のおすすめは?安いのはある?

シリコンバッグ製品にはたくさんのブランドがあり、ブランドごとに何種類かの製品があります。

日本の美容外科クリニックで現在よく用いられているのは「モティバ」「ベラジェル」「メスモ」の製品です。

それぞれの特徴を表にまとめました。

 

モティバMotiva

ベラジェル BellaGel

メスモMesmo

製品ラインナップ・手術料金相場

ラウンドプラス Round Plus:60万~100万円

エルゴノミックス Ergonomix:70万~120万円

エルゴノミックス2 Ergonomix2:100~130万円

スムースファインSmoothfine:100~130万円

Meme、Repliconなど:100~130万円

中身

ソフトコヒーシブシリコン

ソフトコヒーシブシリコン

ソフトコヒーシブシリコン

ラウンド型(ラウンドプラス)

ハイブリッド型(エルゴノミックス/エルゴノミックス2)

ハイブリッド型

ラウンド型(Meme)/アナトミカル型(Replicon)

表面

スムースタイプ(「スムースシルク」加工)

スムースタイプ

マイクロテクスチャードタイプ

特徴

・ハイブリッド型はバストの自然な動きを再現

・表面の「スムースシルク」加工で、炎症やカプセル拘縮のリスクを軽減

・タイプ・大きさ・高さ・カーブ・重さが異なる数百種類の製品から選べる

・韓国で高いシェアを持つ製品で、アジア人のバストに合わせて開発

・自然な柔らかさと動きを再現

・100種類以上の組み合わせから選択可

・形のキープ力に優れたジェルを使用

・表面はソフトなマイクロテクスチャードタイプで、手触りのよさとカプセル拘縮予防効果を両立

・複数の層からなるバッグで破損・流出を防止

最新型の製品は手術料金相場が同じで、特徴には一長一短があります。

モティバの「エルゴノミックス2」とベラジェルの「スムースファイン」はどちらも「ハイブリッド型・スムースタイプ」で、形・動き・手触りの自然さが売りです。強いて言えば、モティバは安全性(炎症やカプセル拘縮の予防)を重視し、ベラジェルは柔らかさを重視しています。

メスモはマイクロテクスチャードタイプで、安全性と手触りのよさを両立しています。姿勢で形が変わらないタイプなので、小さめのバッグを希望する方に向いていると言えます(大きいとバッグの輪郭が表面に出やすい)。

費用を少し抑えたい方は、モティバの「エルゴノミックス」や「ラウンドプラス」などがよいでしょう。

もっと安い料金(50万~60万円程度)が設定されている場合、バッグの型が古い可能性が高いです。どんなバッグを使用するのかカウンセリングの際に確かめ、納得できるのであれば、契約するのもありでしょう。

できる限り安い料金でシリコンバッグ豊胸を受けたいという方は、生理食塩水による豊胸か、モニターへの応募を検討してください。

モニターだと、生理食塩水による豊胸手術は30万~40万程度で受けることができます。ただし、提供しているクリニックは少数です。

モニター募集に応募して採用されれば、術前・術後の写真などを提供する代わりに無料または割引料金で手術を受けられます。

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まとめ

  • 豊胸のシリコンバッグは中身・形・表面で分類される。
  • シリコンバッグ豊胸にはたくさんのデメリットがあり、それを軽減するために様々なバッグの種類が生まれた。
  • 現在のシリコンバッグは中身にソフトコヒーシブシリコンを使っている。
  • シリコンバッグの形はラウンド型とアナトミカル型が基本で、最近の製品には姿勢によって形が変わるタイプもある。
  • シリコンバッグの表面は、手触りのよいスムースタイプとカプセル拘縮の起こりにくいテクスチャードタイプが基本で、最近の製品にはそれぞれのよさを兼ね備えたタイプもある。

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