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公開日2022.04.16最終更新日2022.05.25脂肪注入法
あなたの脂肪は吸引できない脂肪ばかり?脂肪吸引できる脂肪とできない脂肪がある?
脂肪注入法では、自分の脂肪を吸引して胸に注入し、バストを大きくします。気になる部分のサイズダウンとともにバストアップが叶うことから、大変人気のある豊胸術です。
しかし、すべての脂肪を採取できるわけではありません。人によっては、吸引できない脂肪が多く、脂肪注入法を受けられないケースもあります。
では、どのような脂肪であれば吸引ができるのでしょうか。脂肪の種類や脂肪注入豊胸の特徴・注意点などについて解説していきます。
目次
脂肪注入法とは
脂肪注入法は、自分の脂肪をバストに注入する豊胸術です。サイズダウンしたい部分から余分な脂肪を吸引して、注入に適した状態に加工した後、注射器を用いて胸に移植します。
シリコンバッグやヒアルロン酸などと違い、異物を入れないため、より自然で柔らかいバストに仕上がる点が特徴です。また、安全性も高く、半永久的な効果が期待できます。
脂肪には2種類ある
体脂肪には、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類が存在します。どのような違いがあるのか、それぞれの特徴や見分け方を確認していきましょう。
1.皮下脂肪
皮膚と筋肉の間にある皮下組織に蓄積する脂肪です。外部からの衝撃や寒さなどから身を守る役割を持ちます。体の表面に近いため、皮下脂肪がつくと見た目でもわかりやすいのが特徴です。
太ももやお尻など下半身を中心につく傾向があることから、皮下脂肪が多い人は「洋ナシ型肥満」と呼ばれます。また、男性よりも女性のほうが蓄積しやすいです。
2.内臓脂肪
胃や腸・肝臓などの内臓まわりに溜まる脂肪です。皮下脂肪のように直接感触を確かめることはできませんが、皮膚が硬くつまみにくい場合は、内臓脂肪の可能性が高いでしょう。
内臓脂肪が多い人は「リンゴ型肥満 」や「かくれ肥満」とも呼ばれ、お腹だけぽっこりと膨らんでいるように見えます。必要以上に蓄積してしまうと、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を引き起こすリスクが高まるため、注意が必要です。また短期間で蓄積しやすい分、燃焼が早い点も特徴で、男性につきやすい脂肪と言われています。
脂肪吸引できるのは皮下脂肪のみ
上述した2種類の脂肪のうち、脂肪吸引ができるのは皮下脂肪のみです。手術では、カニューレを使って脂肪を吸引していきます。内臓脂肪は胃や腸などの内臓に近い部分に蓄積する脂肪のため、カニューレを近づけるのは非常に危険性が高く、吸引することはできません。
脂肪吸引の適応部位
脂肪吸引ができるおもな部位は以下の通りです。
・顔(頬・あご) |
下半身につきやすい皮下脂肪ですが、顔や腕なども余分な脂肪がついていれば除去可能です。カウンセリングで、体型や気になる部位・脂肪のつき方などを確認した上で、実際の吸引箇所を決定します。
脂肪注入法で起こりうるトラブル
気になる部分のサイズダウンとバストアップが同時に叶う、魅力的な脂肪注入法ですが、次のようなトラブルが起こるリスクもあります。
・脂肪が定着しない
・しこりができる
・吸引した部位や注入した部位(バスト)に炎症や感染が生じる
それぞれ詳しく解説していきます。
1.脂肪が定着しない
体質や術後の過ごし方などによっては、脂肪に栄養や酸素を運ぶ毛細血管が張り巡らされず、注入した脂肪が壊死してしまうおそれがあります。うまく脂肪が定着しなければ、高いバストアップ効果は望めないでしょう。
2.しこりができる
注入する脂肪のサイズが大きいと、脂肪のまわりが石灰化を起こして、しこりができる可能性があります。
3.吸引した部位に炎症や感染が生じる
バストだけでなく、吸引した部分もケアを怠ると副作用が起こりやすくなるため、注意が必要です。「細菌感染が起こる」「見た目がボコボコする」「傷跡が目立つ」などのトラブルが挙げられます。
皮下脂肪が少ないと脂肪注入法は受けられない場合も
通常、脂肪注入法によって注入された脂肪は、そのほとんどが体内に吸収されます。そのため脂肪吸引をする際は、希望のバストサイズに必要な脂肪の約3倍もの量を吸引しなければなりません。
しかし、もともと皮下脂肪が少ない痩せ型の人は、大量の脂肪を採取することができず、手術ができない場合もあります。
そこでおすすめしたいのが、南クリニックで行っている「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」という新しい豊胸術です。
少ない脂肪でも高いバストアップ効果が期待できる「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」
成長再生豊胸とは、乳腺を発達させ脂肪を増やす効果のある乳腺の発達を促す成長因子製剤を胸に注射して、自然なバストアップを目指す豊胸術です。自分のバストを大きくする方法のため、自然な仕上がりが期待でき、半永久的な効果が得られます。
「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」では、採取した脂肪に成長因子製剤をプラスしたものを注入し、さらに術後に成長再生豊胸を行います。脂肪が後から徐々に増えていくため、従来の脂肪注入法のように大量の脂肪を吸引する必要はありません。痩せ型の人や、もともと皮下脂肪が少ない男性でも、無理なく自然にバストを大きくできます。
また、通常より少ない脂肪量でバストアップが可能なため、定着率が高く、しこりができにくい点もメリットです。
これまで脂肪注入豊胸を諦めていた人は、ぜひ一度「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」をご検討ください。
まとめ
・脂肪注入法とは、気になる部位から余分な脂肪を採取して、バストに注入する豊胸術。
・脂肪にはおもに皮下脂肪と内臓脂肪の2種類がある。皮下脂肪は女性につきやすく、一度蓄積すると落ちにくい。内臓脂肪は男性につきやすく、短期間で蓄積する分燃焼しやすい。
・脂肪吸引できるのは、皮下脂肪のみ。内臓脂肪は胃や腸などの内臓に近いため、採取するのは危険。
・脂肪注入法は自然なバストの仕上がりが期待できる一方で、「定着しない」「しこりができる」「吸引した部分に炎症が起きる」などのトラブルが生じる可能性もある。
・もともと皮下脂肪が少ない人は、バストを大きくするのに必要な脂肪量を採取できず、脂肪注入法が受けられない場合がある。
・「脂肪注入法」+「成長再生豊胸」は、少ない脂肪量で高いバストアップ効果が狙えるため、痩せ型の人や皮下脂肪の少ない男性にもおすすめ。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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