垂れた胸を解決する整形術5選～費用はどのくらい？

垂れた胸の解決策として、美容外科クリニックでの整形を選択する方が増えています。しかし、情報量が多い豊胸と比べ、垂れた胸の治療で行われる手術方法についてはあまり知られていないのが現状でしょう。

ここでは、垂れた胸を解決する整形術についてご紹介します。

>> 南クリニックでは成長再生豊胸モニター募集中 !!

 垂れた胸は巷にあふれる「垂れ乳対策」で元通りになる？

出産・授乳や加齢、ブラジャーを着用する頻度など、さまざまなことが原因で胸が垂れていきますが、一度垂れてしまった胸は個人の努力で元通りになるものなのでしょうか。世の中にはバストのリフトアップマッサージや大胸筋の筋トレなどの「垂れ乳対策」の情報が溢れていますが……実はこれらの対策を毎日欠かさず行っても、垂れた胸を根本的に解決することはできません。なぜなら、バストの位置を決定づけるクーパー靭帯は、一度伸びたり切れたりすると修復不可能だからです。

結局、垂れた胸を元に戻すには美容外科クリニックで整形するしかない、という結論に至ります。

実際、多くの美容外科クリニックでは、垂れた胸でお悩みの女性向けに、バストリフトアップの整形術メニューが用意されています。

垂れた胸を解決する整形術5選

では、美容外科クリニックで行われているバストリフトアップの整形術にはどのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

ここでは、代表的な整形術を5つご紹介します。

乳輪周囲切開法

乳輪の周りにある皮膚をドーナツ型に切除し、乳輪と乳首を希望の位置にまで引き上げてから縫い合わせる手術方法です。

垂れた胸の整形術の中では最も軽い手術とされ、軽度の下垂でお悩みの方に向いています。

垂直切開法

乳輪下部の皮膚をV字型に皮膚を切除し、乳輪と乳頭を引き上げた状態で縫い合わせる手術方法です。必要に応じて乳腺や脂肪も切除する場合があります。

乳輪周囲切開法と比べると切除する皮膚の量が多く、侵襲も大きくなりますが、リフトアップ効果は高くなります。

逆T字法

乳輪下部の皮膚を錨型に切除し、乳輪と乳頭を引き上げた状態で縫い合わせる手術方法です。必要に応じて乳腺や脂肪も切除する場合があります。

アンダーバスト部分（手で胸を下から持ち上げる際に手のひらに当たる部分）の皮膚を広範囲にわたって切除するため、最も侵襲度が高くなるものの、リフトアップ効果は抜群。胸が著しく下垂している患者さんにおすすめの手術方法です。

Goes法

乳輪の周りの皮膚を大きめの楕円形型に切除し、併せて余分な乳腺、脂肪も切除した後に乳輪と乳頭を引き上げた状態で縫い合わせる手術方法です。

胸のリフトアップと同時に胸全体のボリュームダウン（減胸）も可能なので、大きなバストでお悩みの患者さんにもおすすめです。

上胸にだけ脂肪やヒアルロン酸を注入する部分的な豊胸

上胸にお尻や太ももから採取した脂肪、またはヒアルロン酸を注入し、ふっくらさせることで垂れた見た目を修正する方法もあります。

最も有名な豊胸術であるシリコンバッグ挿入法は部分的な豊胸には適していないため、用いられることは少ないでしょう。

垂れた胸の整形費用はどのくらい？

美容医療では基本的に、大掛かりな手術になればなるほど費用が高額になる傾向にあります。垂れた胸の整形手術は大掛かりなものに分類されるため、費用も高額である点には覚悟が必要でしょう。

美容医療は自由診療であり、費用はクリニックによって幅があるものの、100万円～150万円ほどのところが多いようです。

手術に抵抗感がある場合は豊胸で修正するのもおすすめ

垂れた胸を元に戻す解決策はあるものの、手術に抵抗感や恐怖心がある場合は無理をせず、慎重に検討しましょう。

しかし前述のように、上胸にだけ豊胸し、ハリを持たせることで垂れた見た目を修正できる方法もあるので、こちらの方法もぜひ併せて検討してみてはいかがでしょうか。ただ、この方法は下垂が軽度でなければ十分な効果が十分に出ない可能性があります。

真横から見たときに胸の膨らみがわからないほど垂れている場合は、整形手術が有効です。

>> 胸の垂れに効果的な新メニュー「バスト・タイト」の詳細はこちら

>> 南クリニックでは成長再生豊胸モニター募集中 !!

まとめ

・バストの位置を決める要素となるクーパー靭帯は、一度伸びたりして損傷すると修復が不可能。したがって、リフトアップマッサージや大胸筋の筋トレなどの「垂れ乳対策」では垂れた胸は治らない。

・垂れた胸を元に戻すには美容外科クリニックで整形するのが確実。

・美容外科クリニックで行われているバストリフトアップの整形術には、乳輪周囲切開法や垂直切開法、逆T字法、Goes法、脂肪やヒアルロン酸による上胸の豊胸などがあり、それぞれ侵襲度やリフトアップ効果の高さに違いがある。侵襲度が大きい手術の方が引き上げ効果は高い。

・美容医療では基本的に、大掛かりな手術になればなるほど費用が高額になる傾向にあるが、垂れた胸の整形手術は大掛かりなものに該当し、100万円～150万円ほどであることが多い。

・真横から見たときに胸の膨らみがわからないほど垂れている場合は整形手術が有効であり、上胸だけ豊胸する方法はおすすめしない。