豊胸後いつから性行為が可能でしょうか？性行為のときにバレるの？

まず、豊胸がバレにくくなる時期について考えてみましょう。

性行為で豊胸がバレるきっかけは、以下の4つです。

①手術跡が目につく
②バストの内出血や痛みなどが怪しまれる
③バストが急に大きくなったことが怪しまれる
④バストの感触や動きが不自然だと思われる

これらのうち①と②のリスクは、手術から時間をおくことで小さくすることができます。手術のダメージが回復し、傷跡がわからなくなってから性行為をすればよいわけですね。

現在クリニックで行われている主な豊胸術は、シリコンバッグ挿入法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法、成長再生豊胸の4種類です。

シリコンバッグ挿入法では、脇の下やアンダーバストを切開してシリコンバッグをバストに埋め込むという大がかりな手術をします。手術後1～2ヶ月程度の間は傷跡や痛みなどから気づかれる恐れが高いでしょう。

脂肪注入法では、余分な脂肪を吸引してバストに移植します。手術後しばらくは脂肪を吸引した部位に痛みや傷跡が残り、バストにも内出血や腫れが生じます。これらが収まってから性行為を行うのがよいでしょう。目安としては手術から1ヶ月後くらいです。

ヒアルロン酸注入法と成長再生豊胸では、傷跡や痛みなどがほとんどないため、時期はとくに気にしなくてよいでしょう。

③と④は、手術から時間が経てばわからなくなるというものではなく、気づかれるときは気づかれます。バレるのを避けるには、別の方法を考える必要があります。

バレにくい豊胸術を選べばよいのです。仕上がりが自然で、バストがゆっくりと大きくなるような豊胸術がベストです。

豊胸前のあなたを知らない相手であれば、サイズの変化を知られる可能性は低いため、仕上がりの自然さだけ考えて選んでもよいかもしれません。

仕上がりの自然さで言えば、脂肪注入法と成長再生豊胸です。

シリコンバッグ挿入法の場合、乳房を揉まれたときにバッグの硬い感触が伝わってしまい、バレることがあります。

また、形や動きの不自然さからバレることもあります。とくに仰向けや横向きに寝そべったときにバレやすいです。本物のバストであれば乳房がなだらかに広がったり垂れたりしますが、シリコンバッグは寝そべってもほとんど形が変わらないため、とても違和感があります。

ヒアルロン酸注入法の場合、バストに注入するヒアルロン酸というのは、そのままでは結構硬いので、揉まれたときにバレやすいです。

バストの中身は主に乳腺と脂肪でできているので、脂肪注入法で脂肪を増やして大きくしたバストは感触や形がかなり自然で、その点ではバレにくいでしょう。

成長再生豊胸では、成長因子という物質を注射し、バストを思春期の頃のような状態にして、乳腺や脂肪を自然に発育させます。したがって、仕上がりは自然そのものです。

バストは少しずつしか発育しないので、希望のバストになるまである程度時間がかかりますが、そのおかげで豊胸したことがバレにくく、自然に大きくなったと思わせることもできます。

仕上がりが自然で、ゆっくり大きくなる、という2つの条件を満たす豊胸術は、成長再生豊胸だけです。手術の傷や痛みもないため、バレにくさの点で成長再生豊胸は最も理想的と言えます。

そうですね。成長再生豊胸はどんな相手に対してもバレにくい豊胸術と言えます。

それは豊胸術によりますし、性行為のやり方にもよります。

シリコンバッグ挿入法の場合、術後の数日は何をしなくてもバストに強烈な痛みがありますし、術後2週間くらいの間はバストに力が加わるとかなり痛みます。また、手術から抜糸までの1週間は切開部位が糸で縫い合わされた状態になっています。

この時期はかなり注意して性行為を行わないと痛みがきついでしょうし、胸を激しく揉まれると、傷が悪化したり、治りが遅くなったり、バッグの位置がずれたりする恐れがあります。

セックスの相手が豊胸のことを理解し、あなたの体を十分にいたわってくれるという確信があるなら問題ないでしょうが、そうでなければ、揉まれても痛くなくなるまで性行為は避けたほうがよいでしょう。目安は術後2週間から1ヶ月程度です。

風俗の仕事をされている方には、そのくらいの期間は仕事を休むように推奨しています。

脂肪注入法の場合も同様です。術後1ヶ月程度は胸に力が加わると痛み、注入した脂肪にも悪影響が出る恐れがあるため、セックスを避けるか、胸を揉まれないように注意する必要があります。

傷や痛みは胸よりも脂肪を吸引した部位のほうが大きいので、セックスのときに刺激しないようにしなければなりません。とくに抜糸までの1週間は注意が必要です。

ヒアルロン酸注入法の場合、術後数日間は強く揉まれたときなどに痛みや腫れが出ることがあるため、セックスを避けるか、胸を揉まれないように注意してください。

通常の成長再生豊胸の場合、とくに性行為に制限はありません。ただし、南クリニックで行っている「成長再生豊胸F」の場合は少し注意が必要です。

「成長再生豊胸F」では成長因子と一緒に細胞外マトリックスの成分を注入します。この物質の体積で、術後すぐにバストアップした状態になります。これはヒアルロン酸を注入した状態と似ていて、術後数日間は強く揉まれたときなどに多少痛みが出たりすることがあります。