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公開日2021.07.06最終更新日2021.08.20脂肪注入法
【豊胸】脂肪注入で失敗しないために気を付けるべき5つのポイント
脂肪注入法は豊胸術の中でもメジャーな施術ですが、失敗のリスクを懸念されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
他の豊胸術とは違い脂肪吸引も行う必要があるため、体への負担を考えると安易に手術を受けるのではなく適切な対策を講じたクリニックを選ぶことをおすすめします。
今回は、脂肪注入法で失敗しないために気を付けたいポイント5選を中心に詳しくお伝えしていきたいと思います。
目次
脂肪注入法でよくある失敗例とその原因
まずは、脂肪注入法による豊胸術で見られる失敗例とその原因についてご紹介します。
定着率が想定と違った
脂肪注入法は、シリコンバッグ挿入法とは違い注入した脂肪が全てバストに留まるとは限りません。
- 注入した脂肪細胞が異物として排除されてしまう
- 細菌に感染し白血球が働き脂肪が定着しない
- 注入量が多すぎてバストの内部の圧力が高まり細胞が壊死する
などのトラブルが起こり得るためです。
注入した脂肪細胞が異物として排除されてしまうことはよくあることなので、あらかじめそれを見越した量の脂肪を注入します。しかし、その際の加工法がずさんだったり、手術を行う環境の衛生管理ができていないと細菌に感染するリスクがあります。
1度に注入する脂肪の量が多すぎても、皮膚の伸縮性が追いつかずバスト内部の圧力が高まり血行不良が置きやすくなってしまいます。毛細血管が働かなくなると注入した脂肪に酸素や栄養が届かず、定着せず排除・吸収されたり、しこりなど他のトラブルに発展する恐れもあります。
しこりができてしまった
脂肪注入した細胞のサイズが大きいと、しこりに変化することもあります。これは、バストの中で発生した炎症が長引くと、脂肪の周りにカルシウムが固まる石灰化によるものだと考えられています。
脂肪注入によるしこりを作らないためには、
- 注入する脂肪を小さいサイズに加工する
- 炎症しないように抗生物質などを処方
などの対策が有効だとされています。
脂肪吸引した部分にトラブルがある
脂肪注入法ではバストだけではなく、脂肪を取る部分のケアも飛行して行わなければなりません。
- 吸引の仕方が不適切で見た目がボコボコする
- 痛みがずっと続く
- 炎症や細菌感染によるトラブルが発生した
ということがないように、吸引技術も豊富で丁寧な施術を行うクリニックを選んでください。
カウンセリングが適当、聞いたことを答えてくれない、など施術前の段階で不審に思う場合は無理に手術を受けないよう気をつけてください。
脂肪注入法で気を付けたい5つのポイント
脂肪注入法で気を付けたいポイントを、5つ厳選してご紹介していきます。
脂肪加工の方法を確認
脂肪の加工方法や定着率は、クリニックごとに異なります。定着率は80%以上の数字が望ましいです。カウンセリング時などに、加工法について詳しく聞いて確認しておきましょう。
また、可能であれば症例写真も術後すぐのものでなく、注入した脂肪の吸収が終わる3ヵ月後の写真を見せてもらう方がよいでしょう。
注入する脂肪を小さくする
注入する脂肪が大きいとしこりになりやすいことは、先ほどご説明した通りです。定着率を高め、トラブルを未然に防ぐためには「少量ずつバラバラに」が基本。アメリカのシドニー・コールマン医師が提唱した「コールマンテクニックでも、脂肪は小さな粒状にして注入することが提唱されています。
1ヵ所に大量に脂肪を注入すると、異物が1か所に集まることになるので定着するために必要な酸素や栄養が行き届かなくなり、結果として定着しにくくなってしまいます。
南クリニックでも、小さく加工した細胞を複数箇所から少量ずつ注入しています。
皮膚の伸びやすさや体質を確認
体質や体型などによって、バスト部分の皮膚の伸びやすさが異なります。
特に日本人は、
- 胸郭が狭い
- アンダーバストが小さい
- 皮膚が硬く伸びにくい
という特性を持つ人も多く一度の豊胸術で大幅なバストアップがしにくい傾向があります。
もちろん個人の体質などにもよりますが、あまりに大量に脂肪を注入するのはトラブルの元にもなるのでなるべく避けた方がベターでしょう。
利用のサイズと吸引できる量を確認する
適切な脂肪注入量は、クリニックにより判断が異なります。私たち南クリニックでは、片胸に付き150~250㏄までが適切な注入量と判断しています。それ以上の量だと、少しずつバラバラに注入してもバストの内部で脂肪のかたまり同士がくっつき炎症が発生して、逆に吸収されてしまいやすいと考えているためです。
また、体型によっては吸引する脂肪の量が多いとその部分に負荷がかかり、見た目も悪くなる可能性があります。特に体脂肪率が低い方や、やせ型の方は注入したい量と吸引できる脂肪の量のバランスを事前によく医師と相談する必要があります。
マッサージやダイエットはNG
術後3ヵ月ほどの脂肪が定着するまでは、バストのマッサージは避けてください。定着率の低下や、脂肪の壊死に繋がりかねません。
また、体脂肪を落とすダイエットも控えましょう。体の栄養や水分が不足した状態が続くと、注入した脂肪にも栄養が行かず壊死や排出などにより、定着率の低下を招きかねません。
南クリニックの脂肪注入法とは?
南クリニックの脂肪注入法では定着率100%を目指し、「成長因子添加法」という加工方法を採用しています。成長因子を脂肪に添加して注入する方法で、これまで美容外科での皮膚の若返り施術や、歯科の歯周病治療に利用されてきた方法を応用したものです。
添加された成長因子は、ゆっくりと時間をかけてバストの脂肪や乳腺に働きかけます。そのため、従来の方法と比較しても高い定着率が期待できるのです。
まとめ
・脂肪注入法で気を付けたいポイント① 脂肪の加工法と定着率を確認する
・脂肪注入法で気を付けたいポイント② 固まりで脂肪注入していないか確認する
・脂肪注入法で気を付けたいポイント③ ご自身の体質、体格、肌質に最適な量を注入する
・脂肪注入法で気を付けたいポイント④ 希望の量を吸引できるかについても要確認
・脂肪注入法で気を付けたいポイント⑤ 術後3ヵ月はマッサージ、ダイエットは避ける
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
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