コラム
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公開日2021.06.30最終更新日2023.11.28脂肪注入法
「脂肪注入法」は胸が小さくなるって本当ですか?
「バストは大きく、気になるお腹はスリムに!」
バストアップとシェイプアップが同時に叶う脂肪注入法は人気の豊胸術ですが、その一方で「しばらくしたら胸が小さくなった」との話も多く、これから脂肪注入法を検討する方ならこの真偽は絶対に確認しておきたいところです。実際に胸が小さくなる場合があるのは事実で、以下のような場合に胸が小さくなることがあります。
①同じ場所に大量の脂肪を入れる
②良質な脂肪を注入していない
③脂肪注入法後の不適切な生活習慣
以降、詳しく解説していきます。
目次
自然で効果も長持ち……良いこと尽くめの「脂肪注入法」の失敗例はある
脂肪注入法は、太ももやお腹から採取した脂肪をバストに注入する豊胸術です。人の脂肪を使うので見た目も感触も自然。また、脂肪を吸引することでボディラインにメリハリもつくため、バストアップとシェイプアップが一度に実現できる、まさに一石二鳥な豊胸術として人気があります。
しかし、こうしたたくさんのメリットの一方で、「しばらく経ったら胸が小さくなってしまった」といったネガティブな話も。残念ながら、注入した脂肪が徐々に少なくなっていったために、胸が小さくなる場合があるのは事実です。
注入した脂肪がなくなってしまう原因とは?
何かと邪魔者扱いされがちな脂肪ですが、実は人間の体を守る大切な組織。そのため、脂肪がその役割をきちんと果たすには、脳や心臓と同じように酸素と栄養が必要です。したがって、脂肪注入法で注入した脂肪にも酸素と栄養が必要になりますが、これらが途絶えると壊死し、バストに定着せず体に吸収されて消えてしまいます。
つまり、脂肪注入法で胸が小さくなってしまう原因は、「酸素と栄養不足による脂肪の壊死」というわけです。この残念な現象が起きてしまう理由には主に次の2点が挙げられます。
同じ場所に大量の脂肪を入れる
実は、バストに入れた脂肪の一定量は体内に吸収される運命にあります。そのため、「少しでも多く残るように」と多めに脂肪を注入することがあるのですが、これは脂肪が壊死するリスクを高めてしまう方法です。
前述の通り、脂肪が体内に吸収されずバストに定着するには酸素と栄養が必要ですが、バストアップさせる場所に大量の脂肪を注入してしまうと脂肪の層が厚くなり、深部まで酸素と栄養が届きにくくなってしまうのです。分厚いお肉であればあるほど、中まで火が通りにくいのと同じ状況を想像してみるとわかりやすいでしょう。
したがって、脂肪をバストに定着させるには、少量を少しずつ、ばらばらに注入しなければならず、医師の技術はもちろん、時間をかけた丁寧な施術が求められます。
良質な脂肪を注入していない
また、脂肪がバストに定着するには注入する脂肪自体が良質のものでなければなりません。そのためには、吸引した脂肪からできる限り不純物を取り除き、バスト内で活性化して定着しやすいように加工する必要がありますが、この加工技術が高くないと結局、壊死しやすくなってしまいます。
脂肪注入法後の生活習慣
術後の生活習慣も脂肪の定着率を左右します。酸素と栄養を送る毛細血管が作られにくくなるマッサージやうつ伏せ寝、締め付けの強い下着の日常的な装着などはその例です。
また、喫煙も血管を収縮させて血流を悪くするため、定着率を下げる原因になります。
脂肪注入法で失敗しないためのポイント
脂肪注入法でバストアップを成功させるには、「注入した脂肪にいかに生命力を与え、定着させるか」が重要になります。
現在、脂肪注入法を真剣に検討している方は採取した脂肪を最大限に活かすためにも、次の点に気をつけてください。
脂肪注入法の症例数が多く、技術力の高いクリニックを選ぶ
当然のことですが、脂肪注入法を受けるのであれば、経験豊富で技術力の高いクリニックを選ぶべきです。症例数はもとより、技術についても細かくチェックしましょう。
具体的には、「使う器具と脂肪の加工・注入方法」です。脂肪吸引する際に使われる細い管(カニューレ)は脂肪が塊にならない細いものが理想で、注入に使われる注射針も同じです。また、採取した脂肪の加工方法についても確認しておきましょう。加工のステップが素人目にもごく簡単なものだった場合は、施術の再検討をおすすめします。
注入方法については「細かく、少しずつ」を重視しているかがポイントです。
脂肪の定着率もチェック
脂肪注入法に自信のあるクリニックであれば、きちんと脂肪の定着率を公表しているはずです。
当然定着率は高い方が良いことに越したことはありませんが、思ったより定着率が低い場合は、その理由も尋ねてみましょう。脂肪注入法と一口に言っても、クリニックによって施術内容や工程、使用する薬剤などが異なるからです。
術後は医師の指示を守る
注入した脂肪が定着するよう、医師からは術後の生活について指示がありますので、これは必ず守るようにしましょう。バストを締め付ける下着や喫煙は医師の許可が出るまで我慢してください。
なお、「脂肪の定着率の心配なんてしたくない!」という方は、脂肪を自分のバストの中で増やして大きくする南クリニックの成長再生豊胸を検討してみてはいかがでしょうか。他の場所から脂肪を移植しないので壊死や定着率など一切考えなくて済みますし、急激に体重が落ちない限りバストアップ効果は半永久です。
まとめ
・脂肪注入法はバストアップとシェイプアップが一度にできるので人気があるが、術後しばらくすると胸が小さくなってしまうことがある
・術後に胸が小さくなる理由は注入した脂肪の壊死。そして壊死は脂肪に毛細血管が通らず、酸素と栄養が不足することから起きる
・脂肪の壊死を防ぐには、バスト内で活性化しやすくなるよう加工した脂肪を少しずつ、分散させながら注入する必要がある
・術後の生活習慣も脂肪の壊死の原因となる
・脂肪注入法での失敗を防ぐには、クリニックの「使う器具と脂肪の加工・注入方法」と「脂肪の定着率」を確認し、術後は医師の指示に従うことが大切
・脂肪の定着率を心配したくない場合は、バスト内の脂肪を増やす南クリニックの成長再生豊胸を検討してみるのも手
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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