コラム
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公開日2021.03.31最終更新日2021.04.19豊胸Q&A
豊胸術は授乳に悪い影響を与えますか?
ご相談者様
将来、母乳で赤ちゃんを育てたいと考えています。母乳への影響を考えると、豊胸術は諦めたほうが良いですか?
20代前半で豊胸をした患者さんから、よく聞かれる質問です。心配される気持ちは分かりますが、ほとんどの場合、豊胸をしても母乳に影響はありません。
母乳に危険なものが混ざってしまうことはありませんか?
母乳は乳腺でつくられ、乳管を通って乳頭に運ばれますが、豊胸術でボリュームを出すのは脂肪の部分。ですから、母乳に異物が混ざる可能性は極めて低いのです。
100%安心して大丈夫でしょうか?
母乳に何かが混ざるというよりは、授乳が困難になるケースは確かにあります。
最も多いのは、シリコンバッグを挿入している場合です。シリコンバッグは10年ほどで寿命を迎えるのですが、それ以上の期間、バストに入れたままにしていると、バッグの周囲が硬くなり炎症を起こすことがあります。痛みや腫れが起こり、授乳するのは難しくなってしまうでしょう。
痛そうですね。他の豊胸術ではそのようなことはありませんか?
脂肪注入法やヒアルロン酸注入法でもあり得ます。注入したものがかたまりとなって、石灰化やしこりができると、バスト内で炎症が起こります。シリコンバッグと同様に、痛みが生じて授乳を妨げてしまうことがあります。
豊胸によるトラブルが起きていなければ、母乳育児に問題が出ることはありませんか?
豊胸術であまりにも大きなサイズアップをしている場合は注意が必要でしょう。バスト内のスペースを無理に広げて異物を入れているわけですから、それでなくてもバストはパンパンに張った状態です。
そこに、さらに母乳でバスト内の容積を広げるわけです。母乳をつくる乳腺や、母乳を運ぶ乳管が潰されて、乳腺炎を起こす可能性が高まります。
乳腺炎になると、母乳育児はできませんか?
乳腺内で母乳が詰まり、炎症を起こすので、痛みや腫れが起きたり、ひどい場合、発熱や頭痛、倦怠感に苦しむこともあります。乳腺炎になったら、一時的に母乳育児を中止して治療をする必要があります。
どのような治療ですか?
マッサージで乳腺や乳管の通りを良くしたり、抗生物質や消炎剤を使うこともあります。マッサージは大きな痛みを伴います。
怖いですね……母乳に影響を与えない豊胸術はないのでしょうか?
南クリニックで行っている「成長再生豊胸」であれば、バストに異物を入れないので母乳への影響はありません。将来の母乳で育児をしたい人に、安心しておすすめできます。
まとめ
・豊胸術で入れた異物が、母乳に混ざる可能性はほとんどない。
・長期間シリコンバッグを入れたままにしている人は、バッグの劣化に注意。
・脂肪注入法やヒアルロン酸注入法は、しこりや石灰化に気をつける。
・バストを大きくし過ぎると、乳腺炎になりやすい。
・母乳育児に安心な豊胸術は「成長再生豊胸」。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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