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公開日2023.02.01最終更新日2023.05.15垂れ乳
垂れ乳防止に筋トレ・ナイトブラは本当に効果的?美容外科医が教える解決法
ツンと上を向いているバストはどこから見てもきれいであり、スタイルがよく見えるものです。そのため、多くの女性はできる限り垂れないよう心がけていますが、筋トレやナイトブラの着用はその代表的な例でしょう。しかし、これらは本当に垂れ乳防止に効果があるのでしょうか。
目次
筋トレやナイトブラは本当に垂れ乳防止に効果がある?
大きくて丸い、形のいいバストでも、垂れ気味になると一気に老けた印象を与えてしまうものです。ですから、世代を問わず多くの女性が垂れ乳防止の対策を実践するわけですが、皆さんも「筋トレが効く!」「ナイトブラを着けた方がいいらしい」というような話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
では実際、筋トレとナイトブラは垂れ乳防止に効果があるのでしょうか。
この点、結論から言うと「直接的な効果が期待できるほどではないが、間接的であれば一定の効果がある」ということになります。曖昧な回答になってしまいましたので、具体的に解説していきましょう。
筋トレやナイトブラは加齢による下垂を止められない
垂れ乳になる要因は加齢です。バストはクーパー靭帯という組織によって吊り上げられていますが、年齢を重ねればお肌や骨が衰えるのと同じようにクーパー靭帯も衰えていきます。その結果、年齢を追うごとにクーパー靭帯が伸びてしまって細くなり、バストは下垂していくのです。しかも、このクーパー靭帯は一度伸びてしまうと元には戻りません。
人間も生物である以上、加齢に伴う肉体の衰えは避けられませんから、いくら毎日筋トレし、毎晩ナイトブラを着用してもバストの下垂は止められないのです。
「考えようによってはいい影響がある」のが筋トレやナイトブラ
ただ、筋トレで大胸筋を鍛えることで姿勢がよくなったり、ナイトブラを着用することで不安から解放されてよく眠れたりするようであれば、それはそれで効果があると言えるのではないでしょうか。姿勢が整えば必然的に胸を張るようになって見栄えがよくなりますし、質のいい深い眠りは女性ホルモンの分泌を促してバストにハリが出ます。
つまり、筋トレやナイトブラは「考えようによってはいい影響がある」といった位置づけなのです。
先ほど、垂れ乳になる要因は加齢だとお伝えしましたが、この点を突き詰めて考えてみれば、筋トレやナイトブラよりもっと効果的垂れ乳対策は、「徐々に衰えてくるクーパー靭帯にむやみやたらにダメージを与えない対策」だということにお気付きになるのではないでしょうか。
今日から実践!筋トレやナイトブラ以外の効果的な垂れ乳防止対策
前述の「徐々に衰えてくるクーパー靭帯にむやみやたらにダメージを与えない対策」とは、つまるところ、クーパー靭帯を労わる生活習慣を心がけることにほかなりません。
たとえば、次のような習慣は垂れ乳防止には非常に有効です。
運動する際は必ずスポーツブラジャーを着用
運動するときは必ず、ある程度ホールド力があるスポーツブラジャーを着用しましょう。動きによるクーパー靭帯への衝撃はクーパー靭帯が弱る原因になります。上下運動が伴うスポーツをしている方は特に注意してください。
「太る・痩せる」を繰り返さない
太るとバストに脂肪がついてサイズアップしますが、同時にクーパー靭帯も皮膚も伸びます。そして、痩せても以前と同じようには戻りません。こうした、「太る・痩せる」を繰り返すと下垂に拍車がかかるため、できる限り適正体重の維持を意識しましょう。
食事と睡眠を見直す
栄養バランスのいい食事、質のいい睡眠は女性ホルモンの分泌を促し、バストにハリやツヤをもたらします。
美容、そして健康のためにも、夜更かしはしないようにしましょう。
妊娠中からブラジャー選びに注意する
女性ホルモンの大量分泌でバストが大きくなる妊娠中は、締め付け過ぎず、緩すぎないマタニティブラで無理せずクーパー靭帯を守ってください。「妊娠中はブラジャーを着けたくない」という妊婦さんもいらっしゃるかもしれませんが、苦しくない程度に着用した方がクーパー靭帯を保護できます。
在宅時でもなるべくブラジャーを着用する
「家にいるときぐらいはブラジャーなしで過ごしたい!」。こう語る方が多いですが、在宅時でもブラジャーを着用した方がクーパー靭帯への負担を減らせます。一般的なブラジャーよりホールド力が弱い家用のリラックスできるブラジャーでも構いません。
在宅時のブラジャーといえばナイトブラもこれに該当しますが、ストレスにならないのであれば着用してもいいと思います。しかし、少しでも窮屈さやイライラを感じる場合は着用しない方がいいでしょう。こうしたストレスは睡眠の質を下げるからです。
美容外科医が教える垂れ乳のベスト解決法は「バストの整形手術」
年齢を重ねても絶対に胸が垂れない女性はいませんから、さまざまなライフステージを経ていく中で「体とはそういうものだ」とある程度受け入れることも大切です。しかし、下垂の程度は人によって千差万別であり、同年齢の方と比べてあまりに下垂が目立つ場合は、バストをリフトアップする整形手術を検討してもいいかもしれません。
美容医療が筋トレやナイトブラなどの自宅ケアと違うのは、さまざまな施術・手術で体に直接手を加えることで、目に見える効果が出ること。
下垂が軽度である場合は、大掛かりなリフトアップ整形手術ではなく、注射で上胸だけ豊胸し、垂れた見た目を修正できることもあります。
「垂れ乳をなんとかしたい」と悩んでいる方は、リフトアップ整形手術や部分的な豊胸を検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
・胸が垂れる要因は加齢にある。しかし、筋トレやナイトブラは加齢による下垂を止められない。
・筋トレやナイトブラは、垂れ乳防止に直接的な効果が期待できるほどではないが、間接的であれば一定の効果がある。つまり、垂れ乳防止策として絶対に必要なことではない。
・筋トレやナイトブラよりも、垂れ乳防止に効果があるのはクーパー靭帯を労わる生活習慣にある。たとえば、スポーツブラジャーの着用やダイエットの繰り返さないこと、栄養バランスのいい食事と質のいい睡眠、妊娠中のマタニティブラの着用、在宅時のブラジャー着用など。
・バストの下垂が目立つようであれば、バストのリフトアップ整形手術や部分的な豊胸を受ける手もある。
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