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公開日2023.04.13最終更新日2023.07.31垂れ乳

産後、胸の垂れが戻らない…。ハリのあるバストに戻す方法は?

産後には急に胸が垂れてしまう女性が多く、クリニックにたくさんの相談が寄せられます。「マッサージや筋トレがよいと聞いて試したけど垂れが戻らなくて……」という患者さんがよくいらっしゃいます。

今回は、産後に胸が垂れて戻らない理由や、垂れを改善する方法について解説します。

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産後に胸が垂れて戻らない理由

産後には妊娠中に大きくなったバストが縮小します。バストが縮小すると、バストを支えているクーパー靭帯にたるみが生じ、胸が垂れます。

妊娠から産後にかけてのバストの変化

妊娠するとプロラクチンというホルモンが増えて乳腺が発達し、バストが平均2カップ程度大きくなります。

乳腺は母乳を生み出す器官で、プロラクチンは母乳の分泌を調節するホルモンです。

プロラクチンは妊娠中に増え続け、分娩直前にピークに達します。母乳による直接授乳を行わない場合、分娩後にプロラクチンが急速に減少し、乳腺も縮小して、バストがしぼみます。妊娠前と同程度のサイズに戻ることが多いですが、妊娠前より小さくなることもあります。

直接授乳を行う場合は、赤ちゃんが乳首に吸い付く刺激でプロラクチンが分泌されるので、分娩後もバストサイズが維持されます。断乳・卒乳後は急速にプロラクチンが減少し、直接授乳を行わなかった場合と同じようにバストが縮みます。

胸が垂れて戻らない理由

バストが縮むと、垂れも生じます。これはクーパー靭帯がたるむせいです。

クーパー靭帯はバストの中に張り巡らされた結合組織で、バストの膨らみを上向きに支えて、その形を安定させる働きをしています。

妊娠などでバストが大きくなるとそれに合わせてクーパー靭帯は伸びます。クーパー靭帯は縮むことはないので、バストが小さくなるとたるみができ、バストを支える力が弱まって、バストが垂れます。

クーパー靭帯のたるみは自然に治ることはないので、産後の垂れた胸も自然に元に戻ることはありません。

産後にはバストの急な縮小で皮膚にもたるみが生じることがあります。皮膚のたるみは新陳代謝である程度は徐々に治りますが、程度によってはたるみが多少残ることがあります。

産後の垂れた胸を治す方法

垂れた胸を自分で治す方法としてよく紹介されるのは、筋トレやマッサージ、ブラジャー(ナイトブラ)などです。クリニックでは豊胸術や乳房吊り上げ術で垂れを改善します。

筋トレ・マッサージ・ブラジャー

結論から言うと、これらの方法には垂れた胸をもとに戻す効果はありません。

「バストを支えている大胸筋が衰えるとバストが垂れ、鍛えるとバストが上向きになる」と言われますが、バストは大胸筋の上に乗っているだけで、大胸筋に支えられているわけではありません。いくら大胸筋を鍛えても、バストはその上で垂れ下がったままです。

マッサージには一時的に血行やリンパの流れを改善したり心身をリラックスさせたりする効果があるだけで、バストの垂れは治せませんし、激しいマッサージを続けるとかえってクーパー靭帯を痛めて垂れを悪化させてしまう恐れがあります。

バストアップクリームなどを塗りながらマッサージをしても同じことです。

「正しいサイズのブラやナイトブラを着用すると、下や横に流れてしまった脂肪をバストに戻して固定できる」と書いてある記事や広告を見かけますが、これは「ブラをつけている間は固定できる」という意味で、本当に垂れが改善されるわけではありません。

ブラには胸の垂れを予防する効果があるとも言われますが、医学的な根拠は不明です。

豊胸術

垂れてそげてしまった部分のボリュームを豊胸で補うことで、垂れをカバーすることができます。

豊胸術にはバストに物を詰める方法(シリコンバッグ挿入・脂肪注入・ヒアルロン酸注入)とバストを発育させる方法(成長再生豊胸)があります。

産後のバストには、ダウンタイムがなく、仕上がりが自然で、しこりなどのリスクもない、成長再生豊胸がおすすめです。

乳房吊り上げ術

垂れそのものを治すには乳房の吊り上げを行います。

昔から行われている乳房吊り上げ術は、乳輪の周囲の皮膚をメスで切り取って、残っている皮膚と乳輪を縫合して乳房を引っ張り上げるという方法です。体へのダメージが大きく、目立つ傷跡が残りやすいという難点があります。

最近では大きな傷を残す外科手術によらず、高周波を当てて垂れを改善する治療法もあります。

産後に垂れて戻らない胸はバストタイトで

バストタイトは高周波の力でクーパー靭帯や皮膚を引き締める施術です。切開手術を行わないので、目立つ傷跡が残りません。

バストタイトの仕組み

細い針(カニューレ)の形をした電極をバストに差し込み、外側にも電極を当てて、電極の間に高周波を発生させます。

クーパー靭帯・皮膚の主成分であるコラーゲンに高周波が当たると、熱が発生し、熱によってコラーゲンが変化します。その結果、初めは施術部位が少し腫れますが、しばらくするとコラーゲンが新しい形に生まれ変わって引き締まり、クーパー靭帯や皮膚が縮みます。

これにより、垂れていたバストが引き上げられ、皮膚のたるみも改善されます。

バストタイトのメリット

バストタイトは切開手術が不要なので、バストにダメージや目立つ傷が残りません。カニューレを刺したところに小さな傷ができますが、目立つほどではなく、徐々に傷の色が薄くなって肌と同じ色になります。

術後の痛みは軽く、痛み止めの薬で十分対応できます。

バストタイトの注意点

術後 1週間程度は施術部位が腫れます。内出血が生じる人もいますが1~2週間で消失します。

通例は術後すぐに垂れの改善を実感できます。ただし、コラーゲンの変化は徐々に進むため、完全に効果が現れるには数ヶ月かかります。

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まとめ

  • 産後に胸が垂れて戻らないのは、クーパー靭帯がたるむため。
  • 胸の垂れを改善する方法として筋トレ・マッサージ・ブラジャーがよく紹介されるが、実際には効果がない。
  • 胸の垂れを改善する方法には豊胸術と乳房吊り上げ術がある。
  • 産後のバストの改善には成長再生豊胸とバストタイトがおすすめ。

成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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