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公開日2022.08.03最終更新日2022.09.06成長再生豊胸
成長再生豊胸で胸の中はどのように大きくなっているの?
成長再生豊胸は、注射のみで手軽にバストアップが叶う人気の豊胸術です。では、成長再生豊胸でバストが大きくなるとき、バスト内部の細胞はどう変化しているのでしょうか。
今回は、成長再生豊胸で注入した溶液が、どのような経過を辿って脂肪細胞に置き換わるのかを詳しく解説していきます。
成長再生豊胸Wと成長再生豊胸Fの違いについてもまとめましたので、ぜひ施術を受ける前の基礎知識として参考にしてください。
目次
成長再生豊胸の仕組み
成長再生豊胸とは、乳腺や皮下脂肪の増殖を促す成長因子をバストに注入する豊胸術です。従来の豊胸術のように異物を入れてバストの体積を増やすのではなく、思春期のようなバストの状態に変化させて自分のバストの組織を増やし、自然な成長につなげます。手術不要でありながら、バストアップ効果が半永久的に続く点が特長です。
人間の体内には、もともと成長因子が存在しますが、年齢とともに減少していきます。10歳前後をピークに、20歳を超えると徐々に減少し、その後増加していくことはありません。
バストアップには女性ホルモンの存在が必要不可欠ですが、乳腺や皮下脂肪を発達させる成長因子の働きも重要です。そのため、減少した成長因子を補充することで、より効率的に女性ホルモンを作用させてバストの自然な成長を促すのが成長再生豊胸です。
成長再生豊胸でバストが大きくなるときの中身の様子
成長再生豊胸の処置を受けたあと、どのような過程を経て脂肪細胞がつくられるのかを見ていきましょう。中身の状態を理解しておくことで、より安心して施術を受けられるようになりますよ。
成長再生豊胸でバストが大きくなるときの中身の様子は以下のとおりです。
1.処置 バストに成長因子(溶液)を注射します。 ↓ 2.肉芽 注入した成長因子が女性ホルモンと出会い、脂肪組織の元となる芽が生えます。半年くらいかけて肉芽が増えていきます。 ↓ 3.脂肪組織へ変化 肉芽が脂肪となり、脂肪組織に置き換わる時期です。脂肪を支える繊維の部分ができ、脂肪組織になることでバストのふくらみが定着します。 |
成長因子製剤を主体とした溶液を乳腺のまわりの皮下脂肪組織に注射すると、成長因子が女性ホルモンに働きかけ、肉芽がつくられます。肉芽とは、脂肪組織や皮膚・筋肉などの元となる組織で、怪我などをして傷が治るのも、肉芽の働きです。
肉芽の時期には個人差がありますが、通常は半年ほど続きます。その後、脂肪を支える繊維の部分ができ、肉芽組織が脂肪組織に置き換わります。
成長再生豊胸Wと成長再生豊胸Fではどう違う?
成長再生豊胸Wと成長再生豊胸Fでは即効性が違いますが、中身の様子も多少異なります。
成長再生豊胸Wは、約4~6週間に一度のペースで施術を行い、3~6ヶ月ほどかけて徐々にバストを大きくしていく方法です。脂肪組織をつくる元となる肉芽の時期に施術を重ねることで、脂肪が増えやすくなり、より効率的にバストアップを目指せます。
一方で成長再生豊胸Fは、成長因子に、細胞を包み込む高分子の集合体である「細胞外マトリックス」の成分を混ぜた溶液を注入する方法です。成長再生豊胸Wよりも即効性にすぐれ、施術当日からバストアップ効果があらわれます。
細胞外マトリックスを混ぜた注射液は粘り気があり、細胞内に長くとどまる性質があります。そのため成長再生豊胸Fでは、肉芽の時期が約半年~1年と、成長再生豊胸Wよりも長いです。そして、溶液がすべて吸収されたあと、さらに約半年たってから、肉芽組織が完全に脂肪組織へと置き換わります。
成長再生豊胸Fは、細胞外マトリックスの粘り気とボリュームによって、注射した直後からバストのふくらみを感じられるのがメリットです。しかし、成長再生豊胸Wのほうが、バストの中身がすべて本物の細胞になるスピードは早いことを覚えておきましょう。
まとめ
・成長再生豊胸とは、乳腺や皮下脂肪の増殖を促す成長因子をバストに注入する豊胸術。思春期のようなバストの状態に変化させて自分のバストの組織を増やすことで、自然なバストアップが叶う。
・成長再生豊胸の溶液を注射すると、脂肪細胞の元となる肉芽がつくられる。約半年かけて脂肪を支える繊維の部分ができ、肉芽組織が脂肪組織に置き換わる。
・成長再生豊胸Wと成長再生豊胸Fでは、溶液が体内にとどまる期間が異なる。成長再生豊胸Fは、細胞外マトリックスの粘り気とボリュームによって注射した直後からバストアップ効果を実感できるが、肉芽細胞が完全に脂肪細胞に置き換わるまでには長い期間がかかる。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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