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公開日2023.01.03最終更新日2023.02.10豊胸基礎知識

脂肪吸引の4つの方法!ダウンタイムを少なくする治療法は?

脂肪注入法はバストの仕上がりや脂肪の定着率に注目が集まりがちですが、脂肪の吸引方法まで意識している方はそう多くありません。

しかし、吸引方法によってはダウンタイムの症状に違いが出てきますので、脂肪注入法を検討している方は、この機会に吸引方法の種類についても学んでおきましょう。

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脂肪注入法を検討中の方は要チェック! 代表的な4つの脂肪吸引方法とは?

現在、美容外科クリニックで行われている脂肪吸引の多くは、ウェットメソッド法(止血剤や生理食塩水などを注入して、皮下脂肪層を膨らませて吸引する方法のこと)を基礎にしており、どの脂肪吸引方法でもこの点は共通しています。

つまり、異なるのは皮下脂肪層を膨らませた後の「吸引の仕方」であり、もっと具体的に言えば「どのような器具・機器を使って吸引するか」という点なのです。

では実際に、どのようなものを使って吸引しているのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットと一緒にみていきましょう。

脂肪吸引の方法①:シリンジ

シリンジ(注射器)の先にカニューレ(医療用の金属管)を装着して脂肪を吸引します。シリンジの押し子を引くことによって内部の圧力を下げて脂肪を吸引する方法であり、これは健康診断や献血のときの採血をイメージするとわかりやすいかもしれません。

メリット

シリンジを使う方法は、簡単に言ってしまえば「手動」ということになります。

こうした手動による脂肪吸引は手で細かくコントロールできるため、面積が狭い部分や組織がデリケートな部分、デザイン性が要求されるような部分の脂肪吸引に向いています。

デメリット

押し子を一回引く際に吸引できる量には限りがあり、大量の脂肪を吸引するケースには向いていません。また、ポンプを使用する場合に比べると時間がかかってしまいます。

このため、ある程度の脂肪量が想定されるボディの手術の際は、カニューレとポンプマシーンをホースでつなげて掃除機のよう吸引することもあります。

脂肪吸引の方法②:ボディジェット

ボディジェットはカニューレの先からジェット水流を流し、その水圧を利用して脂肪細胞を分離させながら脂肪を吸引する機器です。

メリット

「水で脂肪をバラバラに壊しながら吸引する」という方法なので低侵襲であるうえ、出血も少なく、ダウンタイムの痛みも軽減できます。また、脂肪吸引の失敗例としてよく挙げられる吸引部分の肌表面の凸凹ができにくい点もメリットです。

デメリット

硬い脂肪はジェット水流でも細胞の分離が難しく、触ってみて硬さを感じる部分(肩や太ももの外側や膝の上など)には不向きです。

また、大量の水を使用するため、体内に残った水分で術後は浮腫みやすくなります。

脂肪吸引の方法③:アキーセル

アキーセルは、カニューレの前後振動で脂肪をほぐしながら吸引する機器です。

メリット

振動により脂肪をほぐしながら吸引するため、硬い脂肪を吸引する際も体に負担がかかりにくく、使用するカニューレも一般的なものより細いので傷口も小さく済みます。

デメリット

振動が加わるため、デリケートな部分や高いデザイン性が求められる部分の吸引には向きません。また、アキーセルで使用するカニューレは確かに一般的なものと比べると細いですが、吸引部分によっては振動するカニューレを安定させるために、結局は太めのものを使用することになる場合があります。

脂肪注入の方法④:ベイザー

ベイザーは、超音波による振動で脂肪をほぐしながら吸引する機器です。アキーセルよりさらに細かく振動します。

メリット

超音波は硬度のあるものによく反応するため、硬い脂肪でもしっかり吸引できます。

また、低侵襲でありながら一度に多くの脂肪を吸引でき、ダウンタイムの痛みが比較的少ない点もメリットです。

デメリット

ベイザーの取り扱いには高い技術が要求されます。そのため、扱いに慣れていない医師が担当した場合は、「脂肪を吸引しすぎて周辺組織が傷つく」「吸引部分の肌表面が凸凹になる」「皮膚に火傷跡ができる」といったことが起こりやすくなります。

以上が現在主流となっている脂肪吸引の方法ですが、基本的に、どのような方法であっても担当する医師に脂肪吸引に対する深い知識と豊富な経験があり、そのうえで使用する機器の取り扱いに慣れていれば、しっかり脂肪を吸引できます。

南クリニックでは「手作業」と「特注極細カニューレ」による低侵襲な脂肪吸引が可能

なお、南クリニックでは、脂肪組織周辺へのダメージとダウンタイムの痛みや腫れを極力抑えるため、低侵襲で細かく脂肪を吸引できる手動式(顔はシリンジ、ボディはポンプを使用)と直径0.58mmから2mmの特注極細カニューレをかけ合わせた方法で脂肪吸引を行っています。

「短時間で大量に吸引」というわけにはいきませんが、時間をかけて丁寧に吸引することで、まさに職人芸ともいえる「体に過度な負担をかけない手術」と「きれいな仕上がり」を両立させているのです。

また、南クリニックでは脂肪注入法で豊胸手術をする際、吸引する脂肪の量を脂肪層の厚さの3分の2にとどめ、吸引しすぎによる術後の痛みの増強やダウンタイムの長期化を防いでいます。

「それでは十分にバストアップできないのでは?」と思われるかもしれませんが、脂肪による大幅なバストアップを目指す方には、少ない脂肪を成長因子(細胞を増殖させるタンパク質)で増やしつつ、乳腺を発達させる成長再生豊胸という豊胸術と脂肪注入法の組み合わせ手術をおすすめしています。

脂肪注入法と成長再生豊胸を組み合わせれば、無理に大量の脂肪を吸引しなくても後から成長因子で脂肪を増やすことができますから、脂肪注入法のみで豊胸する場合と比べると、体への負担もだいぶ軽減できるでしょう。

脂肪吸引による負荷が気になった方は、成長再生豊胸とのセット豊胸を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

・美容外科クリニックで行われている脂肪吸引の多くは、ウェットメソッド法を基礎にしている点では共通しているが、脂肪吸引法の種類は吸引の際に使用する器具・機器によって分けられる。

・手動式ではシリンジ、機械式ではボディジェット、アキーセル、ベイザーがあり、それぞれ侵襲の大きさや脂肪を吸引できる量、細かく吸引できるか否かという点で大きな違いがある。

・南クリニックではダウンタイムの長期化と強い痛みを防ぎ、体に大きな負担がかからない脂肪吸引を実現するため、特注の極細カニューレを使って手動で丁寧に時間をかけて吸引している。

・また、南クリニックでは脂肪注入法で豊胸手術をする際、吸引する脂肪の量を脂肪層の厚さの3分の2にとどめている。脂肪注入法で大幅なバストアップを目指している場合には成長再生豊胸と組み合わせ、少量の脂肪を成長因子で増やす方法を提案している。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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