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公開日2020.12.31最終更新日2022.06.06豊胸基礎知識

「バストがボッコボコ」「えっみんなにバレてる!」…豊胸のよくある失敗10

豊胸したいけど、失敗がコワイ…。

そんなふうに思っている人のために、今回は豊胸でおこりがちな失敗とその原因についてお話していきます。

豊胸に興味あるけど、やっぱり失敗談ってよく聞く

南クリニックでカウンセリングを受ける患者さんの中にも、「失敗するのって、どのくらいの確率ですか?」「失敗しても治せますか?」と質問してくる人がいます。

結論から言うと、「失敗しません」と言い切ることはできません。どれだけ安全に施術を行っても、予測のつかないアレルギー反応や、避けきれない事態が起こる確率はゼロではありません。

ですが、施術の種類選びを間違えず、技術のあるクリニックで豊胸をすれば、のちのち後悔するような「失敗」は避けられるはずです。

豊胸術の種類ごとに「よくある豊胸の失敗例」を発表していきましょう。

シリコンバックの失敗

シリコンでできたバッグをバスト内に挿入する「シリコンバッグ挿入法」。海外ではシリコンバッグ挿入法が主流ですが、日本でも、すぐに大きなバストが完成することから、いっきに大きくしたい人に選ばれています。

①カプセルの拘縮

シリコンバッグを入れた患者さんでもっとも多い失敗がカプセル拘縮です。バストを触ると、硬いかたまりに触れ、徐々にバストの形も変形していきます。ひどいケースでは「バストがボコボコ」になっていることも。小さな拘縮であれば痛みはありませんが、大きくなってしまうと腕を上げたり、バストを触られると激痛が走ることもあります。

カプセル拘縮が起きる原因は、私たちの体に備わった自己免疫システムにあります。シリコンバッグは体にとって異物です。体は異物を排出しようと血液内に取り込もうとしますが、大きすぎてかないません。

そこで、カプセルの周囲に膜を形成して、体に悪影響が起きないように防御するのです。したがって、失敗とは言っても、クリニック側に問題があるわけではなく、手術の性質そのものの問題です。最近は、拘縮しにくいシリコンバッグが使われることが多くなりましたが、100%拘縮を回避することはできません。

シリコンバッグを入れたあと数週間は、拘縮が起きないように特別なマッサージが必須なのですが、強い痛みを伴うためにさぼってしまう人が多く、シリコンバッグ挿入法にはカプセル拘縮のリスクがついて回るのです。

②左右差が生じた

シリコンバッグは多くの種類が用意されています。形、サイズ、素材など、理想のバストに合わせてバッグをチョイスして施術をするので、本来は左右差なく、美しいバストに整うはずです。

しかし、バッグをどこに入れるか、定着させるかで左右のバストの位置がずれてしまったり、見た目の大きさに違いが生じてしまうことがあります。

施術経験の多いドクターであれば、患者さんの体型やもともとのバストの形から適切な施術を行えますが、未熟なドクターに当たってしまうと満足できる仕上がりにならなくなってしまいます。

③石灰化が起きた

シリコンバッグには寿命があります。約10年と言われますが、それを過ぎるとバッグの老朽化によって、バッグの周りの被膜に炎症が起きてカルシウムが付着するようになります。これが石灰化と呼ばれるものです。

石灰化そのものは触ってわかるようなものではありませんが、困るのは乳がん検診のときです。石灰化したカルシムが被膜からはがれてバスト内に点在すると乳がんと誤診されることがあるのです。

石灰化を避けるためにもシリコンバッグは10年以上経過したら、抜去することをおすすめします。

④バストに段差ができた

カプセル拘縮のところでも説明した通り、バストの周囲に硬い膜ができてしまうと、見た目に大きく影響が出てしまいます。バッグのふちに沿って段差が生じ、そのためにバストの下半分が外側を向いていたり、膨らみが二段になっているなど、他院で施術を受けた失敗例を私たちもたくさん見てきています。

⑤バッグが破損した!

飛行機に乗っていたらバッグが破損した、という海外のニュースを聞いて豊胸術に恐怖を抱いた記憶のある人がいるかもしれませんが、基本的に気圧でバッグが破れることはありません。

ただし、大きな衝撃が加わるとバッグが破損し、内容物がバスト内に漏れ出す危険があります。交通事故のように大きな衝撃を受けた場合に、 本来の怪我の治療に難渋するリスクが生まれることは覚悟しておきましょう。

また、乳がん検診でマンモグラフィ検査を受けるのも避けたほうが望ましいでしょう。どうしても検査を受ける場合には、必ず医師や検査技師にシリコンバッグが入っていることを伝えるようにしてください。

脂肪注入法の失敗

患者さん自身のヒップやウエスト、太ももなどから余分な脂肪を吸引し、それを加工してバストに注入するのが「脂肪注入法」です。

自身の脂肪を使う点から安全な印象を受けますが、実際には失敗例もよく聞かれます。多くはドクターの技術不足と、使用している機器や薬剤に問題のあるケースです。

⑥思ったほど大きくならなかった

脂肪注入法でもっとも困ることが、注入した脂肪すべてがバストに残らないという点です。

注入された脂肪は、バスト内で生き残るために、すぐに近くにある毛細血管とつながろうとします。ところが、脂肪細胞をかたまりでバスト内に置いてしまうと、内側の脂肪細胞まで血管が行きわたらず、酸素や影響をもらえなくなってしまいます。

そうなると、壊死した脂肪細胞は体内に吸収され、尿として分解され排泄されてしまいます。

大量の脂肪を注入し。施術直後は大きかったはずのバストが、施術後数週間経過してみたら「それほど大きくなかった」ということが起こりがちなのです。

⑦しこり

⑥で説明したように、脂肪をかたまりで注入すると、脂肪細胞が壊死して、体内に吸収されてしまいます。ただし、それもある程度の大きさのかたまりの場合だけ。かたまりが大きい場合には、体内に吸収することができず、壊死した細胞がかたまりとなってしこりを形成することになります。

脂肪注入法でもっとも多い失敗がしこりなのですが、クリニック選びさえ間違えなければ回避できる失敗でもあります。

脂肪を丁寧に加工して不純物を取り除いているか、そして注入する際に細いカニューレを使用して、バスト内に散らばして置いているか。この2点が重要になります。時間のかかる作業なので「早い、安い」をウリにしているクリニックは避けたほうが良いでしょう。

しこりそのものは体に悪影響を与えるものではありませんが、触ったときにゴツゴツしたものに触れることがありますし、何より乳がんと誤診されるリスクがあります。

ヒアルロン酸による失敗

私たちの皮膚や関節などにもともと存在するヒアルロン酸。それと同じ成分をバストに注入する「ヒアルロン酸注入法」は、理想の大きさ形を再現しやすい豊胸術です。

ただし、ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されてしまうため、長持ちしないというデメリットがあります。「一時的でよいから、大きなバストにしたい」という人に人気のヒアルロン酸注入法。結婚式や特別なイベント前に利用される人が多く見られます。

⑧バストが垂れてハリがなくなった

自身のバストより、少しだけ大きくするのなら問題ないのですが、多くのヒアルロン酸を注入してしまうと、無理やり皮膚が伸ばされることになります。

そのときはパンパンに張ったバストに満足するかもしれませんが、ヒアルロン酸が消失したときに、皮膚とクーパー靭帯が伸び切って、垂れたバストになってしまう可能性があります。

復活させるために、何度もヒアルロン酸注入を繰り返すとコスパが非常に悪くなりますから、どのくらい大きくするか、ドクターとよく話し合って決めることが大切です。

⑨感触が不自然

体内の成分と同じだから、触感もナチュラル。そう思ってヒアルロン酸注入法を受けたところ、想像以上に硬い仕上がりに「失敗した」と感じる人は少なくありません。

初めての彼との夜、ヒアルロン酸入りのバストを触った彼が「硬い…」とつぶやき、恥ずかしさでそれ以来、彼に会えなくなったという人もいるほどです。

脂肪の柔らかさとヒアルロン酸の感触には違いがあることは理解しておきましょう。

⑩しこりができた

ヒアルロン酸は体内に吸収されると説明しましたが、脂肪注入法と同様に、ヒアルロン酸を大きなかたまりでバストに入れてしまうと、しこりが形成されてしまうことがあります。

厚い被膜で覆われた硬いしこりは、触ったときにわかることもありますし、バストの形に悪影響を与えることもあります。また、乳がんとの誤診もあり得ます。

異物を体内に入れる施術では、しこりのリスクが少なからずあるということは覚えておいてください。

まとめ

以上、豊胸術によくある失敗10をお伝えしました。これらのリスクを回避したい人には「成長再生豊胸」がおすすめです。ナチュラルな形、大きさで理想のバストが形成できるだけでなく、しこりの心配もありません。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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