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公開日2023.03.25最終更新日2024.07.04垂れ乳
ダイエットで胸がしわしわになるのはどうして?胸の張りを取り戻す方法
大幅なダイエットをすると、バスト全体がしぼんでしわしわになってしまうことがあります。とくに、バストの大きな女性が急激にダイエットした場合にしわしわになりやすい傾向があります。
今回は、ダイエットで胸がしわしわになる理由や胸の張りを取り戻す方法について解説します。
目次
ダイエットで胸がしわしわになるワケ
ダイエットで胸がしわしわになるのは、胸の脂肪が大量に減ったことと、クーパー靱帯のたるみが生じたせいです。
胸の脂肪が減ったから
「胸の脂肪だけは残したい」とは誰しもが思うことですが、人間の体は狙ったところだけやせる「部分やせ」ができない仕組みになっており、減量すればするほど胸の脂肪も減っていきます。
脂肪のつきやすさは部位によって異なり、個人差もあります。まれに、胸の脂肪が落ちにくいという人もいますが、たいていは胸の脂肪は落ちやすいほうで、胸からまっさきに落ちるという人も少なくありません。
胸に詰まっていた脂肪が急激に減ると、皮膚があまってしまって、しわしわになったり、大きなたるみができたりします。
加齢や紫外線の影響で皮膚の弾力が失われると、しわ・たるみができやすくなります。
余分な皮膚は新陳代謝で少しずつ縮んでいき、半年~2年程度で自然に治ることがあります。しかし、深いしわや大きなたるみはなかなか治らず、ずっと残ってしまうことがあります。加齢で新陳代謝が衰えている場合は治りが悪くなります。
クーパー靱帯がゆるんだから
乳房はクーパー靱帯という結合組織によって支えられています。クーパー靱帯は胸のなかに張り巡らされていて、乳腺や脂肪を支え、バストを上向きに保つ働きをします。
バストが成長すると、クーパー靱帯もそれに合わせて伸びますが、バストが小さくなってもクーパー靱帯は伸びたままで、バストに合わせて縮むことはありません。
ダイエットで大量の脂肪が減ってバストが小さくなると、クーパー靱帯があまってしまい、たるみができます。すると、バストを支える力が弱まって、胸が下に垂れます。
胸が垂れると、しわがより深く、目立つようになります。
胸をしわしわにしないダイエット方法はある?
バストサイズの変化が急激なほど、皮膚のあまりが生じやすく、しわしわになりやすいので、なるべくゆっくり減量するようにしてください。
1ヶ月1キロ程度のペースで、時間をかけてゆっくり減量すれば、新陳代謝で皮膚も縮んでいくので、しわが目立ちにくいでしょう。
しわしわの胸は筋トレやバストアップクリーム、サプリで治る?
胸の張りを取り戻す方法としてよくメディアで紹介されるのは、大胸筋・背筋の筋トレ、バストアップクリーム、サプリなどです。
大胸筋・背筋の筋トレ
乳房は大胸筋の上に乗っているので、大胸筋を鍛えれば胸が持ち上げられてボリュームが増すと言われます。
背筋を鍛えると姿勢がよくなり、バストが上向きになって張りが出るとも言われます。
しかし、胸板が厚くなるほど筋肉をつけることは女性には困難ですし、仮にできたとしても、胸板の上に乳房が乗っかった不自然なバストになります。
また、そんなに激しいトレーニングをすれば脂肪がさらに減少し、しわがひどくなる恐れもあります。
猫背の人などが背筋を鍛えて姿勢を改善すれば、多少は胸が張って見えるでしょうが、胸自体のしわを改善したり張りを取り戻したりする効果は期待できません。
バストアップクリーム
バストアップクリームには保湿成分やコラーゲン、女性ホルモンに似た物質などが配合されています。
保湿成分は皮膚のもっとも外側の層である角質層に浸透し、肌に潤いを与えます。
コラーゲンは皮膚の深いところにある「真皮」の主成分で、肌に弾力を与える働きをしています。女性ホルモンはバストの乳腺の発育に欠かせない物質です。
コラーゲンや女性ホルモン成分を含むバストアップクリームを塗ると、バストにコラーゲンや女性ホルモン成分が浸透して肌の弾力が増したり、乳腺が成長したりすると言われます。
バストの弾力が増して中身(乳腺)が増えれば、確かにしわ・たるみは改善するかもしれません。しかし、クリームの成分は角質層までしか浸透せず、真皮やバスト内部にまでは入り込めません。
バストアップクリームにはせいぜい保湿効果しかなく、それならば普通の保湿クリームで十分ということになります。
肌が乾燥しているよりは潤っている方がバストにとってよい状態と言えますが、保湿クリームを塗ったからといってしわの改善が目に見えて早まったりはしないでしょう。
サプリ
バスト向けのサプリにもコラーゲンや女性ホルモンに似た物質などが配合されています。
コラーゲンを含むサプリを飲んでも、成分は胃や腸で別の物質に分解されてしまうため、コラーゲンがそのままバストに届くわけではありません。
コラーゲンが作られるためには体の様々な部分が適切に働かなければなりません。したがって、バストのコラーゲンを増やすにはコラーゲンだけたくさん摂取してもだめです。他の栄養もバランスよく摂取する必要があります。
女性ホルモン成分を含むサプリを飲んで女性ホルモンが増えたとしても、それだけではバストは大きくなりません。乳腺が成長するには成長因子という物質も必要で、大人の女性のバストには乳腺の成長因子がほとんど存在しないからです。
また、女性ホルモン成分を過剰に摂取すると様々な健康被害が生じる危険があります。
しわしわの胸を治すには「バスト・タイト+豊胸」がおすすめ
バスト・タイトは、「エンブレイスRF」という機器を使ってバストの大きなしわ・たるみやクーパー靱帯のたるみを修復する施術です。
エンブレイスRFとは、高周波(RF)の力で皮膚や靱帯を収縮させる技術です。
バスト・タイトの場合、極細のカニューレをバストに差し込み、バストの内側から皮膚やクーパー靱帯に向けて高周波を照射します。すると、皮膚が縮んで、大きなしわが目立たなくなり、クーパー靱帯が引き締まってバストを支える力が高まります。
バスト・タイトと豊胸術(脂肪注入や成長再生豊胸)を併用するとさらに効果的です。
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まとめ
- 大幅なダイエットで脂肪が急激に減ると、胸がしわしわになることがある。
- クーパー靱帯のたるみもしわを目立たせる要因。
- 筋トレ、バストアップクリーム、サプリにはバストアップ効果やしわしわを治す効果は期待できない。
- ダイエットでしわしわになった胸にはバスト・タイト(エンブレイスRF)と豊胸がおすすめ。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
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