コラム
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公開日2022.10.13最終更新日2022.11.01豊胸Q&A
成長再生豊胸の施術後は太らないとバストアップできませんか?
ご相談者様
成長再生豊胸はバストを発育させる方法だそうですが、大人の女性が自然にバストを大きくするには太るしかないと聞いたことがあります。成長再生豊胸を受けても、太らないと胸は大きくならないのでしょうか?
確かに、通常であれば大人の女性がバストを自然に大きくするには太って脂肪をつけるしかありません。
しかし、成長再生豊胸を受けた場合には、普通と違う点が2つあります。
1つは、バストの細胞が特別発育しやすい状態になることです。「部分やせ」という言葉がありますが、成長再生豊胸の場合は胸だけ「部分太り」ができるようになるのです。
2つ目の違いは、脂肪だけでなく乳腺も成長させることができることです。
乳腺のことはご存じでしょうか?
なんとなく聞いたことはあります。
乳腺というのは、母乳を作り出す機能を持つ組織です。女性の胸と男性の胸で一番違うのは、乳腺が発達しているかどうかです。
女性は思春期になると乳腺が発達し、バストのなかに枝分かれして伸びていきます。そして、伸びた乳腺の周りを取り囲むようにして皮下脂肪も発達し、丸く膨らんだ、女性らしい乳房が作られます。
成長再生豊胸を受けると、バストが思春期の頃のような状態になって、乳腺も脂肪も発育していきます。したがって、とくに太らなくてもバストは大きくなります。
思春期の頃のような状態に…。なんだかわくわくしますね! いったいどうしてそんな状態になるのでしょうか?
成長再生豊胸では、成長因子、という物質をバストに注入します。
女性の思春期は、女性ホルモンが増えることによって始まります。
ただし、女性ホルモンだけでは胸は発達しません。女性ホルモンと成長因子の働きが重なってはじめて、バストの乳腺や脂肪が発達するのです。
思春期の頃には、女性のバストには乳腺や脂肪を発達させる成長因子が豊富にあります。しかし、思春期が終わりにさしかかると成長因子とホルモンが急激に減少します。とくに乳腺の成長因子はほとんどなくなってしまい、以後は乳腺の発達がほぼ起こらなくなります。
ただし、妊娠したときは例外で、ホルモンと成長因子が増えて乳腺が急激に発達します。出産後に乳腺の発達は止まり、断乳・卒乳後には逆に乳腺が萎んで、バストがもとのサイズに戻ります。
大人になって、ほとんどなくなってしまった成長因子を成長再生豊胸で補充してあげることで、乳腺をふたたび発達させられるようになるのです。
成長再生豊胸ではどんな手術をするのですか?
基本的に、成長因子を注射で胸に注入するだけです。
南クリニックでは成長再生豊胸Wと成長再生豊胸Fの2つの方法があります。
成長再生豊胸Wでは、いくつかの成長因子をブレンドしたものをバストに注射します。成長因子は3~6ヶ月かけてバストの細胞を成長させます。
成長再生豊胸Fのほうは、成長因子に加えて細胞外マトリックスの成分を一緒に注入します。こうすることで手術後すぐにバストアップが実感できます。3~6ヶ月経つうちに細胞外マトリックスは徐々に消えて、代わりに乳腺や脂肪が発達します。結果的には成長再生豊胸Wを受けた場合と同様になります。
成長再生豊胸を受ける場合、注意すべきことはありますか?
そうですね、施術後に太る必要はありませんが、栄養には気をつけた方がよいでしょう。発育をよくするため、色々な栄養をバランスよく、十分に摂取するように心がけてください。
睡眠を十分にとり、過度なストレスを避けることも大切です。
バストが発育しやすい状態になるとは言え、激しいダイエットや過度なトレーニングをすると脂肪が減ってしまい、効果が下がります。
術後1ヶ月の間は、バストのマッサージをしないほうがよいです。血行やリンパの流れがよくなりすぎて、せっかく注入した成長因子がバストから外に流れ出てしまう恐れがあります。
術後1ヶ月目くらいから適度なマッサージをすると効果が増します。マッサージのやり方は術後の検診のときにお伝えしています。簡単なマッサージなので、ぜひ続けてください。
まとめ
- 通常であれば、大人の女性が自然にバストを大きくするには太るしかない。
- 成長再生豊胸を受けると、バストの乳腺・脂肪が発育しやすい状態になるので、太らなくてもバストアップできる。
- 成長再生豊胸を受けた後は、十分な栄養をバランスよく摂取し、睡眠不足や過度なストレス、ダイエットなどは避けること。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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