コラム
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公開日2020.09.30最終更新日2020.10.12お悩み
60代女性が「成長再生豊胸」でバストアップ…第2の人生、上々の滑り出し
「60代で豊胸をするなんて、意味あるの?」
これは、先日、ある会合で出会った20代女性の言葉です。
確かに若い女性にとって豊胸は、これからの自分に向けての投資です。豊胸をする理由を尋ねたときに「素敵な男性をゲットするため」とか、「ボディラインが重要になる仕事をしていて、収入アップを望んでいるから」という人が多いことからも、近い未来の自分への投資と考えていることがうかがえます。
では、50代、60代の女性にとって、豊胸はどんな意味を持っているのでしょうか。
もちろん、人それぞれの理由があり、一言で表現するのは少し乱暴かもしれません。しかし、クリニックで日々カウンセリングをしていると、多くの中高年女性が口にするのは、「自分へのご褒美」という表現です。
仕事、家庭、子育てなど、これまで頑張ってきた自分に対して、ある程度の蓄えもできた今だから可能になった「プレゼント」のような感覚でしょうか。自分へのご褒美として豊胸を決意している人が一定数いらっしゃるのです。
今回紹介するのは、ご主人の定年退職を機に、「自分へのご褒美」を実行し、第二の人生を謳歌し始めたご夫婦の話です。
個としての人生、そして夫婦としての人生。両輪を揃えて、この先の人生を着実に、そして夢を持って進む姿に感動を覚えました。
50代、60代で「自分のために何かをしたい」と考えている人の参考になれば幸いです。
目次
同級生夫婦が揃って還暦。二人とも定年退職したけれど…
62歳で定年を決意したご主人
染谷さん夫婦(仮名)は高校時代の同級生。15歳で知り合い、24歳で結婚。間もなく結婚40周年を迎える62歳同士のご夫婦です。男女一人ずつのお子さんはすで巣立ち、それぞれ家庭を持っています。お孫さんにも恵まれました。
ご主人の会社は60歳定年ですが、希望すれば65歳まで勤務可能だったそうです。しかし、62歳の今年、潔く退職しました。60歳を超えてからは、関連会社への出向となり、仕事の内容も暇つぶしのようなものばかり。
社内で誰とも話をしないまま一日が終わる日もあり、このままでは出社しているだけで自分のためにならないと判断したそうです。
共働きで走り続けた40年。それなりに蓄えもできた
染谷さん自身は60歳まで高校の教師として働いてきました。
夫婦で働き続けた約40年。贅沢せず、ふつうの暮らしをしてきた二人には、それなりの貯蓄があり、これからは仕事をせず、好きなことをしたいと考えています。
第2の人生を謳歌するために、まずは自分のために何かしよう!
のんびりが、いつしか「退屈」に変わっていった
先に定年退職をした染谷さんは、当初、昼間、のんびり家にいられることに感激したそうです。ほとんど歩いたことのなかった近所を散策したり、ブックカフェでゆっくり読書をしたりと、自分の時間を大切に過ごしました。
しかし、40年間走り続けてきた染谷さんにとって、のんびりした生活は、すぐに「退屈」へと変わっていきました。
ママともと呼べる友人もいませんし、「このままトシを取っていくのかな…」と不安な気持ちが顔をのぞかせるようになってきたそうです。
第二の人生を謳歌し始めたご主人はキラキラ輝いていた
一方、2年遅れて退職したご主人は、すぐに夢だった大型自動二輪の免許に挑戦を始めました。中型バイクの免許を若い頃に取得し、同じ車種のバイク乗りが集うサークルでツーリングを楽しんでいたご主人でしたが、お子さんが生まれてからは、部活の指導で多忙な染谷さんに代わって週末の子育てを一手に引き受けてきたため、バイクを手放していました。
「定年退職後はもう一度、バイクに乗りたい!」と思いを温めてきたご主人は、すぐに大型自動二輪の教習所へ通い始めたのです。
教官や一緒に教習を受けている仲間の話をするご主人は、キラキラ輝いて見えました。バイク以外に趣味と呼べるような活動をしてこなかったご主人が、第二の青春を謳歌している。その様子に染谷さんは「自分はどうしたら良いのだろう……」と悩み始めます。
ご主人は「君も、自分のために何かをしたらいいよ」と言ってくれます。「そうね」と返事はしてみるものの、染谷さんには思いつくことがなかったのです。
押し入れから出てきた懐かしいドレスがきっかけとなって
娘と一緒に不用品の整理をスタート
特別やることのない染谷さんは、家の中の不用品を整理することを決意します。30代のときに建てた2階建ての家には、収納スペースがたっぷりあります。それをいいことに、昔買った服やアクセサリー、バッグなども捨てずに残してあったのです。
そのことを娘に伝えると、「お母さん一人だと、高価なものまで捨てちゃいそう。捨てるなら私がもらうから!」と、飛んできました。
娘と二人で、クレーゼットや押し入れの奥をゴソゴソ探っていくと、箱に収納された1着のドレスが出てきました。
懐かしいドレスに袖を通しては見たけれど、自分の体型にげんなり
そのドレスは、結婚25周年の銀婚式のときに夫がプレゼントしてくれたものでした。そのドレスを着て、家族でささやかなパーティをしようと計画していたのですが、染谷さん自身がインフルエンザにかかってしまい叶わぬ夢となった経緯がありました。
結局、一度も着ることなく箱におさめたままのドレスを見つけた娘さんに、「お母さん、着てみてよ!」とねだられ、袖を通してみました。
当時から体重は3㎏程度増えていますが、極端に太ったわけではありません。しかし、さすがに体型の変化は隠しきれず、下腹はぽっこり、バストは下垂して、せっかくのドレスが台無しです。恥ずかしくてすぐに脱いでしまいました。
もう一度、キレイな体になって、夫と一緒に写真を撮りたい!
ドレスを着こなせたら、希望が持てるかもしれない
娘さんの協力もあり、ある程度の不用品の整理を終えた染谷さん。でも、例のドレスは処分できませんでした。
毎日、箱から取り出してドレスを眺めているうちに「もう一度、このドレスをかっこよく着こなして、夫と写真を撮りたい」と思うようになってきました。もし、このドレスを着こなすことができたら、自分のこれからの人生にも希望が持てるのではないか……いつしかそんな思いが膨らんできたのです。
夢を叶えるための方法を考えてみる
ドレスを着るためには、ボディラインを整える必要があります。体重を3㎏減らし、お腹の脂肪を減らす。そして垂れて小さくなったバストを元に戻すのが目標です。
そこで、まずはトレーニングジムに通うことを考えてみました。近所のジムにはご近所さんが通っているらしいと風の噂に聞いたので、電車で2駅行ったところに最近できた、料金設定の高めなジムの体験に参加することにしました。
マッチョな男性と若くて美しい女性、二人のインストラクターが染谷さんを案内してくれました。お腹を引っ込め、バストをアップさせるという目標を伝えると、週3回のパーソナルトレーニングメニューをつくってくれると言います。
試しに、トレーニングをいくつか体験してみることになったのですが、筋肉をほとんど使っていなかった染谷さんには、どれもハード。とても続けられそうにありませんでした。
テレビから流れてきた美容クリニックのCMでひらめいた
トレーニングを諦めた染谷さん。ラクしてボディラインを整える方法はないものか…と思案していたときに、ちょうどテレビで美容クリニックのCMが流れたのです。
「これだ!」と染谷さんはひらめき、あちこちの美容クリニックのホームページを閲覧しはじめました。その中で、「脂肪吸引+脂肪注入豊胸」という文字を見つけ心を奪われました。
それが南クリニックのホームページだったのです。
ドレスを着て、改めて記念写真を撮影
その後、染谷さんは下腹部の脂肪吸引と、バストへの脂肪注入を南クリニックで受けられました。その結果、下腹は平らになり、バストは娘さんよりも美しい形に整ったのです。
例のドレスを着てみると、前回とはまるで違う印象です。その姿を娘さんに見せると、早速、写真館の予約を入れてくれました。プロにヘアメークをしてもらい、タキシードを着たご主人と並んで撮った写真は、とても60歳を超えた女性には見えません。
世界遺産を巡る旅が趣味になった
ドレスを着こなせたことで、染谷さんには「もう一度、人生をスタートさせよう!」という気合がみなぎってきました。それまで「やりたいことなんてない……」と思っていたのですが、突然「日本にある世界遺産を制覇したい」という目標が浮かんできました。
高校で社会科を担当していたこともあり、地理や歴史が大好きな染谷さん。世界遺産巡りの一人旅がスタートしました。
無事に大型自動二輪の免許を取ったご主人と旅行先で落ち合い食事をすることもあり、夫婦の時間と、それぞれの時間を同時に楽しめる素敵な趣味ができたのです。
「若い体型をしていると、いろんな洋服にチャレンジできるので、向かう場所によって服装にも凝っています」と嬉しそうに話す染谷さん。
「60歳を過ぎた人にとって、豊胸術は意味がない!」なんてあり得ません。60代だからこそ、自由にやりたいことにチャレンジして欲しいと思います。
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能