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公開日2023.07.23最終更新日2024.07.04貧乳
微乳とは何カップのこと?微乳の原因&微乳を美乳にする方法!
「微乳(びにゅう)」とは、「小さな胸」を意味する言葉のひとつです。類語に「貧乳」「美乳」などがありますが、ニュアンスはかなり違います。
微乳の意味や類語との違い、微乳になる原因、微乳を魅力的なバストにする方法を解説します。
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目次
微乳の意味は?何カップだと微乳?
「微乳」「貧乳」はどちらも「小さな胸」を表す言葉ですが、「貧乳」にははっきり否定的なニュアンスがあるのに対し、「微乳」のニュアンスは曖昧です。
「美乳」は美しいバストを指す褒め言葉で、小さな胸に対して使われることが多い表現です。
ここでは、「微乳」の意味とカップ数の基準、「貧乳」「美乳」との違いについて解説します。
微乳の意味
「微乳」の「微」は訓読みでは「かすか」と読み、「ごく小さい」ことを意味します。したがって「微乳=ごく小さな胸」となります。
「微乳」という言葉は、「貧乳」のように胸が小さいことをはっきり悪く言う感じでもなく、「美乳」のようにはっきり良く言う感じでもないところがあります。
「微乳」は「美乳」と音が同じこともあり、どちらかというと肯定的な意味で使われることが多く、胸が小さいことを客観的に言い表す場合にも用いられます。
また、「微乳」は「美乳」と紛らわしいこともあり、会話で使われることはあまりなく、主に文章で使われる言葉です。
何カップだと微乳?
何カップから微乳と呼ばれるかは、はっきりした基準があるわけではありません。
下着メーカーのトリンプが毎年発行している「下着白書」によると、日本人女性のカップ数の割合は2018年には以下のようになっています。
- Aカップ:2.1%
- Bカップ:19.9%
- Cカップ:26.9%
- Dカップ:26.3%
- Eカップ:18.8%
- Fカップ:6.4%
- Gカップ:1.6%
現代日本人女性のカップ数はCカップ・Dカップあたりが平均的という結果です。
一方、理想のサイズについては、各種のアンケート調査を見ると、CカップやDカップを理想と答える人が男女とも多いようです(ただし男性だとDカップと答える割合が高くなる傾向があります)。
Aカップ・Bカップだと実際に平均より小さく、理想と比べても小さいため、「微乳」とされることが多いでしょう。
Cカップでも、巨乳好きの男性や、容姿に対するコンプレックスが強くて巨乳への憧れがある女性からしたら、「微乳」になるかもしれません。
貧乳との違い
「貧乳」も小さな胸を指す言葉ですが、主に否定的な意味で使われます。「貧」という言葉の意味(「貧しい」)だけでなく、音読みからくる(「ヒン」)も、否定的な感じを与えます。
ただし、小さい胸を好む男性の間では、よい意味で胸が小さいことを強調するために、あえて「貧乳」という言葉を使う場合があります。
最近では、「貧乳」の否定的なニュアンスを避けて「品乳」「シンデレラバスト」などと言い換えることがあります。
美乳との違い
「美乳」は「美しい胸」を意味し、サイズに関係なく使われますが、「小ぶりで美しい胸」を指す場合が多いようです。
「美乳」とされるのは、形がよく、上向きで、肌にハリとつやがあるバストです。
バストが大きいと、裸の状態ではどうしても多少垂れる(横に流れる)感じになり、形もやや不格好に見えがちなので、たとえ性的魅力はあっても、「美乳」とは見なされにくいと言えます。
バストが小ぶりな方が、形や向きに関して有利です。
「美乳」が比較的小さいバストを指して使われる場合が多いのは、こうしたことが理由かもしれません。
微乳の原因
バストサイズはかなり遺伝の影響を受けます。また、太っている(皮下脂肪が多い)人ほどバストは大きく、痩せている人ほどバストが小さい傾向があります。思春期の栄養状態などがバストサイズに影響する可能性もあります。
遺伝(生まれつき)
遺伝の影響の大きさは、一卵性のふたごと二卵性のふたごを比較すると推定できます。
一卵性の姉妹は遺伝子が100%同じで、二卵性の姉妹は平均50%だけ同じ(ふつうの姉妹と同じ)です。
一卵性でも二卵性でも、同時に生まれた姉妹であれば同じような環境で育つと考えられます。したがって、カップ数が生後の環境で決まる(遺伝はあまり影響しない)なら、一卵性姉妹も二卵性姉妹も似通ったカップ数であることが多いはずです。
逆に、もしバストサイズが遺伝の影響を受けるなら、一卵性姉妹のほうが二卵性姉妹よりもカップ数が似通っているはずです。この違いが大きいほど、遺伝の影響が大きいと考えられます。
オーストラリアの大学で、一卵性と二卵性のふたご1000人のカップ数を比較する研究が行われました。その結果、一卵性姉妹の方が二卵性姉妹よりカップ数が似ていることがわかり、バストサイズは56%が遺伝で決まり、残りは生まれた後の環境で決まると推定されました。
胸が小さい原因の半分以上は遺伝ということになります。
肥満度(BMI)の低さ
BMI(ボディマス指数)が高いほどブラのカップ数が大きく、BMIが低いほどカップ数が小さくなる傾向があります。
BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)で2回割った値で、肥満度を表します。例えば、体重50kgで身長160cm(=1.6m)なら、「BMI=50÷1.6÷1.6=約19.53」です
乳房の中身は主に乳腺と脂肪です。BMIが高いということは、太っていて脂肪が多めの体であることを意味します。乳房は脂肪が付きやすい部位なので、BMIが高い人は乳房にも脂肪がたくさん付いているのが普通です。脂肪が多い分だけバストサイズは大きくなります。
逆に、痩せればBMIは下がり、バストも小さくなり、痩せ方が大きければカップ数も変わります。
ただし、同じくらい太っていても(痩せていても)、人によってバストサイズには差があります。
そこは遺伝が大きく影響しています。遺伝的に乳腺がよく発達している人ほどバストは大きいですし、遺伝的にバストに脂肪が付きやすい人は、そうでない人よりも太ったときのサイズ変化が大きくなります。
思春期の栄養状態など
乳腺は思春期に発達し、思春期が終わると(妊娠期を除いて)発達しなくなります。
思春期に栄養不足が続くと、乳腺の発達が遅れ、遺伝的な素質を十分に伸ばせないまま成長が終わってしまう可能性があります。
長期にわたるストレスや睡眠不足なども、乳腺の発達に多少影響するかもしれません。
微乳を美乳にする方法
美乳の条件は、形がよく、上向きで、ハリ・ツヤがあることです。
微乳のかたが美乳になるためには、足りないボリュームを補って形を整え、バストを支えるクーパー靱帯や皮膚を引き締めてバストの垂れやたるみを治し、生活改善で肌を健康にするのが効果的です。
足りないボリュームを補う
バスト上部にボリュームがない「そげ胸」、左右の乳房が離れた「離れ乳」、乳房が垂れて乳輪の位置が下がった「垂れ乳」が、形のよくないバストの代表例です。
バストの老化は20代に始まり、はじめはそげ胸になります。ダイエット後や産後にもそげ胸になることがあります。
バストは年齢とともに徐々に垂れていき、40代や50代では垂れ乳を自覚する人が多くなります。
離れ乳は、胸の骨格が立体的で、前に突き出しているタイプの人がなりやすく、バストが垂れるとよけいに目立ちます。
こうしたバストの改善には、豊胸術によるバストアップが効果的です。
そげ胸の場合はバスト上部をふっくらとさせます。
離れ乳の場合、バストの外側を盛り上げて、乳首を内側に押し返すようにします。中央にボリュームがないからといって豊胸で中央を盛り上げてしまうと、それに押されてかえって乳首が外を向き、離れ乳がひどくなってしまいます。
垂れ乳の場合、全体的にボリュームを増して垂れが目立たないようにします。
はっきりしたそげ胸・離れ乳・垂れ乳でなく、なんとなく形がぱっとしないという場合にも、バランスを考えながら豊胸でボリュームを補うことで、映える見た目になります。
情報メディアなどでよく紹介される筋トレなどの方法は、以下のような理由により効果が期待できません。
- 筋トレで大胸筋を大きくして乳房をかさ上げする→女性が大胸筋を盛り上がらせることは困難だし、トレーニングで胸の脂肪が減ってしまう
- マッサージで血行をよくしてバストの発育を促進→一時的に血行がよくなって、やや腫れる程度で、目に見えた効果はない
- バストアップクリームでバストのハリを向上、発育を促進→成分は皮膚の一番外側までしか浸透せず、届いてほしいところ(肌の深層や胸の中)には届かない
- バストアップサプリでバストのハリを向上、発育を促進→バストの発育などは多種多様な物質が複雑に関係し合って生じているので、サプリで特定の成分だけ増やしたところで意味がない(副作用の危険もある)
たるんだクーパー靱帯を引き締める
乳房の膨らみを支えているのは、胸の中に張り巡らされたクーパー靱帯という結合組織です。
クーパー靱帯は乳腺を皮膚や大胸筋の膜につなぎ止め、脂肪を抱き込んで、乳房の中身を支えます。クーパー靱帯がなければ、乳房の中の乳腺や脂肪は重力に引かれてだらりと垂れ下がってしまいます。
クーパー靱帯は加齢とともにたるんで、バストを支える力が弱まります。
バストサイズが大きくダウンしたとき(産後や大幅な減量の後など)にも、クーパー靱帯のたるみが生じます。
バストが大きくなるとクーパー靱帯はそれに合わせて伸びますが、バストが小さくなってもそれに合わせて縮むことはありません。そのため、バストサイズが大きくダウンするとクーパー靱帯に目立ったたるみが生じます。
クーパー靱帯がたるむと、バストの中身が下の方に寄ってそげ胸になったり、バスト全体が下に流れて垂れ乳になったりします。
エンブレイスRF(バストタイト)という方法でクーパー靱帯を引き締めると、そげ胸や垂れ乳が改善されます。エンブレイスRFは高周波を当ててクーパー靱帯の主成分であるコラーゲンを収縮させ、クーパー靱帯を引き締めます。
筋トレ、マッサージ、バストアップサプリなどはクーパー靱帯には効きません。激しいマッサージを繰り返すとクーパー靱帯に損傷を与える恐れもあります。
たるんだ皮膚を引き締める
年齢とともに肌の弾力は失われ、バストの皮膚にたるみが生じます。
産後や大幅な減量の後などにも皮膚のたるみが生じることがありますが、クーパー靱帯と違って皮膚は徐々に縮むので、しばらくするとたるみは目立たなくなります。
ただし、たるみが大きすぎると時間が経っても完全には治らないことがあります。
こうした皮膚のたるみもエンブレイスRFで改善できます、できてしまったたるみをマッサージやケアクリーム、サプリなどで治すことは難しく、エンブレイスRFなどの外科的処置が必要です。
生活改善で肌を健康にする
美乳と呼ばれるためには、栄養バランスのよい食事や十分な睡眠、適度な運動を心がけて、肌の健康を保つことも重要です。
バストケア用のクリームやジェルが色々と売られています。こうした製品には保湿効果があり、肌荒れなどを防いでくれますが、それ以上の効果はあまり期待できません。
例えば、塗ると肌のハリ・弾力が増しように思えるクリームがあります(それで肌のたるみも多少改善したように思えるときもあります)。しかし、これは成分が肌に残っている間そう感じられるだけで、肌の内部が変化したわけではありません。一種のメイクアップと考えてください。
そうしたものにお金と時間を使うよりも、食事や運動などの生活習慣に気をつけた方が、長い目で見れば肌の健康によいですし、老化を防止する(遅らせる)効果も期待できます。
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まとめ
- 微乳は小さな胸を意味し、貧乳のようにはっきりした否定的な意味合いはない場合が多い。
- 通常はBカップまでが微乳と呼ばれる。
- 美乳は美しい胸を意味し、小ぶりで形がよく、上向きで、肌のきれいなバストを指すことが多い。
- 微乳の原因は半分以上が遺伝で、脂肪の量(肥満度)や思春期の栄養状態なども関係する。
- 微乳を美乳にするには、豊胸で足りないボリュームを補い、エンブレイスRFでクーパー靱帯や皮膚を引き締め、生活改善で肌の健康を保って老化を予防するのがよい。
成長再生豊胸には、
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