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公開日2023.02.09最終更新日2023.03.06垂れ乳

破裂で感染・化膿!アクアフィリングはなぜそれほど危険なの?【YouTube】

アクアフィリングやアクアミドは仕上がりが自然で長持ちするというメリットがありますが、感染症や化膿のリスクが高く、除去するのが難しいという大きな問題があります。

アクアフィリングやアクアミドがどんな物質で、どんな効果があり、どうして危険なのかについて、わかりやすく解説します。

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アクアフィリング/アクアミドってどんな物質?

アクアフィリング/アクアミドの「アクア」はラテン語で「水」を意味します。その名の通り、アクアフィリング/アクアミドの成分の97%程度は水で、あとの3%程度が化学物質でできています。

たった3%程度ですが、これらの化学物質を水と混ぜると、ほどよく柔らかくて弾力のあるジェル状の物質になります。ゼリーの素を水と混ぜた状態をイメージするとわかりやすいでしょう(ただし、アクアフィリング/アクアミドはゼリーよりも弾力があります)。

アクアフィリングは豊胸に使われ、アクアミドは顔のシワ取りや鼻・唇・顎などのプチ整形に使われます。

アクアフィリング/アクアミドの効果・メリットは?

ヒアルロン酸は注入後に徐々に体に吸収されていき、しばらくすると効果がなくなってしまいますが、アクアフィリング/アクアミドは体の中に半永久的に残るので、効果が長続きします。

また、アクアフィリングはシリコンバッグやヒアルロン酸に比べて柔らかく、豊胸後のバストの感触が自然です。

アクアフィリング/アクアミドはなぜ危険?

アクアフィリング/アクアミドは化膿などのリスクが高く、いつまでも危険が残り、除去手術も難しいという問題があります。

胸のデコボコや感染症・化膿が生じることがある

アクアフィリングやアクアミドを体の中にまとめて注入すると、体の自然な反応によって、注入物の周囲にカプセル(膜)ができます。これはシリコンバッグなどを入れた場合も同様です。

このカプセルのおかげで、注入物がバラバラにならずに、形を維持することができます。

ただし、アクアフィリングやアクアミドのカプセルは非常に薄いので、強い圧力が加わると簡単に破れてしまいます。

例えば、妊娠してバストが急激に大きくなると、注入したアクアフィリングが圧迫され、圧力でカプセルが破れてしまうことがあります。シリコンバッグの場合はシリコン自体の膜もあるので、そう簡単には破れません。

カプセルが破れると、中のアクアフィリングがバラバラになって、バストがデコボコになってしまうことがあります。

また、散り散りになったアクアフィリングの周囲で細菌が繁殖し、細菌感染が広がったり、化膿してしまったりすることもあります。化膿を起こす確率は高くはありませんが、一度起こしてしまうと後が大変です。

乳腺に炎症が広がって化膿してしまうとなかなか治りません。膿を排出するため、バストにしばらくの間ドレーン(管)を挿したままにしておく、といった処置が必要になることもあります。なんとか治すことができても、再発する危険があります。

顔のシワを直すためにあちこちに少量ずつアクアミドを注入した場合も、感染症や化膿が起こりやすくなります。例えば、ニキビができたときに、ニキビの原因菌がアクアミドの周りで繁殖して、顔が腫れてしまったりします。

体の中に長く残るので、リスクがずっと続く

ヒアルロン酸のよういつかは体に吸収されてしまうのであれば、こうしたリスクもそのうちなくなります。しかし、アクアフィリング/アクアミドの場合、長持ちするというメリットがわざわいして、化膿などのリスクがいつまでもついて回ります。

アクアフィリング/アクアミドは除去するのが難しい

アクアフィリング/アクアミドの塊がある程度大きければ、埋まっている場所を超音波で探し出して、注射器などを使って丹念に吸い出せば、完全に除去することも不可能ではありません。

しかし、カプセルが破れたりして、小さな粒状のアクアフィリング/アクアミドが体のなかに散ってしまっている状態だと、すべての粒を吸い出すことは現実的に不可能です。

今後妊娠する予定のある方は、カプセルが破れないうちにアクアフィリングを取り出しておいた方が賢明です。

注入するならどんな物質が安全?

安全性を考えれば、脂肪注入が最適です。脂肪注入では、自分の体から脂肪を採取して、胸などに移植します。脂肪は天然の物質なので化膿などのリスクは低いですし、自分の脂肪であれば移植しても拒絶反応が起こりません。

ただし、アクアフィリング/アクアミド注入に比べて脂肪注入は定着率が悪いというデメリットがあります。アクアフィリング/アクアミドの場合は注入物の大半が体に残りますが、脂肪注入では注入した脂肪の何割かは体に吸収されてなくなってしまいます。

脂肪注入による豊胸の効果を高めたければ、成長再生豊胸を併用して、脂肪や乳腺を発達させていくのがおすすめです。

顔の脂肪注入の場合も、脂肪増殖注射やW-PRP-Fなどの再生医療技術を用いて少しずつ修正していくことができます。

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まとめ

  • アクアフィリング/アクアミドは97%程度の水と3%程度の化学物質でできているジェル状の物質。
  • 効果が半永久的に続き、感触が自然なのがメリット。
  • しかし、胸のデコボコ、感染症、化膿などのリスクがある
  • 注入物がいつまでも残るので、ヒアルロン酸と違い、リスクがずっと続く。
  • アクアフィリング/アクアミドが小さな粒状になってしまうと、除去するのが困難。
  • リスクを避けたければ脂肪注入が最適。効果を高めたければ成長再生豊胸・脂肪増殖注射・W-PRP-Fの併用がおすすめ。
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