豊胸って傷跡が残って目立つの？

傷跡を心配なさる方は非常に多いのですが、結論から言ってしまうと、傷跡がまったく残らない豊胸術はありません。現在主流となっている豊胸術はシリコンバッグ挿入法、ヒアルロン酸注入法、脂肪注入法の3つですが、いずれもメスや針を使い、皮膚を傷つけるからです。しかし、皮膚を傷つける範囲が狭く、浅い豊胸術であれば傷跡はほとんど目立ちません。先ほどの3つの豊胸術でいえば、注射器を使用するだけのヒアルロン酸注入法ですね。

今までにも、予防接種や血液検査などで注射器の針が皮膚に刺さる経験はあったと思いますが、その部分の傷跡が今でも残っていることはほとんどないでしょう。これと同じです。

はい。ご指摘の通り、シリコンバッグ挿入法の場合、アンダーバストまたは脇の下を数センチメスで切開しなければならず、ヒアルロン酸注入法よりは傷跡が残る可能性が高くなります。しかし、術後数ヵ月～1年ほど経過すれば薄い線のようになり、それほど目立たなくなるのが実際のところです。もちろん、これには個人差がありますが。

脂肪注入法の場合も、脂肪を吸引するときに皮膚を数ミリ切開します。脂肪を吸引するときはこの切開部分に医療用の管を出し入れして周辺組織に大きな負担がかかるので、傷跡が残る可能性はヒアルロン酸注入法より高くなってしまいますね。ただ、万が一、想定以上に傷跡が濃く残ったとしても、傷跡を修正する注射やレーザー治療でだいぶ目立たなくすることができます。

そうですね。あまり神経質にならなくてもいいかと思います。ただし、最初に申し上げた通り、皮膚をまったく傷付けない豊胸術はありません。術後の経過や体質によっては傷跡がはっきり残ってしまう場合があることを頭の片隅に入れておいてください。

ありますよ。南クリニックの成長再生豊胸は注射のみです。成長再生豊胸は成長因子という細胞を増殖させるタンパク質を使ってバストの脂肪を増やす豊胸術なのですが、施術で使うのは注射器のみで傷跡がほとんど残りませんし、術後大幅な体重減少がない限り効果は半永久的に持続します。

ヒアルロン酸は手軽な豊胸術である分、術後半年から2年ほどで効果がなくなってしまいますから、長持ちする豊胸術を希望される場合は成長再生豊胸を検討してみるのも良いでしょう。術後はしっかり栄養を摂って激痩せしないように気を付けるだけで、特別なアフターケアも不要なので気が楽だと思います。