豊胸手術で不自然な形になる事はありますか？

検討している豊胸術は「シリコンバッグ挿入法」ですか？

確かに、シリコンバッグ挿入法は、その日のうちに希望の大きさに変身できる豊胸術ではあります。好みの大きさやかたちのシリコンを入れるわけですから。

しかし、バストの中に「形のあるもの」を入れるので、不自然な形になるのは避けられません。

見た目では、バストの上部と下部、いずれもがきれいな丸みを帯びているのは不自然に思われるでしょう。

また、バストを両側から寄せたとき、バスト上部が「Y」字になるのもニセモノの証拠です。自然なバストであれば、「I」字になります。

仰向けに寝たときに、ナチュラルなバストは横に流れますが、シリコンバッグが入っているとバストは丸みを保ち、バストトップが上を向いたままになります。いわゆる、寝ても起きても、バストが同じ形ということです。

「ヒアルロン酸注入法」も不自然に見えてしまう場合があります。できるだけ大きくしたいからと、たくさんのヒアルロン酸を注入してしまうと、バストがパンパンになって動きがなくなってしまいます。

ただし、ヒアルロン酸は少しずつ吸収されて、バスト内から消失していくので、数週間後には程良い大きさになる可能性はあります。

残念ながら、そうはなりません。ヒアルロン酸がバスト内に残るのは数ヵ月から長くて2年です。すべてのヒアルロン酸が消失すれば、豊胸前のバストに戻ってしまうので、他者の目線から見ると、バストが大きくなったり小さくなったりと不自然に映るはずです。

南クリニックでは「成長再生豊胸」をおすすめしています。成長期のように、バストが育つ新しい豊胸術です。もともとのバストが極端に小さい方の場合には、「脂肪注入法＋成長再生豊胸」がさらに効果的です。