コラム
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公開日2021.02.28最終更新日2021.03.09豊胸Q&A
豊胸したバストは老後、どのように変化しますか?
ご相談者様
豊胸をしたいと考えていますが、老後、バストが変形して悲惨なことになると聞きました。豊胸は一生モノだと信じたいのですが、劣化することはあるのでしょうか?


「豊胸したバストは一生そのまま」ではありません。どんな豊胸術であっても、年月が経つと変化が起こります。変化の仕方は豊胸術によって違いがあります。

脂肪注入法を考えていますが、どんな変化が考えられますか?

脂肪注入法は自身のヒップや太ももの脂肪をバストに注入する豊胸術です。豊胸後も、バスト内の脂肪はすべて自分のものなので、触り心地や揺れ方は自然です。ただし、ナチュラルである分、年を重ねてバストが下がる、ハリがなくなるなど、老化によるバストラインの変化は豊胸をしていない場合と同じです。

老後には、年相応のバストになるということですね。シリコンバッグ挿入法はどうでしょうか。バッグが劣化すると破裂すると聞いたことがあります。

シリコンバッグには寿命があります。現在では、厚生労働省にあたる、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)は、シリコンバッグの寿命を約10年と発表しています。日本の美容クリニックでも、今は10年を目安に入れ替えを推奨しているはずです。

10年以上経つと、どんな劣化が起きるのですか?

主にバッグの一番外側の、中の液体を包んでいる袋状のシリコン膜が、硬くもろくなって、裂けたり穴が空いたりします。また、バスト内に入れたバッグの周囲には、「カプセル拘縮」という、硬い被膜ができます。
これ自体は問題ないのですが、長年、バッグを入れたままにしておくと、被膜が厚く硬くなり、バッグを締め付けるようになります。こうなると、見た目は悪いし、カチカチに硬くなってしまいます。場合によっては、痛みなどを伴うこともあります。

バッグの中身が漏れてしまうことはありませんか?

劣化したバッグが自然に破損し、中身が漏れてしまうこともあります。少しずつ漏れるので最初は自覚がありませんが、長期にわたると炎症が起きて痛み出したり、バストの形がいびつになることもあります。

劣化したバッグは取り除くことはできますか?

手術で取り除くことは可能です。ただし、バッグの入っていた空間があいてしまうので、新たな豊胸術を受けないと、バストはしぼんで垂れてしまいます。

新しいバッグを入れたくない場合、どのような豊胸術であれば、大きなバストを維持できますか?

バッグを入れると、また10年後に入れ替えが必要になるので、脂肪注入法をすすめるクリニックが多いようです。ただし、脂肪吸引の手術はダウンタイムが長く忙しい人には向きません。
まとめ
・豊胸したバストは、年齢とともに形や触り心地が変わる。
・脂肪注入法のバストは、ふつうに老化現象が起きる。
・シリコンバッグ老化より劣化が問題。バッグの寿命は約10年です。長期間同じバッグを入れたままにしていると、バストの変形や痛みが生じることもある。
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