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公開日2023.07.01最終更新日2023.08.01豊胸基礎知識
豊胸は何歳まで受けられる?何歳までに受けるべき?
豊胸手術が何歳まで受けられるかは、受ける人の体力がついていけるかどうかによります。それは豊胸術によって異なり、個人差もあります。
また、豊胸術によっては年齢が上がるとあまりよい仕上がりが期待できないことがあり、ある程度の年齢までに受けておいたほうがよい場合があります。
豊胸手術は何歳まで受けられるか(受けるべきか)について、豊胸術別に解説します。
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目次
豊胸は何歳まで受けられる?体力面から見た上限
体への負担が大きい手術ほど、年齢とともに受けることが難しくなります。同じ年齢でも体力には差があるので、一概に何歳までとは言えません。
ここでは、豊胸手術が受けられる上限の年齢を豊胸術別に考えてみます。
シリコンバッグ豊胸
シリコンバッグ豊胸では、脇の下や乳房の膨らみのすぐ下をメスで数cm切開し、シリコンジェルを詰めたシリコン製バッグを挿入します。
2カップを超えるような大幅なバストップも可能なのがメリットですが、豊胸術の中で最も体への負担が大きい方法です。
術後の痛みや傷が大きいだけでなく、手術により感染症が発症する恐れも比較的高いです。
60代・70代でシリコンバッグ豊胸を受ける方は、ほとんどいないと思われます。体力的にきついですし、若いときには軽症ですむ感染症も、年齢が高くなるほど重症化するリスクが高まるため、医師はシリコンバッグ豊胸を勧めないでしょう。
60代で、体力や若さに自信がある方などは、憧れのバストサイズを実現するためにシリコンバッグ豊胸を選ぶことがあります(ただし少数派です)。
一般的には40代~50代が上限と言えるでしょう。
ヒアルロン酸注入豊胸
ヒアルロン酸注入豊胸は、ヒアルロン酸を直接バストに注入する豊胸術です。
体への負担が軽く、感染症のリスクも低いため、60代でも受ける方が少なくありません。年齢相応に健康であれば70代でも受けることが可能と思われます。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸は、自分の体から吸引した脂肪をバストに移植する方法です。シリコンバッグ豊胸に次いで体への負担が大きく、とくに脂肪を吸引した部位にダメージが残ります。
そのため、一般的には50代~60代あたりが上限と思われます。
成長再生豊胸
成長再生豊胸は、成長因子を注入してバストを思春期の頃のような状態にして、乳腺や脂肪の成長を促す豊胸術です。
成長因子を注射するだけの手術なので、とくにダメージはなく、感染症のリスクも低く、年齢相応に健康であればどんな年代の方でも受けることができると思われます。
豊胸は何歳までに受けるべき?仕上がり・持続性から見た上限
女性のバストは早くも20代に老化が始まり、30代にかけてバスト上部(デコルテ周辺)のボリュームが失われていきます。
40代になるとホルモンバランスの変化で乳腺の縮小が進み、全体的にハリ・ボリュームが失われ、バストの垂れを自覚する人が出てきます。
50代以降(とくに閉経後)には乳腺縮小が急速に進み、バストの垂れが進行します。
このように、とくに40代以降は年齢とともにバストの状態が急速に変化し、豊胸の仕上がりにも大きな影響が及びます。また、再手術が必要になる可能性を考慮に入れて豊胸術を選ぶことが重要になります。
シリコンバッグ豊胸の場合
乳腺の縮小が進行して乳房のハリが全体的に失われた状態のバストにシリコンバッグを挿入すると、シリコンバッグが浮き出て不自然な形になります。
そのため、50代で体力に自信のある女性でも、シリコンバッグ豊胸は適さない場合があります。
シリコンバッグ豊胸を希望するなら、40代までに受けておいた方がよいでしょう。
ただし、シリコンバッグは時間とともに劣化し、10年に1回は入れ替えた方がよいとされているため、10年後には再手術が必要になります。それを考慮に入れると、40代でも別の方法にしておいた方がよいかもしれません。
ヒアルロン酸注入豊胸
ヒアルロン酸は少量(0.5カップ大きくする程度)であれば、60代の加齢が進んだバストでも比較的自然な見た目にできる場合があります。しかし、1カップ程度も大きくすると、ヒアルロン酸の硬い感触が表面に出たり、形が不自然になったりする恐れが高いです。
ヒアルロン酸注入で1カップ程度のバストアップを希望するのであれば、遅くとも50代までにしておいたほうがよいでしょう。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸では天然の脂肪を移植するので、仕上がりは自然です。移植されて定着した脂肪は減量でサイズが小さくなることはありますが、シリコンバッグのように入れ替えが必要になることはありません。
体力的に問題がなければ、50代・60代にも適した豊胸術と言えます。
成長再生豊胸
成長再生豊胸はバストを自然に発育させる方法なので、適切に施術を行えば、どんな年齢であっても不自然な仕上がりになることはないでしょう。
成長再生豊胸で増えた乳腺や脂肪は、加齢変化や減量などで減ってしまうことはありますが、再施術によって再び発育させることも可能です。
成長再生豊胸は、年代を問わず、加齢の進行に合わせて受け続けることができる豊胸術と言えます。
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まとめ
- 体への負担が大きい豊胸術ほど、年齢とともに受けることが難しくなる。
- 豊胸を受けられる上限の年齢は、シリコンバッグ豊胸が40代~50代、ヒアルロン酸注入豊胸が70代、脂肪注入豊胸が50~60代。
- バストの加齢変化や豊胸術の効果の持続性を考えると、シリコンバッグ豊胸は40代まで、少量のヒアルロン酸注入豊胸は60代まで、1カップ程度のヒアルロン酸注入豊胸は50代まで、脂肪注入豊胸は50~60代までに受けるのがよい。
- 成長再生豊胸の場合、受けられる年齢・適した年齢の上限はとくにない。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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