コラム
column
公開日2023.07.27最終更新日2023.08.04豊胸基礎知識
豊胸はどのくらい大きくなるの?1カップ大きくするのに何cc必要?
豊胸を検討している方にとって、豊胸で実際にどのくらい大きくなるのかは、非常に気になるところでしょう。
豊胸を希望する方は「2カップ大きくしたい」「Dカップまで大きくしたい」といったように希望をカップ数で表現する場合が多いです。
そこで今回は、1カップ大きくするのにどれくらいの施術が必要で、豊胸で最大何カップ程度大きくできるのかについて解説していきます。
>> 胸の垂れに効果的な新メニュー「バスト・タイト」の詳細はこちら
目次
豊胸で1カップ大きくするのに何cc必要?
カップ数は胸の容量(ボリューム)で決まるわけではないので、1カップ大きくするのに何cc必要かは正確にはわからず、目安でしか言えません。
また、どれくらいの量を挿入・注入する必要があるかは豊胸術の方法によって違います。
1カップを大きくするのに必要な容量の目安
ブラのカップ数は「トップバストの周囲の長さ」と「アンダーバストの周囲の長さ」の差で決まります。
カップ数 |
トップバストとアンダーバストの差 |
AA |
6.5~8.5cm |
A |
9.0~11.0cm |
B |
11.5~13.5cm |
C |
14.0~16.0cm |
D |
16.5~18.5cm |
E |
19.0~21.0cm |
トップバストはバストの一番高い部分(普通は乳首のあるところ)の周囲を測り、アンダーバストは乳房のすぐ下の周囲を測ります。
トップバストが85cm、アンダーバストが70cmなら、差は15cmなのでCカップです。
このように、カップ数はバストの容量(ボリューム)を測って決めるわけではないので、カップ数とバストの容量はぴったりと対応しません。
同じカップ数でも、アンダーバストが大きいほどカップ(乳房を包む部分)の容量が大きく作られています。例えば、B70のカップの容量はB65よりも大きく、実はC65と同じ大きさです。
アンダーバストの違いでどれくらいカップを大きくするかは、メーカーや製品ごとに多少違います。
そのため、「現在のバストよりも1カップ大きくする」と言っても、何cc大きくしたらいいのか、正確には分からないのです。
大体の目安としては、「アンダーバスト×1cc。アンダーバストが65cmの人なら片胸で65㏄、70cmの人なら70ccです。両方の胸を1カップずつアップするには倍の量が必要です。
シリコンバッグ豊胸・ヒアルロン酸注入豊胸の場合
シリコンバッグ豊胸の場合、挿入したバッグの容量がほぼそのままバストの容量になります。
したがって、アンダーバスト65cmの人であれば65ccのバッグ、アンダーバスト70センチの人であれば70ccのバッグを入れると、1カップ程度大きくなります。
ヒアルロン酸注入の場合もまったく同様です。
脂肪注入豊胸の場合
脂肪注入豊胸で注入した脂肪細胞は、一般的には30%~50%しか定着せず、残りの細胞は死んで体に吸収されてしまいます。
例えば50%定着すると仮定すると、アンダーバスト70cmの人が1カップアップするには140ccの脂肪を注入する必要があります。
独自の改良により定着率を高めているクリニックもあり、そうしたところで脂肪注入豊胸を受ければ、もっと少ない量で1カップ大きくすることができます。
成長再生豊胸の場合
成長再生豊胸は物を詰めて胸を大きくする方法ではないので、「何cc注入」という言い方はできません。
成長再生豊胸では、成長因子という物質を注入してバストを思春期の頃のような状態にし、乳腺や脂肪の成長を促します。
成長再生豊胸で1回分を注入すると、20~30cc程度バストが大きくなります。1カップ大きくするには、アンダーバスト70cmの人で2回~3回の処置が必要です。
豊胸で最大どのくらい大きくなる?
最大どのくらい大きくできるかは豊胸術によって異なり、豊胸を受ける人の体の状態によっても違います。
シリコンバッグ豊胸の場合
シリコンバッグの大きさは、バストに入れるスペースがある限り、自由に選べます。これはシリコンバッグ豊胸の最大のメリットです。もともとバストが大きい人ほど、スペースが大きいので、より大きなバッグを挿入できます。
ただし、バストに対して大きすぎるバッグを入れると、バストの皮膚がパンパンに張って非常に不自然になるので、仕上がりのよさを考慮すると選べる範囲は狭まります。
平均的な日本人女性の場合、スペースだけで言えば3~4カップ程度まで大きくできるでしょう。
仕上がりを考慮すると、もとともバストの大きな方で3カップ程度、小さな方の場合は1.5~2カップ程度にとどめておいたほうが無難です。
ヒアルロン酸注入豊胸の場合
ヒアルロン酸はバストに入れるだけならばシリコンバッグと同様にかなりの量を入れられます。
しかし、ヒアルロン酸を1度にたくさん注入したり1箇所にまとめて注入したりすると大きなしこりができやすいので、バストに入る合計量を制限し、手術の際にはごく少量ずつばらして注入する必要があります。
そのため、通常は1~1.5カップ程度のバストアップが限度となります。
脂肪注入豊胸の場合
ヒアルロン酸ほどではありませんが、脂肪も1度にたくさん注入したり1箇所にまとめて注入したりするとしこりができやすいので、1.5~2カップ程度が限度となります。
どれだけバストアップできるかは吸引できる脂肪の量にもよります。標準的な体型の日本人女性だと、通常は1カップ程度が限度です。独自の改良で脂肪の定着率を高めているクリニックであれば、1.5~2カップ程度のバストアップが可能な場合もあります。
体に付いている皮下脂肪のボリュームから想像すると、脂肪注入豊胸で大きくできるサイズは意外に小さいと感じる方が多いでしょう。
皮下脂肪をすべて吸引すると、吸引部位がデコボコになったり大きなたるみができたりしてしまうため、適量の脂肪を残しておく必要があります。
また、吸引した脂肪はそのまま移植するわけではなく、不純物を取り除き、良質な脂肪細胞だけ濃縮してから注入するので、注入できる脂肪の量は吸引量よりもかなり減ってしまいます。定着する量はさらに下がります。
標準的な体型の方でも、脂肪を全身からかき集めて1~2カップ程度大きくするのが限度です。痩せ型の方の場合、希望のサイズにまで大きくすることは難しいケースが少なくありません。
成長再生豊胸の場合
成長再生豊胸はバストを自然に成長させていく方法なので、とくに限度というものはありません。10回の施術でAからFへと5カップのバストアップに成功した方もいます。
脂肪注入豊胸と成長再生豊胸を併用すると、互いの効果が高まり、さらに上のバストアップが期待できます。なかにはAAカップからGカップまで大きくなったという方もいるほどです。
>> 胸の垂れに効果的な新メニュー「バスト・タイト」の詳細はこちら
まとめ
- 1カップに対応する容量の目安は「アンダーバスト×1cc」。
- アンダーバストが70cmの場合、シリコンバッグ豊胸・ヒアルロン酸注入豊胸では70cc、脂肪注入豊胸(定着率50%)では140ccの容量の物を入れると、1カップアップする。成長再生豊胸であれば2~3回の施術が必要。
- バストアップの上限は、シリコンバッグ豊胸が3カップ程度、ヒアルロン酸注入豊胸が1~5カップ程度、脂肪注入豊胸が2カップ程度。
- 成長再生豊胸にはとくにバストアップの上限がなく、回数を重ねれば5カップ以上もあり得る。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
-
- すぐに大きくしたい方にオススメ
-
- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
-
- 豊胸と同時に痩身も可能