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公開日2023.07.05最終更新日2023.08.01豊胸基礎知識

豊胸はやめたほうがいい?豊胸術別のリスク&後悔しないためにできること

豊胸を検討していると高確率で「豊胸はやめた方がいい」という意見を耳にします。なかには面と向かって強く忠告されて戸惑った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

医学的に見ると、「豊胸はやめた方がいい」との意見も決して間違ってはいません。なぜなら、どのような美容整形にもリスクがあるからです。

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 「豊胸はやめたほうがいい」といわれる一番大きな理由はリスクがあるから

「豊胸はやめたほうがいい」との意見を持つ方にはそう主張する理由がありますが、なかでもよく聞くのは「豊胸の後、何が起こるかわからないから」というもの。

これはつまり、豊胸で体に起こりうるリスクのことを意味しますが。確かに豊胸は美容目的であっても医療行為である以上、100%のノーリスクではありません。

したがって、美容外科クリニック側としても「リスクがあるから豊胸はやめた方がいい」との意見に真っ向から反論することはないのですが、その一方で、リスクを承知で豊胸を希望する患者さんがいらっしゃることも確か。

ですから、美容外科リクニックではきちんとリスクを伝えて、それに納得してもらったうえで豊胸術を受けていただいています。

豊胸検討中なら絶対にチェック!豊胸術別のリスク

また、一口にリスクと言っても豊胸術によってそれぞれ異なりますから、クリニック側はそれについても個別に説明する義務がありますし、患者さん側も医師によるリスクの説明をしっかり聞いて判断していただく必要があります。

現在、豊胸を検討中の方は次に挙げる豊胸術別リスクについて理解し、そして納得してから豊胸に臨んでくださいね。

シリコンバッグ挿入法のリスク

傷跡

シリコンバッグ挿入時に脇の下やアンダーバストを大きめに切開するため、他の豊胸術と比べると傷跡が残る可能性が高くなります。

不自然さ

シリコンバッグの大きさや形、患者さんの体型、挿入する場所によっては見た目や形、揺れ具合が不自然になることがあります。また、人工物ゆえの独特の冷たさや硬さが気になる場合も。

被膜拘縮

バストに挿入したシリコンバッグがテニスボールのように硬くなって形も変形する被膜拘縮(ひまくこうしゅく)と呼ばれる現象が起こることがあります。異物反応によってできた被膜が縮んでシリコンバッグをギュッと圧迫することで起こります。

ヒアルロン酸注入法のリスク

しこり

ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されていきますが、吸収されずに残った場合は異物反応により被膜ができて、しこりとなることがあります。

バストアップ効果の短期消滅

上記の通り、ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されていくため、バストアップ効果の持続期間は半年、長くて2年程度です。

脂肪注入法のリスク

ダウンタイムの強い痛み

術後1週間は脂肪吸引部に強い痛みが出ます。日常生活が制限されるほどなので、術後数日は仕事や学校を休まなければならないことも。

しこり

注入した脂肪がバストに定着せず壊死した場合、体が「得体の知れないもの(異物)」と判断して異物反応が起こり、壊死した脂肪の周りに被膜ができ、最終的にはしこりになってしまうことがあります。

脂肪吸引部の凸凹

脂肪吸引部は術後、脂肪が抜けたことでその部分が空洞状態になっています。そのため、術後はこの空洞を閉じるために吸引部を圧迫するサポーターを着用しますが、うまく圧迫できなかった場合は吸引部の肌表面に凸凹ができてしまうことがあります。

バストアップ効果の短期間消滅

注入した脂肪に栄養と脂肪が行き渡らず体内に吸収されてしまうと、当然バストアップ効果は消滅します。

人によっては数ヶ月にあっという間にバストダウンしてしまう場合も。

成長再生豊胸のリスク

南クリニックでは、成長因子でバストにある脂肪を増やす成長再生豊胸というメニューを提供しています。

施術は注射のみ。そして思春期にバストが膨らんでいくのと同じような感覚でバストアップできるうえ、バストの脂肪を増やすスタイルなので仕上がりは本物のバストとほとんど変わらないほど自然です。

しかし、このようなメリットがある一方、次のようなリスクもあります。

出産・授乳、加齢によって形が変わる

成長再生豊胸は人工物を使わず、自身のバストの脂肪を増やす豊胸術なので、形も本物のバストとほとんど変わりません。

しかし、裏を返せば、出産・授乳や加齢の影響を受けて変化する点も本物のバストを同じということなのです。

この点、人工物を挿入するシリコンバッグ挿入法は破損しない限り、どのライフステージにおいても形自体に大きな変化が生じません。(ただし、バストの位置は下垂します)

がんに罹患していた場合のがん細胞が増えてしまう

成長因子は細胞を増殖させるタンパク質です。さまざまな細胞を増やす効果があるため、がんに罹患していした場合はがん細胞まで増やしてがんを進行させてしまいます。

このようなことから、どの方法で豊胸術を受ける場合も同じですが、南クリニックでは施術前のがん検診を強くおすすめしています。

急激に痩せるとバストダウンする

脂肪による豊胸である以上、減量すればその分、バストの脂肪も減ります。急激に痩せればバストにも大きな影響が出ることは認識しておかなければなりません。

豊胸で後悔しないためにできること

せっかくお金と時間をかけるのですから、思ったような結果が出ず、「やめておくべきだった」と後悔するような事態は避けたいもの。

現在豊胸を検討している方、そして過去の豊胸に満足できず修正する予定の方は、次の点を守りましょう。

リスクをしっかり理解する

今回説明したようなリスクをしっかり理解し、納得してから豊胸しましょう。

「豊胸の失敗例を他人事と思わない」「メリットばかり見ない」という姿勢でリスクと真正面から向き合ってください。

医師のアドバイス・提案を取り入れる

「豊胸するかしないか」「どの豊胸術を選ぶか」といった最終判断は患者さんの意思と希望に委ねられますが、その際はぜひ、医師のアドバイス・提案も取り入れてください。ときには少々口うるさくなることもありますが、これもさまざまな症例を見てきた医師として、患者さんが後悔することのないようベストを尽くしたいからこそ。

迷ったときは医師のアドバイス・提案を軸に判断することをおすすめします。

豊胸に定評のある医師を選ぶ

豊胸の仕上がりはもちろん、患者さんに適切なアドバイス・提案ができるかどうかも医師の技術・経験にかかっています。

ですから医師選び(実質はクリニック選び)には時間をかけてください。

医師選び方としては、美容整形領域での10年~15年以上の経験を一応の基準にしてみましょう。

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まとめ

・豊胸は医療行為である以上、何かしらのリスクがある。そしてこのリスクが「豊胸はやめたほうがいい」といわれる最大の理由でもある。

・豊胸のリスクといってもその内容は豊胸術によって異なる。シリコンバッグ挿入法のリスクは「傷跡」「不自然さ」「被膜拘縮」、ヒアルロン酸注入法のリスクは「しこり」「バストアップ効果の短期消滅」、脂肪注入法のリスクは「ダウンタイムの強い痛み」「しこり」「脂肪吸引部の凸凹」「バストアップ効果の短期間消滅」、成長再生豊胸のリスクは「出産・授乳、加齢による形の変化」「がんに罹患していた場合の急ながん細胞増殖の恐れ」「急激な減量によるバストダウン」。

・豊胸で後悔しないためには、「リスクをしっかり理解する」「医師のアドバイス・提案を取り入れる」「豊胸に定評のある医師を選ぶ」といった点を守ることが大事。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。

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