豊胸手術の値段の相場は？種類別の特徴&最もコスパが良い豊胸を徹底解説！

美容整形は自由診療である以上、健康保険は適用されませんので高額になります。
豊胸手術の値段の平均相場は、次のような相場感になっています。

シリコンバッグ挿入法：50～100万円
ヒアルロン酸注入法：50～60万円
脂肪注入法：100～150万円
成長再生豊胸：70~100万円

豊胸の種類によってそれぞれ値段の相場は異なりますし、コストパフォーマンスにも違いが出ます。
豊胸にお金をかけるのであれば「納得できる値段と結果＝コスパ」を追求していきましょう。

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豊胸の相場はどのくらい？

美容整形の一種である豊胸は、自由診療なので基本的には高額です。

確かに値段だけ見るとギョッとするかもしれませんが、長い目で見れば妥当どころか“お得な買い物”になることも。つまり、コスパ（コストパフォーマンス）に優れた美容手段になり得るのです。

しかし、コスパのいい豊胸となるかどうかは、選択する豊胸術の種類やそれぞれの特徴、値段相場によって変わるので、これらをふまえたうえで、最もコスパのいい豊胸術を探してみましょう。

まずは、豊胸術の種類別の値段相場からチェックしていきます。

シリコンバッグ挿入法の値段相場：50万円～100万円

豊胸のなかでは大掛かりな手術であるため、どうしてもこの程度はかかってしまいます。

バストに挿入するシリコンバッグの種類や形によって値段に違いが出ますが、大きさでは差がつかないことがほとんどです。

ヒアルロン酸注入法の値段相場：50万～60万円

ヒアルロン酸で1カップ分大きくしようとする場合、両胸で約160cc必要になります。ヒアルロン酸は1ccあたり2,500円～3,000円が相場ですから、1カップのバストアップには両胸で40万円以上かかることに。

脂肪注入法の値段相場：100万円～150万円

バストに注入する脂肪を吸引する工程があるため、ほかの豊胸術と比べて値段は高くなります。

術後は脂肪吸引部のアフターケアが必要になるため、薬やサポーターなどの費用がこの値段に含まれるのかどうかも確認が必要です。

成長再生豊胸の値段相場：70万円～100万円（2～3回受けた場合）

成長再生豊胸は成長因子を使ってバストにある脂肪を増やす豊胸術です。

段階的に脂肪を増やす「成長再生豊胸W」と即効性のある「成長再生豊胸F」がありますが、どちらにしても1回あるいは1セットの施術で十分に増やせるわけではないので、何度か通院して数回または数セット受ける必要があります。

値段は成長再生豊胸Wで1回33万円（税込）、成長再生豊胸Fは1セット目が38万5000円（税込）。

多くの人が効果を感じるための平均的な施術回数は成長再生豊胸Wで2～3回、成長再生豊胸Fで平均3セットですから上記のような相場になります。

豊胸の種類別の特徴とコスパ比較！最もコスパのいい豊胸術は？

シリコンバッグ挿入法

特徴

1回の手術で大幅にバストアップできるので即効性を望む方にはおすすめです。

しかし、シリコンバッグの寿命は約10年。以降は入れ替えが必要です。

コスパ

仕上がりに満足でき、寿命までに破損や被膜拘縮（異物反応による形の変形・感触の硬化）がなければ、それなりに高いコスパの豊胸術と言えるでしょう。

ヒアルロン酸注入法

特徴

手術不要なのでダウンタイムもほとんどなく、即効性もある豊胸術です。しかし、その割に値段は上記の通り高額であるうえ、バストアップ効果の持続期間は半年～2年程度と短い点がデメリットです。

コスパ

高額であるにもかかわらず効果の持続期間は短く、決してコスパが高いとは言えません。

脂肪注入法

特徴

太ももやお腹などにある余分な脂肪を吸引してバストに注入する豊胸術なので、スリムアップとバストアップが同時に叶います。

ただし、大掛かりな手術ゆえダウンタイムでは強い痛みが長く続き、バストに注入した脂肪が定着しなかった場合は元に戻ってしまうことも。また、定着せず壊死した脂肪がしこりになるリスクもあります。

コスパ

手術も術後の経過もすべてうまく行けばコスパは高いと言えるでしょう。一度の手術でメリハリのあるボディが作れますし、バストに注入した脂肪が定着すれば、脂肪ならではの自然なバストが半永久的に持続します。もちろん、すべてうまく行けば、の話です。

脂肪注入法は医師の技術や患者さんの体質、術後の経過によって結果が大きく変わるため、コスパについては一概に高い・低いと言い切れないところがあります。

成長再生豊胸

特徴

施術は注射のみなのでダウンタイムはとほんどありません。また、脂肪ならではの自然な仕上がりや、術後急激に痩せない限りバストアップ効果が半永久的に持続する点もメリットです。

コスパ

成長再生豊胸は数回の施術を前提とした豊胸術であるため、値段も高額になります。

元々のバストサイズや希望するサイズによっては5セット、10セットと施術を重ねる場合もありますが、その分、激痩せするようなことがなければ効果は半永久的に維持できるうえ、シリコンバッグ注入法のような入れ替えも必要ありませんから、長い目に見ればコスパは高い方だと言えるでしょう。

以上から、最もコスパがいい豊胸術はシリコンバッグ挿入法と成長再生豊胸となります。

豊胸は自身が納得できる体への投資。そして投資というからには利益・メリットが手元に残らなければ意味がありません。

「どの豊胸術を選べば適切な投資になるのか」。

豊胸の値段の相場を調べている方は、このような観点からも検討してみてくださいね。

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まとめ

・豊胸は自由診療なので基本的に高額だが、豊胸術の種類や特徴、値段相場をしっかり検討して選べば、コスパのいい美容法になる。

・シリコンバッグ挿入法の値段相場は50万円～100万円。シリコンバッグの寿命は約10年なので入れ替えのメンテナンスが必要になるが、それまでに破損や被膜拘縮などがなければコスパは高いと言える。

・ヒアルロン酸注入法の値段相場は50万～60万円。手術不要で体に負担がかかりにくい豊胸術だが、バストアップ効果の持続期間は半年～2年と短く、コスパがいいとは言えない。

・脂肪注入法の値段相場は100万円～150万円。一度の手術でメリハリのある体になれるが、それは手術も術後の経過もすべてうまく行った場合。バストに注入した脂肪が定着しなければ元に戻ってしまう。また、定着せず壊死した脂肪がしこりになってしまうこともある。このようなメリットとデメリットを考慮すると、脂肪注入法のコスパについてはどちらとも言えない。

・成長再生豊胸の値段相場は70万円～100万円。ほかの豊胸術と比べて高額だが、手術不要で体に負担がかかりにくく、術後急激に痩せることがなければバストアップ効果は半永久的に維持できる。また、バストにある脂肪をはじめとした、自分の組織を増やして大きくするので、自前の組織による自然なバストが手に入る点もメリット。確かに高額だが、長い目で見ればコスパは高いと言える。

・シリコンバッグ挿入法、ヒアルロン酸注入法、脂肪注入法、成長再生豊胸の4種類の豊胸術のうち、もっともコスパがいいのはシリコンバッグ挿入法と成長再生豊胸。