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公開日2024.06.20最終更新日2024.06.24豊胸基礎知識
すぐに元に戻る・危険?エステサロンで行われる「光豊胸」ってなに?
「光豊胸って本当に効果あるの?」
「バストを大きくしたいけど、切開や注入系の豊胸手術は不安」
最近、エステサロンで行われる「光豊胸」に注目が集まっています。
光豊胸には手術不要で気軽に受けられる利便性が魅力ですが、美容外科の豊胸術と比べてどのくらい効果が違うのでしょうか。また、バストアップ効果が得られたとしても、すぐに元に戻ってしまうことはないのでしょうか。
本記事では光豊胸の効果やメリット・デメリット、美容外科で行われている豊胸治療との違いについて紹介していきます。
目次
光豊胸とは?
光豊胸とは、「IBE光」という光エネルギーをバストに照射する豊胸術です。メスや注射器を使わずに美しいバストづくりが叶うとして注目を集めており、主にエステサロンで行われています。
IBEは、レーザーやIPL光とは波長帯が異なる特殊な光です。バストに当てると、脂肪細胞が栄養を吸収して膨張しやすい状態となり、バスト全体のボリュームアップやハリ・弾力の向上、美肌効果などが期待できます。
シリコンやヒアルロン酸などの異物を入れて大きくするのではなく、自分の胸自体を体の働きで大きくする豊胸術のため、自然な仕上がりになることもメリットです。
光豊胸で得られる効果
光豊胸では、主に次のような効果が期待できます。
・女性ホルモンを活性化する
・リンパの流れをよくし、新陳代謝を促進する
・脂肪細胞に働きかけ、栄養吸収率を高める
・コラーゲンを増幅させ、クーパー靭帯を強化する
それぞれ詳しく解説していきます。
女性ホルモンを活性化する
乳腺が刺激されて、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンの分泌量が増加します。
女性ホルモンが活性化すると、乳腺がさらに発達し、その乳腺を守るために脂肪が増えてバストアップにつながります。
リンパの流れをよくし、新陳代謝を促進する
リンパ液や血液の流れがスムーズになってバストに栄養が行きわたり、新陳代謝が活発化します。
新陳代謝が活発化することにより、肌のハリやうるおいが保たれた若々しい印象のバストへ導きます。
脂肪細胞を膨らませる
バストを形成しているのは、1割が乳腺で、残りの9割は脂肪です。光が当たることで脂肪細胞の浸透圧が下がり、栄養吸収率の高い細胞に変化します。
その結果、脂肪細胞が膨らみやすくなり、バストのボリュームアップが期待できます。
コラーゲンを増幅させ、クーパー靭帯を強化する
クーパー靭帯は、コラーゲン繊維でできている結合組織です。バスト全体を支えて、美しい形を保つ役割を担っています。
光豊胸によって線維芽細胞(コラーゲンやヒアルロン酸などを生成する細胞)の働きが活発になり、クーパー靭帯が強化されると、上向きでハリのあるバストに近づけます。
そのため垂れたバストの防止にも効果的です。
光豊胸は乳がんリスクがあって危険?
光豊胸にかかわらず、豊胸によって乳がんになることはないでしょう。
また、光豊胸であれば圧迫によって形が変わったり何かが破損したりするリスクもないため、マンモグラフィーを含む乳がん検診も問題なく受けられます。
なお、「光豊胸によって乳がん予防できる」ということを宣伝しているクリニックもあるようですが、そういった効果は特に証明されていません。
光豊胸のメリット4つ
光豊胸には、エステサロン施術ならではのメリットがいくつかあります。
主なメリットを4つ紹介していきます。
メリット1.切開手術・注射不要
光豊胸ではメスや注射を使用しないため、体にあまり負担をかけずに施術が受けられます。
豊胸といえば、手術や注射が必要で傷跡が残る・リスクが大きいなど大掛かりな治療というイメージが残っているためバストアップを諦めてしまう方もいるでしょう。
その点、光豊胸では機械で光を照射するため傷跡ができる心配もなく、どんな方にも検討しやすい方法となっています。
メリット2.痛みやダウンタイムが少ない
光豊胸は機械で光を照射する方法のため、施術中〜後の痛み・ダウンタイムがほとんどありません。
施術中はじんわりと温かみを感じる程度で、麻酔も不要です。
そのため、忙しくてダウンタイムの休息がとれない方や、痛みが心配な方も受けやすい施術といえるでしょう。
メリット3.仕上がりが自然でバレにくい
光豊胸は女性ホルモンや脂肪細胞に働きかけてゆっくりバストを育てる方法のため、自然な形・触り心地の仕上がりが期待できます。
そのため、突然大きくなった違和感や見た目の不自然さなどにより周りに光豊胸がバレることはありません。
周りにバレずに少しずつバストを育てたい方には向いている方法といえるでしょう。
メリット4.肌質が改善される
光豊胸では、バストを大きくするだけでなく肌質改善も期待できます。
コラーゲンやヒアルロン酸を増やして、クーパー靭帯を強くするだけでなく、肌質を改善しツヤのある肌に導きます。
そのためバストのボリュームアップだけでなく、美肌効果を得たい方にもおすすめです。
光豊胸はすぐ戻る?デメリット5つ
痛みを伴わず手軽に施術を受けられる光豊胸ですが、効果には個人差があり、なかには「すぐ元のバストに戻ってしまった」「なかなか効果が出ない」と感じる人もいるようです。
効果に関するデメリットを5つ紹介していきます。
デメリット1.即効性が低い
光豊胸は女性ホルモンや脂肪細胞に働きかける方法のため、施術後すぐに大きくなるということはありません。
1回目の施術直後は生理前後のようなバストの張りを感じられる程度です。
中にはバストマッサージとの併用により、1回の施術で効果が得られると謳っているサロンも存在します。
しかし、この場合はマッサージによる脂肪層の腫れにより一時的に大きくなったように見えるだけで、時間が経つと元通りになるケースがほとんどです。
デメリット2.効果実感までに回数がかかる
多くの場合、目に見える効果を実感するには、一定の間隔で10回〜20回程度は施術を受ける必要があると言われています。
そのため、忙しくて通い続けられない方や1回である程度大きくしたいという方には向いていません。
デメリット3.劇的なバストアップ効果は見込めない
光豊胸はバストを育てていく方法のため、大幅なボリュームアップは見込めないでしょう。
豊胸手術に比べて手軽に受けられる一方、肝心のバストアップ効果に関しては満足できない可能性が多いです。
デメリット4.定期的に通わないと元に戻ってしまう
何度か通ってバストアップ効果を得られたとしても、施術をやめてしまえば、いずれ元に戻ってしまう可能性があります。
脂肪細胞は一度大きくなると元に戻りにくくなると言われていますが、大きさをキープしたいのであれば、頻度を落としながらも通い続ける必要があるでしょう。
デメリット5.長期的に見るとコスパが悪くなる可能性がある
光豊胸だけで長期的効果を求める場合、コスパが悪くなる可能性があるでしょう。
光豊胸で1回あたり数千円〜数万円で受けられることが大半ですが、効果を実感できるまで最低でも10回以上通う必要があるため、合計で数十万円以上となることも。
さらに効果が得られず途中で辞めてしまったときのことを考えると、「もったいなかった..」と感じることもあるでしょう。
手軽に受けられるからこそ、「本当に自分に合っているのか」、「本当に理想のバストになれるのか」など長期的な目線での判断が大切です。
光豊胸に関するよくある質問3つ
光豊胸はまだ知名度も低く、下記のような知りたいことが多数ありますよね。
・光豊胸のビフォーアフターはどこで見られる?
・光豊胸に関する口コミはどこで読める?
・光豊胸を受ける頻度は?
それぞれ詳しく紹介します。
光豊胸のビフォーアフターはどこで見られる?
光豊胸によるバストのビフォーアフターは、光豊胸が受けられるエステサロンのHPなどでチェックできます。
下記の方法で探してみてください。
- Googleで「光豊胸 ビフォーアフター」で検索
- Instagramで「光豊胸」で検索
SNSであればInstagramが特にビフォーアフター写真が多く、見つけやすいですよ。
光豊胸に関する口コミはどこで読める?
光豊胸を提供しているエステサロンの口コミをチェックすると見つかる可能性があります。
エステサロンの口コミは自社のHPで公開しているものだけでなく、下記の内容もチェックしましょう。
- Googleマップの口コミ
- みん評の口コミ
ただし効果の見られ方は人それぞれのため、あくまで参考程度にするとよいでしょう。
光豊胸を受ける頻度は?
光豊胸を受ける頻度は2週間に1回程度がおすすめとされていますが、中には最短1週間を空ければOKというエステサロンもあるようです。
適切な施術間隔は受ける方の現状・ゴール、エステサロンでの方針によって異なります。
施術間隔を短くしたからといって効果が早く得られるとは限りません。
光豊胸の頻度に関してはエステティシャンとよく相談し、適切な施術間隔を守って通いましょう。
バストアップ効果の即効性・持続性なら美容医療
光豊胸は豊胸術の一つですが、あくまで美容トリートメントであり、美容整形手術ではありません。メスを使ったり、異物を入れたりしないため身体への負担が少ない一方で、豊胸手術のような大きな変化は期待できないでしょう。
施術を繰り返し受けることで理想のバストに近づける可能性は十分にありますが、何度もエステサロンに通う手間やコストがかかってしまいます。
やはり、一度の施術で満足のいく効果を得たいのであれば、美容外科での豊胸がベストです。
主な豊胸手術の特徴や料金相場を紹介します。
豊胸手術は主に4つ
豊胸手術は主に下記の4つがあります。
豊胸の種類 |
手術方法 |
特徴 |
ダウンタイム※1 |
料金相場 |
成長再生豊胸 ※一番おすすめ |
乳腺を発達させる成長因子を注入して自分のバストを育てる方法 |
・効果が半永久 |
約1週間 |
1回:約33万円~38万円※2 |
ヒアルロン酸注入豊胸 |
専用ヒアルロン酸を胸に注入して大きくする方法 |
・手軽に豊胸できる |
約1週間 |
1ccの相場:2,000~5,000円 |
脂肪注入豊胸 |
患者様本人から採取した脂肪を加工してから注入してバストを大きくする方法 |
・部分痩せとバストアップが同時に可能 |
約2~4週間 |
150~300cc:約50万円~150万円※3 |
シリコンバック豊胸 |
脇の下を切開しシリコンバックを挿入することでバストを大きくする方法 |
・1回で大幅なバストアップが可能 |
最低1ヵ月 |
最新:約100万円~130万円 旧式:約50万円~100万円 |
※1:ダウンタイムの期間には個人差があります
※2:南クリニックの場合
※3:脂肪吸引代を含む
美容外科で行う豊胸術には、バストをのものを育てる成長再生豊胸、ヒアルロン酸注入法、シリコンバッグ注入法や脂肪注入法などがあります。
それぞれ特徴があり、中にはリスクが大きい治療もあるため、事前の情報収集や医師との相談が重要です。
中でも南クリニックでおすすめしているのが「成長再生豊胸」です。
成長再生豊胸なら手術不要で半永久的にバストアップ
成長再生豊胸は乳腺や脂肪を発達させる成長因子をバストに注射して、乳腺や脂肪を発達させる、手術不要の新しい豊胸術で下記のようなメリットがあります。
- 手術不要で痛みが少ない
- ダウンタイムはほぼない
- 周りにバレにくい
- 効果は半永久的に持続
- 体質にかかわらず効果が期待できる
バスト自体の成長を促して大きくするため、副作用のリスクが少なく、半永久的に自然なバストアップが目指せます。また、術後のダウンタイムもほぼありません。
南クリニックの成長再生豊胸は3種類
南クリニックの成長再生豊胸は3つから選べます。
- 成長再生豊胸W:3ヵ月~6ヵ月かけて育てる
- 成長再生豊胸F:治療直後から効果が期待できる
- 成長再生豊胸+脂肪注入法:よりボリュームアップが期待できる
成長再生豊胸はゆっくりと育てていくイメージがありますが、すぐに大きくしたい方もご検討いただけます。
また、成長再生豊胸の効果をより高めたい方は、脂肪注入豊胸と併用治療がおすすめです。
「手術を受けずにバストを大きくしたい方」「エステサロンの光豊胸では効果を得られるか不安な方」は、ぜひ南クリニックの成長再生豊胸を検討してみてください。
まとめ
- エステサロンで行っている光豊胸は、「IBE光」という特殊な光エネルギーをバストに照射する豊胸術。
- 光豊胸は主に「女性ホルモンの活性化」「新陳代謝の促進」「脂肪細胞を膨張させる」「クーパー靭帯の強化」などの働きがあるため、バストアップのほか、ハリや弾力の向上・美肌にも効果的。
- 光豊胸はメス・注射不要で手軽に受けられる点がメリットだが、即効性が少なく効果を得るまでに何回も通う必要がある、大幅なボリュームアップは見込めないなどのデメリットがある。
- 光豊胸は、満足のいくバストアップ効果を得られなかったり、すぐに元の状態に戻ってしまったりするケースもある。即効性・持続性を得たいなら、光豊胸よりも美容外科での豊胸術が確実。
- 美容外科で行う豊胸術には「成長再生豊胸」「ヒアルロン酸注入法」「シリコンバッグ注入法」「脂肪注入法」があるが、南クリニックではバストをのものを育てる「成長再生豊胸」を推奨している。
- 南クリニックの成長再生豊胸はニーズに合わせて治療法が選べる。徐々に大きくしたいなら「成長再生豊胸W」、すぐに大きくしたいなら「成長再生豊胸F」、効果を高めたいなら「成長再生豊胸+脂肪注入法」がおすすめ。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
-
- すぐに大きくしたい方にオススメ
-
- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
-
- 豊胸と同時に痩身も可能