コラム
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公開日2021.12.12最終更新日2022.01.05成長再生豊胸
見た目、動き、触り心地まで自然な豊胸「成長再生豊胸」とは?
従来の豊胸術は「バストにモノを詰めて膨らませる」という考え方で開発されたものです。モノを詰めて膨らませたバストは自然に育ったバストとは見た目や動き、感触が異なり、どうしても違和感があります。
成長再生豊胸は「バストの発育を促す」という新しい発想で生み出された豊胸術で、自然にバストを大きくすることができます。
従来の豊胸術と対比しながら、成長再生豊胸のあらましを解説していきます。
目次
「モノを詰める」豊胸術では自然なバストは得られない
従来の豊胸術では、胸に何かを詰め込んでバストを無理矢理ボリュームアップ(かさ上げ)します。詰めるものが人工物であったり、詰めるというやり方そのものが不自然であったりするため、どうしても自然なバストは得られません。
詰めものには以下のような種類があります。
- シリコンバッグ
- 脂肪(他の部位から吸引した自分の脂肪)
- ヒアルロン酸
- 非吸収性充填剤(アクアフィリングなど)
シリコンバッグ挿入による豊胸
シリコンジェルなどを詰めたシリコン製のバッグを乳房や大胸筋の下に挿入する方法です。数カップ以上の大幅なバストアップも可能なのが利点ですが、シリコンバッグは自然な乳房とは感触が異なるため、触られるとわかってしまうことがあります。
また、仰向けになると本物の乳房はなだらかに横に流れますが、シリコンバッグを挿入した乳房は不自然に盛り上がったままなので、非常に違和感があります。乳房の揺れ方も不自然です。
脂肪注入による豊胸
余分な脂肪がついている部位から脂肪を吸引しバストに詰め直すという方法です。胸は主に乳腺(母乳をつくる組織)と脂肪からなるので、脂肪注入法ではかなり自然な形・感触のバストを得ることができます。
しかし、脂肪を一度に大量に注入するなど施術法に問題があると、注入した脂肪の一部が異物となり、やがてゴツゴツしたしこりになってしまいます。放置すると石のように硬くなる(石灰化する)こともあります。
ヒアルロン酸注入による豊胸
ヒアルロン酸をバストに直接注入するという方法です。手軽さが利点ですが、ヒアルロン酸は皮下に入ると脂肪よりもかなり硬いため、注入する量や施術法によっては硬さが目立ってしまいます。
また、ヒアルロン酸は架橋度を調整しないと、しこりになることが知られています。
非吸収性充填剤注入による豊胸
ヒアルロン酸は「吸収性充填剤」と呼ばれるものの一種で、注入後しばらくすると体に吸収されてしまいます(したがって効果を維持するには定期的な再手術が必要です)。
一方、「非吸収性充填剤」は、体に吸収されない(または、吸収されるまでに年単位で非常に長い期間がかかる)という性質を持っています。
「非吸収性」充填剤は「吸収性」充填剤よりも豊胸効果が長続きしますが、胸のなかに異物が長期間にわたって残存することになるため、健康被害が生じる危険が非常に高いです。
シリコンバッグ挿入の場合はシリコンの膜で異物を閉じ込めますが、充填剤は直接注入するため、ヒアルロン酸のように短期間で吸収される性質を持っていないと危険なのです。
ヒアルロン酸よりも本物の感触に近いということで、アクアフィリングやアクアリフトという充填剤が用いられることがあります。アクアフィリングやアクアリフトは非吸収性であり、実際に数多くの健康被害が報告されています。
成長再生豊胸はバスト自身を成長させるから自然
成長再生豊胸は「モノを詰める」のではなく「バストの自然な成長を促す」豊胸術です。成長因子という物質をバストに注入し、バストの細胞の発育を促します。
バスト(乳腺と脂肪)の成長には女性ホルモンと成長因子の働きが欠かせません。健康な女性であれば女性ホルモンは十分に働いていますが、バストの成長因子は思春期と妊娠期を除けばあまり働きません。
そこで、成長再生豊胸によって成長因子を補い、乳房を思春期の少女のような状態にして、バストアップを行うのです。
成長再生豊胸は自然の摂理にしたがってバストアップを行う方法であり、本物のバストを得ることができます。
成長再生豊胸のメリット
見た目・動き・さわり心地が自然
成長再生豊胸では本物のバストが成長しますので、見た目、動き、さわり心地が自然そのものです。
豊胸したことがバレにくい
モノを挿入・注入する方法だとすぐにバストアップが実感できますが、その反面、急に胸が大きくなったことで周囲から怪しまれやすくなります。
成長再生豊胸ではバストが自然に滑らかに発育していくため、豊胸であることがバレにくいです。
効果が半永久的
シリコンバッグは時間が経つと劣化するため、少なくとも10年に1回は入れ替えが必要です。ヒアルロン酸は半年から2年ほどですべて体に吸収されてしまします。
一方、成長再生豊胸で得られた効果は半永久的に続きます(激やせするなど、別の理由で体型変化が起こり、効果が相殺されてしまうということはあります)。
しこりなどの副作用が生じにくい
成長再生豊胸で注入する成長因子はもともと体のなかに存在する物質で、細胞を自然に増殖させる働きをするだけです。しこりや石灰化を引き起こすことはありません。
手術が簡単で、ダウンタイムがほとんどない
シリコンバッグ挿入では脇の下などを切開して大きなシリコンバッグを挿入するため、術後に強い痛みが残り、普通の生活にすっかり戻れるようになるまでの期間(ダウンタイム)が長いです(2か月程度)。
脂肪注入もシリコンバッグ挿入ほどではありませんがかなりの痛みが生じ、ダウンタイムも長めです(1か月程度)。
成長再生豊胸の手術は成長因子を注射するだけで終わります。術後には注射針を刺した箇所に小さな針孔が生じたり胸に軽い違和感や内出血を覚えたりすることがあるだけで、痛みはとくになく、すぐに普通の生活に戻れます。
乳がん検査に影響しない
挿入したシリコンバッグはマンモグラフィ検査で破損する危険があります。また、脂肪やヒアルロン酸の注入でできたしこりは乳がんを検出する妨げになったり、、乳がんと間違われたりすることがあります。
そのため、豊胸していることを医療機関に伝えておく必要がありますし、しこりと乳がんの区別がつかない場合は生検(病変部位を採取して直に調べる検査)を受けなければならなくなります。
成長再生豊胸であれば、乳がん検査に影響しませんし、豊胸していることを伝え忘れたとしても問題ありません。
成長再生豊胸のデメリット
時間・回数がかかる
成長再生豊胸では術後にバストの自然な発育を「待つ」必要があり、効果を実感するまでに時間がかかります。また、バストの発育には個人差があり、人によっては希望のサイズになるまでかなり回数が必要です。
時間・回数がかかることは、豊胸がバレにくいという意味ではメリットになります。
費用が高額
施術回数によっては他の方法と比べて費用がかなり高額になります。
ただし、得られた効果は半永久的に続きますので、長い目で見ればコストパフォーマンスが優れていると言えます。
乳がんがある場合、悪化させる危険がある
すでに乳がんが存在している場合、成長再生豊胸で注入した成長因子ががん細胞まで増殖させてしまう恐れがあります。
事前に乳がん検査を受けておけば、安心して成長再生豊胸を受けることができます。
まとめ
- 「モノを詰める」豊胸術ではどうしても仕上がりが不自然になる。
- 成長再生豊胸はバスト自身を発育させるので、仕上がりが自然そのもの。
- 成長再生豊胸には時間・回数・費用がかかるが、周囲にバレることなく、半永久的な効果を得ることができる。
- 成長再生豊胸を受ける前に乳がん検査を受けておくのが望ましい。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能