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公開日2024.09.01最終更新日2024.11.19貧乳
【ぽっちゃり貧乳】太っているのに胸がないのはなぜ?バストアップする方法は?
「体はぽっちゃりしているのに貧乳なのは、なぜでしょうか?」
患者さんからこういった相談を受けることがあります。ぽっちゃり貧乳とは、いわゆる「体が太っているのにバストが小さい体型」のことです。
バストの9割は皮下脂肪でできているため、太っている方はバストも大きくなる傾向がありますが、中にはぽっちゃりしていても胸の脂肪が少ない方もいます。
本記事ではぽっちゃり貧乳になる原因や、ぽっちゃり貧乳を改善する美容外科の治療を紹介していきます。
目次
ぽっちゃり貧乳になるのはなぜ?
体はぽっちゃりしているのに貧乳になる要因は下記の6つが考えられます。
- 乳腺が少ない
- アンダーバストが大きい
- お腹や背中周りなどの脂肪が目立つ
- 血行が悪い
- 栄養が不足している
- 胸が垂れてしまっている
それぞれ詳しく紹介していきます。
1.乳腺が少ない
乳腺とは、バストの内部にある重要な組織です。
バストの脂肪は乳腺を守るために付くため、乳腺が発達している方ほどバストが大きくなる傾向があります。
反対に、乳腺が少ない方はバストに脂肪が付きにくくなるため、たとえぽっちゃり体型であっても、貧乳となる可能性が考えられるでしょう。
2.アンダーバストが大きい
アンダーバストが大きい方は、貧乳になりやすい傾向があります。
アンダーバストとは、バストの膨らみのすぐ下の周囲のことです。
バストのカップサイズはトップバストとアンダーバストの差になるため、アンダーバストが大きい方はブラジャーのカップサイズも小さくなるでしょう。
3.お腹や背中周りなどの脂肪が目立つ
バストそのもののサイズは大きくても、バスト以外の脂肪が多く目立っていると、貧乳に見える可能性があります。
特にお腹周りに脂肪があると、バストの大きさが強調されず、メリハリの少ない体に見えてしまうでしょう。
4.血行が悪い
血行不良の状態になると、バストに栄養が行き届かず貧乳の原因となります。
血行不良は、姿勢が悪かったり合わないブラを使用していたりなどの日常生活の習慣によって引き起こされるケースが大半です。
5.栄養が不足している
血行が良好であっても、栄養そのものが不足していると貧乳になります。
特に、体の機能やバストが成長する思春期の頃に栄養バランスの乱れた食生活をしていた方は、太りやすくなるうえにバストの成長を妨げられる可能性があるでしょう。
6.胸が垂れてしまっている
胸が垂れていると、カップサイズの割に貧乳に見える可能性があります。
胸が垂れは、加齢やライフステージの変化などが考えられますが、太っていた方が短期間で大幅に減量する際に見られることも。
これは、バストを支えているクーパー靱帯が一度伸びた後に余ってしまい、バストを支えられなくなることが原因といえるでしょう。
ぽっちゃり貧乳を自力で改善するのは可能?
結論、ぽっちゃり貧乳を自分の努力のみで改善するのは難しいでしょう。
世の中にはバストクリーム、バストアップマッサージ、大胸筋筋トレなど自宅で行えるバストアップ方法が出回っていますが、どれも医学的根拠はありません。
むしろ、やり方を間違えるとバストの脂肪が減り、逆効果となるリスクもあります。
また、バストは大きいけどバスト以外の脂肪が目立って貧乳に見えてしまうという方の場合は、やり方によってはバストの脂肪だけを残して痩せられる可能性もあります。
しかし、バストの9割は皮下脂肪で成り立っているため、ダイエットをするとバストも痩せてしまうケースが大半です。
ぽっちゃり貧乳を確実に改善するなら美容整形を検討しよう
確実にぽっちゃり貧乳を改善したいなら、豊胸術や脂肪除去術などの美容整形を検討しましょう。
各悩みに対するおすすめの治療は下記の通りです。
悩み |
おすすめの治療 |
①痩せながらバストアップしたい人 |
脂肪注入豊胸 |
②まずはバストだけを大きくしたい人 |
成長再生豊胸 |
③胸の垂れを改善したい人 |
バスト・タイト |
④バストの大きさを残して部分痩せたい人 |
脂肪吸引・脂肪冷却・ 脂肪溶解注射 |
それぞれ詳しく紹介していきます。
①痩せながらバストアップするなら「脂肪注入豊胸」
脂肪注入豊胸とは、患者様自身の太ももや下腹部などの脂肪を吸引して加工したものを胸に注入してバストを大きくする治療です。
気になる部分のダイエットとバストアップが同時に実現するため、ぽっちゃり貧乳で悩んでいる方には特におすすめしたい豊胸術です。
脂肪注入豊胸で十分な効果を発揮するには注入した脂肪の生着率が重要で、一般的な生着率は約30%と言われています。
しかし、南クリニックでは独自の「脂肪細胞活性化特殊加工」や、高い注入技術により約80%~90%(※)の生着率を実現しました。
南クリニックではこの高い生着率を誇る「脂肪注入法」、成長因子を注入する「成長再生豊胸」を組み合わせた併用治療を採用しています。(※個人差あり)
<南クリニックの脂肪注入豊胸>
治療名 |
脂肪注入法+成長再生豊胸 |
治療方法 |
吸引した脂肪を特殊な技術で加工し、成長因子を混合させて注射液を作る。それを1時間近くかけて丁寧にバストに注入していく。 |
経過 |
1~2週間ほどで腫れが引き、一度小さくなる。小さい状態が約1ヵ月~2ヵ月続くが、この時期を超えると3~6ヵ月かけて大きくなる。 |
価格 |
成長再生豊胸の費用(33万円~38.5万円)+ 脂肪注入費用55万円+脂肪吸引部位1箇所あたり33万円〜 |
採取した脂肪に成長因子をプラスすることで、より自然にボリュームアップが期待できます。
成長再生豊胸に関しては後ほど詳しく紹介していきます。
②バストだけを大きくするなら「成長再生豊胸」
成長再生豊胸とは、バストに成長因子を注入して乳腺を発達させてバストアップを目指す治療です。
ヒアルロン酸やシリコンバックなど異物を入れて大きくする従来の豊胸とは異なり、バストを育てて大きくする治療のため、一度大きくなったバストの効果は半永久的。
南クリニックでは、徐々に大きくする「成長再生豊胸W」と、即効性のある「成長再生豊胸F」の2種類を案内しています。
<南クリニックの成長再生豊胸>
成長再生豊胸W |
成長再生豊胸F |
|
治療方法 |
成長因子をバストに注入する。徐々にバストアップできるため、周りにバレにくい。 |
成長因子+成長因子が時間をかけて放出されるように細胞と細胞を繋いでいる物質の成分を添加させたものをバストに注入する。 即効性があり、通院回数も減らせる。 |
経過 |
約7日で注射の腫れが引き、3~6カ月で大きくなっていく。 |
約7日で注射の腫れが引くが、大きさは保たれており、豊胸効果が得られている。 |
価格 |
1回:33万円 |
3セット分:104.5万円 |
周りにバレずに大きくしたい方は「成長再生豊胸W」、今すぐにでも大きくしたい方は「成長再生豊胸F」が向いているでしょう。
成長再生豊胸は回数を重ねるごとに効果が得られやすくなるため、経過によっては複数回の治療がおすすめです。
③胸の垂れを改善するなら南クリニックの「バスト・タイト」
南クリニックの「バスト・タイト」とは、エンブレイスRF(高周波)をバストの内側から照射して、クーパー靭帯やバストの皮膚を引き締める治療です。
垂れてしまったバストが上向きになると、バストのボリュームアップが期待できます。
<南クリニックのバスト・タイト>
バスト・タイト |
|
治療方法 |
エンブレイスRF(高周波)をバストの内側から照射し、クーパー靭帯や皮膚を引き締めていく |
経過 |
1~2週間ほどで腫れが引くが、浮腫によって左右差が生まれ、この状態が約1ヵ月~3ヵ月続く。この時期を超えると完成。 |
価格 |
通常:99万円 |
エンブレイスRFの照射は、メスではなく細長い針を刺して行うため、傷跡も目立ちにくくダウンタイムも比較的短くなります。
「自分は垂れを改善する治療と、バストを大きくする治療、どっちが適切だろう?」と悩んでいる方は、ぜひ一度無料カウンセリングにいらしてくださいね。
④バストの大きさを残して痩せるなら「脂肪吸引・脂肪冷却・脂肪溶解注射」
バストそのものは大きいけど、バスト以外の脂肪が目立っているせいで貧乳に見えてしまうという方は、部分痩せが可能な脂肪を除去する治療がおすすめです。
脂肪を除去する治療は、主に「脂肪吸引」と「脂肪冷却(クールスカルプティング®)」「脂肪溶解注射」があります。
脂肪吸引 |
脂肪冷却(クールスカルプティング®) |
脂肪溶解注射 |
|
治療方法 |
専用の吸引機で皮下脂肪を取り除く。脂肪冷却に比べて1回で大きな効果が期待できる。 |
脂肪を冷却することで脂肪細胞を破壊・排出する。回数を重ねるごとに効果が得られやすい。 |
脂肪を溶かす薬剤を注射して脂肪細胞を分解・破壊し、排出させる。徐々に効果が現れるため、周りにバレにくい。 |
経過 |
痛み・腫れが1週間、内出血・むくみが2~4週間続いた後、徐々に細くなる。赤み・凸凹などは3~6ヶ月ほど続く。 |
内出血・軽い痛みが1週間ほど続いた後、1~2ヵ月かけて効果が実感できる。 |
腫れや内出血が1日~数日間程度。その後、3日~2週間で効果が現れる |
価格相場 |
<例> 腹部:40万円~50万円 ※部位によって幅があります |
<例> 1エリア:3万円~5万円 ※部位によって幅があります |
<例> 1cc:1,980円~4,980円(BNLS) ※薬剤によって異なる ※下腹部や太もも裏は10cc~ |
※相場は大手クリニックを参考
1回で確実に脂肪を減らしたい方は「脂肪吸引」、体に負担をかけず徐々に脂肪を減らしていきたい方は「脂肪冷却(クールスカルプティング®)」「脂肪溶解注射」が向いているでしょう。
まとめ
- ぽっちゃり貧乳になる原因は「乳腺が少ない」「バスト以外の脂肪が目立つ」「栄養が足りていない」「バストが垂れている」などが考えられる。
- ぽっちゃり貧乳を自分の努力のみで改善するのは難しい。また、バストの9割は脂肪になるため、バストの脂肪を残して痩せるのも難しい。
- 痩せながらバストアップしたいなら「脂肪注入豊胸」がおすすめ。特に南クリニックの脂肪注入豊胸は、生着率も高く、成長因子を注入する「成長再生豊胸」との併用治療となるため、自然にボリュームアップが期待できる。
- 胸だけ大きくしたいなら「成長再生豊胸」がおすすめ。南クリニックでは徐々に大きくする「成長再生豊胸W」と、即効性のある「成長再生豊胸F」の2種類が選べる。
- 胸の垂れを改善したいなら、南クリニックの「バスト・タイト」がおすすめ。垂れたバストが上向きになると、バストのボリュームアップが期待できる。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能