コラム
column
公開日2021.07.10最終更新日2021.08.20豊胸Q&A
豊胸したいと考えているのですが…出産したとき、授乳に影響はありますか?
ご相談者様
バストにコンプレックスがあって、豊胸したいと思っているのですが、将来、赤ちゃんができたとき、「授乳に影響がある」という噂も聞いて……。将来のことを考えたら、豊胸はやめておいたほうがいいですか?
結論から申し上げますと、赤ちゃんへの授乳や母乳の出方などに影響はありません。
そうなんですか?意外でした。
母乳というのは、血液などが元になり乳房の中にある「乳腺」という組織で作られます。乳腺で作られた母乳は乳管と呼ばれる管を通り、乳頭から出て赤ちゃんが口にします。
脂肪注入法・ヒアルロン酸注入法・シリコンバック挿入法のいずれの豊胸術でも、直接乳腺にふれることはないため適切な施術を行えば授乳に影響することはありません。
ヒアルロン酸などが母乳に混ざることはないんですか?
ありません。ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されますし、そもそも乳腺ではない部分に注入するので母乳の成分を左右することはないと考えてよいでしょう。
じゃあ豊胸してから妊娠してもそのままでいいんですね
基本的には問題ありません。ただ、妊娠中はホルモンバランスが変わり、
・カプセル拘縮によるシリコンバックの変形、硬化
・張りが出ることで痛みを感じる
・シリコンバックとバストの張りにより乳腺が圧迫され炎症が起こる
などの可能性もあることから、まれに妊娠前にインプラント除去する方もいるようです。
脂肪注入法で豊胸した人が、出産の前後で胸が痩せることはありますか?
授乳期はバストに張りが出て、サイズが大きくなったと感じる人は多くいます。しかし、これはバストの脂肪量が増えたのではなく乳腺が発達したことによります。授乳後に胸が小さくなったと感じても、それは脂肪が落ちたのではなく乳腺も元に戻ったからです。定着した脂肪細胞が授乳前後で減少することはありません。
じゃあ豊胸は授乳に全く影響ないんですね!
現在主流のシリコンバック挿入法・ヒアルロン酸注入法・脂肪注入法のいずれかであれば問題はありません。もちろん医学的に適切な施術を行っていればですが。
例外として、以前流行したアクアフィリング(ジェル状の充填剤注入法) には注意してください。柔らかいジェルであるために被膜によりまとまることがなく、乳腺などに入り込むこともあります。
まれなケースですが、乳腺から乳管に入り母乳と一緒に体外に出た例や、乳腺炎がジェルによって悪化した例もあります。
なるほど……。傷のことを心配し過ぎていたかもしれません。
慎重に検討することは良いことです。ただ、どのような豊胸術であっても、術後は医師の指示をしっかり守って安静かつ健康的に過ごすようにしてください。ダウンタイムの過ごし方や健康状態によっても傷の残り具合は変わってきますからね。
授乳後に豊胸する方もいるんですか?
乳腺が発達して張りが出ると解説いたしましたが、バストに張りを出して上向きのシルエットを作るのはクーパー靭帯の働きによるものです。
このクーパー靭帯は伸縮性が少ないため、一度伸びるとそのままの状態になり元のサイズに戻った時に張りのなさが気になる方もいるのです。
きれいなシルエットに整えるために、授乳が落ち着いた後に豊胸術を受ける方もいらっしゃいます。
でも、豊胸には手術が必要なものも多いですよね。何度も妊娠される方にとっては、体に負担がかからないのでしょうか?
南クリニックでは、インプラントやヒアルロン酸など人工的な物質を挿入するのではなく、成長因子を注射してバストの成長を促す「成長再生豊胸」を行っています。
最短15分で終わり日帰りで受けられる施術ですので、子育てでお忙しい方でも隙間時間に手軽にバストケアができます。数ヵ月かけて成長を促すため、周りにもバレにくいのもメリットです。
まとめ
・豊胸していても基本的には授乳に影響はない
・乳腺が発達するため、人によっては張りや圧力で痛みを感じることも
・アクアフィリングでは使用したジェルが乳腺に入り込むケースも報告されている
・授乳への影響が気になる方は卒乳後に豊胸するのも◎
・体への負担が少なく自然なバストアップをしたいなら成長再生豊胸がおすすめ
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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