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公開日2019.09.25最終更新日2022.06.06成長再生豊胸

ヒアルロン酸注入法と成長再生豊胸はどう違う?

まるで自分自身のバストが大きく育つかのようにバストアップができる豊胸術成長再生豊胸。体にメスを入れず、注射だけでできる新しい豊胸術として注目を集めています。同じような切らないバストアップ法としてヒアルロン酸注入法がありますが、成長再生豊胸とはどんな違いがあるのでしょうか。

持続期間はたった半年? ヒアルロン酸注入法

成長再生豊胸とヒアルロン酸注入法、最も大きな違いはバストアップ効果の持続時間でしょう。

 

ヒアルロン酸注入法の効果は、注入するヒアルロン酸の種類によって違うといわれています。2~3年というものもあれば、5~6年というものもあって持続期間が長いほど費用も高くなる傾向にあります。でも「どうせ注入するなら長持ちするほうがいい」と考えて高いヒアルロン酸を選んでも、実際は半年くらいしかもたなかったという人が多いようです。

ヒアルロン酸豊胸術はコスパが悪い?

豊胸を希望される方のなかには「結婚式の日だけ大きくなればいいから、ヒアルロン酸注入を考えている」という人もいます。「ヒアルロン酸が半年しかもたなくても費用が安いならOK!」と考えているのかもしれません。では、仮に半年しかもたないと考えた場合、ヒアルロン酸注入のコスパは良いといえるのでしょうか。

 

ヒアルロン酸注入は『プチ整形』としても知られていて気軽にできるイメージがあるせいか、ほかの豊胸術と比べて費用が安いと考えている方もいるかもしれません。

 

ヒアルロン酸注入法の費用は、注入するヒアルロン酸の量によって決まります。1ccあたり2,500~3,000円が相場で片側80~150cc程度が目安となります。

 

両方のバストを1カップ大きくさせたいときは最低でも160cc程度が必要なので、1cc 2,500円のヒアルロン酸で 40万円、1cc 3,000円のヒアルロン酸で48万円となります。さらに施術費用として、別途10万円程度かかるクリニックが多いです。

 

合計すると、両方のバストを1カップ大きくするための費用はだいたい50万~60万円程度。これで半年しかもたないとしたらコスパが良いとはいえませんよね。実際、ヒアルロン酸注入法の施術を受けた患者さんの多くはヒアルロン酸が吸収されてなくなったあと、シリコンバッグ挿入法や脂肪注入法などで豊胸術を受け直しているようです。

 

とりあえずお試し感覚でヒアルロン酸を入れてみて、バストがどんなふうになるか実感できると考えることもできますが、お試し価格で50万~60万円というのは高すぎると思いませんか? さらにシリコンバッグ挿入法や脂肪注入法を受ければ、別に70万~100万円程度の費用がかかることになります。

 

このようにヒアルロン酸注入法は「半年で体内に吸収されてしまうこと」と「費用が決して安くない」という点を考えるとあまりおすすめできる方法ではないのです。

効果は半永久的  成長再生豊胸の魅力

では、成長再生豊胸の効果はどのくらい持続するのでしょうか。成長再生豊胸の豊胸のしくみは「乳腺と脂肪組織を増やす成長因子を注射して、思春期にバストが自然に大きくなるように自分自身のバストを育てる」 というもの。いったん増えた乳腺組織と脂肪はそのまま残るので、成長再生豊胸の豊胸効果は半永久的に続きます。

 

ただし、 成長再生豊胸は1回の施術で希望のサイズまでバストアップできるとは限りません。通常、 1カップのサイズアップなら、5~6回の施術が必要です。 即効性のある成長再生豊胸Fでは、1回で5セットまで施術できます。

 

もう少し詳しく説明すると、成長再生豊胸W 1回またはF 1セットの場合、ブラジャーのパット1枚分にあたる片側30ccのバストアップを目指しています。これを何回か繰り返して希望のサイズまでバストアップしていくイメージです。

 

成長再生豊胸では施術によって皮下脂肪が増えるため、バストにハリが戻ったような感覚になり、痩せ型の人に多いあばらが浮いた状態を改善できることも多いです。そのため、若い方はもちろん授乳でバストのハリがなくなってしまった方のほか、更年期世代、閉経後の方にもおすすめできます。

成長再生豊胸のコスパはいい?悪い?

では、成長再生豊胸の気になる費用を見てみましょう。

※価格はいずれも税抜き表示です。

 

・成長再生豊胸F

1セット38.5万円(税込) 2セット目以降 1セット 33万円(税込)

 

・成長再生豊胸W

1回33万円(税込)

 

個人差はあるものの、成長再生豊胸Wは5セット程度、成長再生豊胸Fでは3セット以上でしっかりとバストアップ効果が実感できます。この場合、費用の総額は95万~160万円程度。ヒアルロン酸豊胸術と比べると費用は高めですが、極端なダイエットなど急激に痩せたり太ったりといった体重変動がない限り、バストアップ効果は半永久的です。

 

成長再生豊胸の場合、ヒアルロン酸豊胸術のようにバストがでこぼこになったり、表面から触ってわかるようなしこりができたりすることがありません。さらにバストに異物が残らないため、乳がん検査をはじめ将来的に様々な手術を受けるのに影響がなく、精神的な負担がないのも大きなメリットです。

 

数十万円かけてヒアルロン酸注射でバストアップしたものの、しこりが残ってしまい「乳がんと間違われるのでは?」と後悔しながら生活をするのでは割に合いませんよね。

 

確かに成長再生豊胸の費用はほかの豊胸術に比べて若干高めです。でも、合併症が起こる心配がなく将来的なメンテナンスや精神的な負担がほとんどないことを考えると、豊胸術のなかで最も費用対効果が優れているのは成長再生豊胸であるといえるでしょう。

自分に合った術式を選ぶために

施術を受けられる気軽さや価格の安さだけで豊胸術を選ぶのは NG です。患者さんのライフスタイルや体への負担、将来的なメンテナンスが必要かといった点もチェックして自分に合った術式を選ぶようにしましょう。

 

とはいえ、クリニックのサイトを見ているとメリットばかりが強調されているところもあり、どの術式を選んだらいいのか分からない……と思った方もいるかもしれません。

 

自分に合った術式を選ぶためにはメリットだけではなく、デメリットもしっかり理解しておくことが大切。ここからは、体にメスを入れないヒアルロン酸豊胸術と成長再生豊胸のメリットとデメリットを分かりやすく示しがら、それぞれの術式が向いているのはどんな人なのか説明していきます。

ヒアルロン酸注入法

■ヒアルロン酸注入法のメリット

・注射で注入できるので傷が小さい

・体への負担が小さい

・注入する場所や量を選べる

・「谷間を作る」「デコルテをボリュームアップさせる」「左右の大きさを整える」などバストのデザインメイクも可能

・気に入らないときはヒアルロニダーゼで溶かすことができる

・カウンセリング当日に施術を受けられる

 

■ヒアルロン酸注入法のデメリット

・吸収されてなくなるため持続期間が短い

・痩せている人にはあまり入れられない

・0.5~1カップのサイズアップまでが限度

・しこりができることもある

・乳がん検査でしこりをがんと誤診されることがある

・しこりができるとヒアルロニダーゼで完全に溶かすことが難しくなることも

 

■ヒアルロン酸注入法が向いている人

・とりあえず豊胸を試してみたい

・今すぐバストアップしたい

・もともとサイズには満足していたが、産後しぼんでしまったバストにハリを取り戻したい

・何度もクリニックに通うのはイヤ

・仕事や学校を休まずにバストアップしたい

 

ヒアルロン酸注入法は注入後すぐにバストアップできるので、イベントなどに備えてすぐに胸を大きくしたいという人に向いています。とりあえずヒアルロン酸注入法でバストがどんな風に大きくなるか確かめてから、シリコンバッグ挿入法や脂肪注入法で本格的な豊胸術を受けるというのも予算が許せばアリでしょう。

 

また、ヒアルロン酸注入法は多くのクリニックでカウンセリング当日に受けられます。そのため地方に住んでいるなど、地元に美容外科がない方でも1回の通院でバストアップすることができ、何度もクリニックに通うのが難しいという方にもオススメです。

 

■メスを入れるヒアルロン酸注入法があるって本当?

もう一つ、ヒアルロン酸注入法を考えている方に知っておいてほしいことがあります。それは痛みについてです。

 

ヒアルロン酸注入法に対して「注射をするときのチクッとした痛みだけ。それも表面麻酔をすればほとんど痛みを感じない」。このようなイメージを持っている方が多いのでは? 確かに、これが事実なら他の豊胸術よりはるかに気軽に受けられそうな気がしますよね。

 

でも、吸収されにくい分子の大きいヒアルロン酸を使用するとしたら、皆さんが想像しているような細い注射針で注入することはできません。 事実、メスを入れて皮膚を小さく切開し、そこから太い注射針を使ってヒアルロン酸を注入していくクリニックもあるのです。

 

もともとなにもなかったスペースに無理やり分子の大きい物質を注入していくわけですから、当然痛みもあります。多くのクリニックが「痛みに弱い方には静脈麻酔を用意しています」としている理由はココにあるのです。

 

「じゃあ、どうして『痛みがない』と書かれているの?」と思われるかもしれません、これは医師が考える痛みやダウンタイム(施術してから回復するまでの期間のこと)の定義が一般の方が考えるレベルとは違っているからと考えられます。

 

静脈麻酔が用意されていることからも分かるように、ヒアルロン酸注入法でも実際にはそれなりの痛みがあるわけです。でも、美容整形外科の医師のなかには

 

「シリコンバッグ挿入法や脂肪吸引に比べたら、このくらいは『痛み』といえない」

「当日と翌日、体を動かせない程度の痛みなら、ダウンタイムはほとんどないと言える」

「メスで小さく切開した程度なら、傷は残ってもほとんど分からない」

 

と考える先生も多いのです。

 

特にメスで小さく切開してヒアルロン酸を注入するようなケースでは、傷を作りたくないからヒアルロン酸注入法を選んだという患者さんの意思と正反対の結果になってしまいます。吸収されにくいヒアルロン酸を売りにしているクリニックで施術を受ける場合、皮膚を切開するかしないか必ず事前に確認しましょう。

成長再生豊胸

■成長再生豊胸のメリット

・バストアップ効果は半永久的

・思春期にバストが大きくなるプロセスを作りだして自然にバストアップ

・少しずつバストアップするので不自然さがない

・体に異物が残らない

・注射で注入できるので傷が小さい

・体型を問わずに受けられる。痩せ型でもOK

・体への負担が小さい

・痕跡が残らないので豊胸術を受けたことがバレにくい

・乳がん検査やレントゲンなどによる検査も問題ない

 

■成長再生豊胸のデメリット

・即効性がなく効果が実感できるまでに3カ月程度かかる

・希望のサイズになるまで2~5回施術を受ける必要がある

・術式によっては採血が必要なタイプも

・数回施術を受ける必要があるので、費用がかさむことも

・成長再生豊胸の種類によっては施術間隔をあける必要がある

 

■成長再生豊胸が向いている人

・痛みに弱い人

・バストに異物を入れるのがイヤな人

・自然に胸が大きくなるのが理想という人

・少しずつバストアップしたい人

・バストアップに時間がかかっても OKという人

・仕事や学校を休まずにバストアップしたい人

・痩せ型だけれど、自然にバストアップしたい人

 

■豊胸手術をためらっていた人におすすめの成長再生豊胸

成長再生豊胸は注入後すぐにバストが大きくなるわけではないので、即効性を求める方には向いていません。ただし、一度バストが大きくなったら効果はほぼ半永久的。費用が高くてもゆっくり確実なバストアップを狙いたいという方にオススメです。

 

また、痩せている方でもバストを全体的にボリュームアップさせることができるので、シリコンバッグ挿入法や脂肪注入法でイメージしているバストアップができない方にも向いています。痩せ型の方はヒアルロン酸注入でもあまり大量に注入することはできないので、成長再生豊胸を検討してみてもいいでしょう。ヒアルロン酸注入法より、ずっと自然な見た目のバストに仕上がります。

 

さらに成長再生豊胸はその豊胸のメカニズムから考えて、しこりを形成することがありません。そのため、マンモグラフィやエコーといった乳がん検査はもちろん、レントゲンなどの検査を問題なく受けることができ、将来的に受けるかもしれない他の手術などにも問題なく、心理的負担が少ないというのもうれしいポイントです。しこり自体ができないということは、間違って乳がんと診断されることもなく、不必要な検査を受けなくてすむという安心感があります。

 

豊胸術を受けたいと思っていても、手術後の痛みやダウンタイムの長さに対する不安、乳房が硬くなったりしこりができたりする将来的なトラブルのことを考えて、なかなか踏み切れなかったという方も多いのではないでしょうか。

 

成長再生豊胸はこうした「今まで豊胸を受けたかったけれど、怖くて受けられなかった」という方にとって、画期的な豊胸術になるはずです。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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