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公開日2022.02.12最終更新日2022.03.04成長再生豊胸

成長再生豊胸で使われる「成長因子」ってそもそも何?

成長再生豊胸では成長因子と呼ばれる物質をバストに注入します。成長因子はバストの発育に欠かせない物質で、これを補充することでバストの自然な発育を促し、バストアップを実現することができます。

成長因子の基本的な性質とバストアップ効果について、わかりやすく解説していきます。

成長因子とは?

成長因子=細胞増殖因子

成長因子は細胞の増殖を促進させる働きを持つ物質で、細胞増殖因子とも呼ばれます。

成長因子にはたくさんの種類があり、働き方(どのような種類の細胞を増殖させるかなど)が異なります。

乳房の中身は主に乳腺と脂肪細胞からなり、乳腺は複数の種類の細胞でできています。バストの発育には様々な種類の成長因子が関わっていると考えられています。

成長因子の働きはホルモンによって調節される

成長因子の量が多いほど細胞の増殖が活発になり体が成長することになりますが、あまり成長しすぎても困ります。例えば、脂肪細胞がどんどん増殖して過度の肥満になるのは問題です。

成長因子の量は主にホルモンの量によって調節されています。

ホルモンは成長因子と同様にたくさんの種類があり、卵巣・精巣や腎臓、脳の下垂体などの様々な臓器から分泌され、血流に乗って体のあちこちに運ばれます。そしてたどり着いた先で様々な機能を発揮し、体の働きを調節しています。

それぞれのホルモンには受容体(じゅようたい)という相棒がいます。ホルモンは「鍵」、受容体は「鍵穴」のように働きます。

例えば、女性ホルモンの一種であるエストロゲンにはエストロゲン受容体という相棒がいます。

エストロゲンとエストロゲン受容体はぴったり「はまる」ようにできており、エストロゲン受容体がある細胞(例えば乳腺の細胞)にエストロゲンが到達すると、鍵が鍵穴に入るようにして合体します。そしてこの合体が引き金となり、いろいろな反応が生じます(例えば成長因子が増え、細胞の増殖が進みます)。

バストの発育とホルモン・成長因子の働き

思春期には、成長ホルモンというホルモンや女性ホルモン・男性ホルモンなどが活発に働き、その結果様々な反応が体のあちこちで生じて、体を成長させます。女性であれば、エストロゲンなどの働きによって乳房の細胞(乳腺や脂肪の細胞)の成長因子が増え、バストがふっくらと成長します。

思春期が終わりに近づくにつれて、体内のホルモン環境(様々なホルモンの量やバランス)が大きく変わり、成長因子は急激に減って、身長やバストの成長は緩やかになり、やがて止まります。

大人になるとバストの細胞にはあまり成長因子が存在しなくなり、バストサイズだけが突出して変化するようなことは起こらなくなります(太ればバストの脂肪が増えてバストアップしますが、他の部位も同時に太くなります)。

妊娠期だけは特別です。妊娠するとホルモン環境が劇的に変化し、エストロゲンとともにプロゲステロンという女性ホルモンが活発化します。その結果、様々な成長因子が働き、出産・授乳に向けて子宮や乳房などに大きな変化を生じさせます。

このように、体のどの部分がどんな風にどのタイミングで成長するかは、ホルモンと成長因子の働きによって調節されているのです。

成長再生豊胸の仕組み

大人の女性のバストでは(妊娠期を除き)成長因子が自然に増えることはないので、バストを発育させるには成長因子を補ってあげることが必要です。それを行うのが成長再生豊胸という豊胸術です。

成長因子の補充なくしてバストアップなし

バストの発育にはエストロゲンを初めとした女性ホルモンが重要な働きをします。そこで、女性ホルモンを投与したり、女性ホルモンと似た働きをする栄養素(イソフラボン)などをたくさん摂取したりすればバストアップできるのではないか、という考えが生まれます。

MTFの方(性同一性障害で、体は男性、性自認は女性の方)が体を女性化することを希望する場合には、女性ホルモンを補充するという治療法が一般的に用いられます。これにより体内のホルモン環境が変わり、体がある程度女性化して、バストが多少ふくらみます。

しかし、女性ホルモン補充療法だけで十分に女性化することはありません。

一般の成人女性の場合、すでに体が女性的なホルモン環境になっているので、バストアップのためにこれ以上女性ホルモンを増やす必要はありませんし、増やしたとしても(それだけでは)効果は期待できません。

なぜなら、大人の女性のバストは成長因子が増えにくい状態になっており、女性ホルモンを増やしても成長因子が増えることはなく、成長因子が増えなければバストは成長しないからです。

バストの成長因子には多数の種類があり、成長因子の活性化には多数のホルモンが関係しています。人工的にホルモン環境を調節してバストを発育させることは(現在の科学では)不可能です。

したがって、女性ホルモンではなく成長因子そのものをバストに補充することが重要なのです。

ただし、更年期の女性など、女性ホルモンが不足している方の場合、成長因子とともに女性ホルモンも補充することが効果的です。

成長再生豊胸の方法

成長再生豊胸では、バストの発育に効果のある複数の成長因子を適切な割合で混合したものをバストに注射します。あとは注射跡にガーゼを貼れば施術は終了です。

ダウンタイムはほぼなく、翌日から入浴も可能です。ただし、一時的にバストに多少の内出血が生じることはあります。

成長再生豊胸でバストは思春期の頃のような状態になり、自然に発育していきます。発育にはある程度の時間がかかり、個人差もあります(当院では成長再生豊胸に即効性を付加したメニューも用意しています)。

成長再生豊胸で得られたバストは自然そのもののバストです。効果は半永久的ですので、コストパフォーマンスにも優れています。

まとめ

  • 成長因子は細胞を増殖させる働きを持つ。
  • 成長因子の量はホルモンによって調節される。
  • 思春期には女性ホルモンなどの活発な働きで成長因子が増え、バストが急激に発達する。
  • 大人の女性の場合、バストを発育させるには成長因子を補充する必要がある。
  • 成長再生豊胸では成長因子を胸に注射して思春期の頃のような状態を作り出す。
  • 成長再生豊胸は効果が出るまでに多少時間はかかるが、自然そのもののバストが得られ、効果は半永久的。
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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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