コラム
column
公開日2022.12.11最終更新日2022.12.23成長再生豊胸
豊胸の効果があるのは妊娠前?出産後には効果なくなる?【Youtube】
成長再生豊胸と妊娠・出産との関係について、メールなどで以下のような質問をいただくことがあります。
「成長再生豊胸をした直後に妊娠しても大丈夫?」
「成長再生豊胸を受けるのは妊娠前と出産後のどちらがいい?」
「成長再生豊胸を受けていると産後のバスト縮小を防げる?」
「成長再生豊胸が受けられない時期はある?」
このコラムでは、妊娠したときのバストの変化について簡単にお話ししてから、成長再生豊胸と妊娠・出産の関係についてくわしく解説します。
目次
出産前後のバストの変化
妊娠すると、女性ホルモンの働きにより、バストは授乳に向けて大きく変化します。
バストの中身は主に乳腺と皮下脂肪からなります。乳腺は母乳を作り出す能力を持った組織で、バストのなかに枝分かれして広がっています。普段は母乳が作られませんが、妊娠すると乳腺が成長して大きくなり、母乳を作り出せるようになっていきます。
乳腺が成長するにつれて、乳腺の周りに皮下脂肪もついて、出産時までにバストサイズは平均2カップ程度アップします。
乳腺で作られた母乳は乳管という管を通って乳首(乳頭)に運ばれます。妊娠すると乳管も伸び、乳首が長く大きくなります。
出産するとバストの成長は止まり、母乳の分泌が始まります。直接授乳を行わない場合、産後しばらくて急激にバストが萎みます。直接授乳を行った場合には、断乳・卒乳後にバストの縮小が起こります。
最終的にバストは妊娠前と同じくらいのサイズに戻ります。
成長再生豊胸をした直後に妊娠しても大丈夫?
成長再生豊胸をした直後に妊娠したとしても、胎児に悪い影響が生じるとは考えにくいです。
医学的には、成長再生豊胸で胸に入れた成長因子が胎児や乳児に悪い影響を及ぼすという結論は得られていません。しかし逆に、影響がまったくないという結論も出ていません。
安全のためには、わかっていないことはなるべくしないほうがよいので、南クリニックでは「成長再生豊胸後6ヶ月は念のため妊娠を控えたほうがよい」とお話しすることにしています。
なぜ6ヶ月かというと、1回の施術で注入した成長因子はだいたい6ヶ月くらいバストに残り、その間に乳腺や脂肪の細胞を増殖させる働きをするからです。なかには6ヶ月以上成長因子が残る人もいますが、その頃には成長因子は少なくなっています。したがって、6ヶ月程度置けば十分だと南クリニックでは判断しています。
患者さんの中には6か月経たないうちに妊娠してしまった方もいらっしゃいます。それでも、何か悪い影響が出たという例はありません。成長再生豊胸の効果を見るためにも、6ヶ月は妊娠を控えた方がよいでしょう。
妊娠すると体の働きで自然にバストが大きくなるので、妊娠の効果と成長再生豊胸の効果がまぎれてしまい、成長再生豊胸の効果がどれくらいあったのかわからなくなります。せっかく豊胸したのであれば、豊胸の効果を確かめられたほうが満足感につながると思われます。
成長再生豊胸を受けるのは妊娠前と出産後のどちらがいい?
この質問に対しては、「基本的には妊娠前でも出産後でも受けたいときに受ければよい」と答えています。
先ほど「成長再生豊胸後6ヶ月は妊娠を控えたほうがよい」と言いましたが、これは「どちらかと言えばそのほうがよい」という程度の話です。
妊娠前に成長再生豊胸を受けた場合、まず成長因子の効果でバストが大きくなり、その後妊娠の効果でさらにバストが大きくなり、出産後には妊娠前のバスト(成長因子の効果で大きくなったバスト)と同程度のサイズに戻ります。
出産後に成長再生豊胸を受ける場合は、バストが妊娠の効果で大きくなり、出産後にしぼんで元に戻ったあとに、成長因子の効果で大きくなります。最終的には、妊娠前に成長再生豊胸を行った場合と同じサイズになると考えられます。
妊娠前に成長再生豊胸を行うと、妊娠前から妊娠時にかけてバストが大きくなり、出産後に萎んで落ち着きます。つまり、満足感を味わってから残念な思いを味わうことになります。
出産後に成長再生豊胸を受けた場合には、バストが萎む残念な思いをしてからバストアップの満足感を味わえます。心理的にはかなり違いがあります。
とはいえ、バストの最終的な状態は同じなので、現にバストのサイズや形に悩みがあり、すぐにでもその悩みを解決したいのであれば、妊娠前・出産後などにこだわらず、今の時点で成長再生豊胸を受けるのがよいのではないかと思います。
成長再生豊胸を受けていると産後のバスト縮小を防げる?
成長再生豊胸を行っても、出産後にバストが小さくなるのを防ぐことはできません。
ただし、成長再生豊胸で大きくなった効果が出産後のバスト縮小でなくなってしまうというわけではありません。先ほども話した通り、妊娠前の成長再生豊胸で大きくなったサイズに戻るだけです。
妊娠・出産の関係で成長再生豊胸が受けられない時期はある?
成長再生豊胸は注射で成長因子を注入するだけの手術ですが、それでも感染症などのリスクがまったくないわけではないので、妊娠中や授乳中には行うことができません。
妊娠前か、母乳が完全に出なくなった後に、成長再生豊胸を受けてください。
まとめ
- 妊娠すると母乳を分泌するためにバストが大きくなり、出産後(断乳・卒乳後)に元のサイズに戻る。
- 成長再生豊胸は妊娠前に受けても出産後に受けても最終的な効果は変わらない。
- 妊娠前に成長再生豊胸を受けていても出産後のバスト縮小は防げない。
- 妊娠・授乳している間は豊胸手術は受けられない。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
-
- すぐに大きくしたい方にオススメ
-
- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
-
- 豊胸と同時に痩身も可能