コラム
column
公開日2025.12.16最終更新日2025.12.09豊胸基礎知識
バストアップの方法|食事・マッサージ・筋トレ・豊胸まで効果を徹底比較
「胸のサイズを大きくしたい」「胸の下垂やしぼみに悩んでいる」という女性は、少なくないでしょう。バストアップの方法には、食事やマッサージなどのセルフケアによるものから、美容医療の豊胸施術までさまざまな種類が紹介されています。
この記事では、目的に合うバストアップ方法を見つけていただくために、種類ごとのバストアップの目指し方や期待される効果などを解説します。
本当に効果のあるバストアップ方法がわからなかったり、セルフケアを頑張っても思うような結果が出なかったりと、バストアップにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
食事でバストアップを目指す方法

バストアップするためにまず見直したいのが、食生活です。日々の食生活は、胸のハリやボリュームを左右します。
さまざまな栄養素をバランス良く摂取することを基本としつつ、バストアップに効果的な栄養素を意識的に摂ることで、「育乳体質」を目指しましょう。
バストアップに必要な栄養素とは
バストアップに効果的な栄養素の例には、以下のようなものが挙げられます。
| 栄養素 | 期待される効果・特徴 | 多く含まれる食品 |
| 大豆イソフラボン | 女性ホルモンに似た働きをすることで、乳腺や脂肪組織の発達を促す |
大豆製品 (豆乳、納豆、豆腐など) |
| ボロン(ホウ素) | 女性ホルモンの働きを活性化することで、乳腺や脂肪組織の発達を促す | キャベツ、リンゴなど |
| タンパク質 | 体をつくる三大栄養素の一つであり、胸を支える「大胸筋」や「クーパー靭帯」を形成する | 肉類、魚類、卵、大豆製品 |
| ビタミンE | 血行促進・抗酸化作用などによって、老化を防ぐ | アーモンド、アボカドなど |
ただし、特定の栄養素だけを過剰に摂取すると、健康を害する恐れがあります。前述のとおり、バランスの良い食生活を心がけましょう。
なお、より詳しい情報は以下の記事にて紹介しておりますので、確認してみましょう!
<関連記事>
>>バストアップする食べ物ってあるの?効果的とされる食品・飲み物を紹介
避けたい食生活・NG習慣
小麦粉やカフェインを多く含有する食品は、摂りすぎに注意が必要です。
小麦粉には「グルテン」が含まれ、摂りすぎると消化不良を起こし、胸へも栄養が行き渡りにくくなると考えられます。カフェイン過多の場合は、自律神経の乱れや覚醒作用などによって、結果的に女性ホルモンの分泌が阻害される可能性があります。
また、糖質制限などによる栄養バランスの乱れは、胸のハリ不足や下垂の原因の一つです。無理なダイエットをしている方は、バストアップのために見直しましょう。
バストマッサージで血流とリンパを整える
大胸筋など、胸周りの筋肉が凝り固まると、緊張した筋肉に胸が引っ張られたようになりバストサイズが低下することがあります。この場合は、バストマッサージで血行やリンパを促すケア方法が有効です。血行が促進されれば、胸に栄養も行き渡りやすくなるでしょう。
また、バストマッサージを正しいやり方で継続すると、冷えなどの体質改善も期待できます。
基本のマッサージ方法
基本のバストマッサージ方法は、以下のとおりです。
- 親指以外の4本指を使って、アンダーバストのラインを内側から外側へ半円を描くようになぞる
- 親指で脇の下を押す
- 腕を上げ、二の腕の脂肪を胸に流すように肘から脇にかけてさする
- 背中の脂肪を胸に集めるようにさする
- 片胸ずつ、両手のひらで円を描くようにやさしく動かす
これに加えて、鎖骨下や脇、胸横、胸下の部分を、指を使ってほぐすマッサージを取り入れるとよいでしょう。マッサージのタイミングは、入浴後がおすすめです。
なお、筋肉をほぐしたいからといって強い力でマッサージすると、肌を痛めたり、クーパー靭帯を傷付けたりしてしまいます。マッサージ用のジェルやオイルなどを使用して肌の滑りを良くしたうえで、やさしく刺激することを心がけましょう。
また、以下の記事ではバストアップに関係するツボを紹介しています。
マッサージと合わせてツボを押してみるのもおすすめです!
<関連記事>
>>バストアップに関係するツボとは?毎日のツボ押しで大きくなる?
姿勢・呼吸で相乗効果を狙う
姿勢の悪さは、バストアップに悪影響です。特に猫背や巻き肩は、筋肉を緊張させて血流を妨げる原因となります。
そのため、普段から背筋を伸ばした正しい姿勢で過ごすように意識すると、バストマッサージとの相乗効果を得やすいでしょう。
また、腹式呼吸をすることも有用です。腹式呼吸によって胸郭を広げて十分な酸素を取り込めること・体をリラックスした状態にする副交感神経を優位にすることにより、血行促進につながります。姿勢改善と併せて、日頃から行なってみてください。
筋トレで“土台”からバストアップ

胸の土台といえる大胸筋をトレーニングで鍛えると、胸にハリやボリュームが出たり、形がきれいになったりして、バストアップにつながります。筋トレは、脂肪を増やすよりも「魅せるバスト」づくりに効果的です。
おすすめの筋トレ3選
バストアップにおすすめの筋トレは、次のとおりです。
合掌ポーズ
胸の前で両手のひらを合わせ、肘から手首までを水平にして左右から押し合うトレーニング方法です。脇は開きすぎないように、みぞおちの前付近で行ないましょう。
特別な道具は必要なく、大胸筋に力を入れる感覚もつかみやすいため、合掌ポーズは筋トレ初心者に向いています。1回20~30秒を1セットとし、3~10セットほど行なうのが目安です。
壁プッシュアップ
床ではなく、壁に手を付いて腕立て伏せをするトレーニング方法です。床で行なう腕立て伏せよりも負荷が軽いため、筋力に自信がない方でも挑戦しやすいでしょう。
負荷を強くしたい場合は、足幅を狭めにし、足全体ではなくつま先に重心がくるようにしてみてください。ゆっくりとした動きで、1日30回程度行なうのが目安です。
ダンベルフライ
ジムなど、ダンベルを使用できる環境がある場合は、ダンベルフライもおすすめです。両手にダンベルを持ってベンチに仰向けになり、大胸筋の動きを意識しながら、ダンベルを上げ下ろしします。
肘は完全に伸ばすのではなく軽く曲げた状態にすることや、肩よりも下げないようにすることに気を付けましょう。10~15回を1セットとし、2~3セットほど行なうのが目安です。
筋トレ効果を高めるポイント
バストアップの目的で行なう筋トレは、「軽負荷×継続」がポイントです。どのようなトレーニング内容でも、呼吸は止めずにゆっくりと動かしましょう。
また、筋肉の成長にはタンパク質が欠かせません。筋トレ後はタンパク質を摂取して、胸のハリをキープしましょう。
なお、筋トレ時はバストをしっかりホールドすることが大切です。ホールドが不十分だと動きに乗じてバストが揺れクーパー靭帯に負担をかける原因となるため注意しましょう。
ただし、筋トレのやりすぎには注意が必要です。注意点に関しては、以下の記事にて紹介していますので、合わせてご確認してみてください。
<関連記事>
>>胸をでかくする方法|セルフケア・筋トレ・豊胸手術まで全選択肢を解説
美容医療・豊胸で“確実に”バストアップ

バストのサイズや形にコンプレックスを抱えている方や、セルフケアでのバストアップが難しいと感じている方などにおすすめなのが、美容医療による豊胸施術です。
豊胸施術は即効性と持続性が高く、理想のバストを手に入れやすいバストアップ方法といえるでしょう。近年では、豊胸施術をする場合でも、あくまで「自然な仕上がり」を重視する方が増加しています。
一口に豊胸といってもさまざまな手法があるため、目的や理想の仕上がりに合わせて選ぶのがポイントです。ここでは、ヒアルロン酸注入・脂肪注入豊胸・成長再生豊胸の3つの手法を見てみましょう。
ヒアルロン酸注入
バスト専用のヒアルロン酸を注入することで、胸のボリュームアップを図る手法です。
ヒアルロン酸注入には、以下のようなメリットがあります。
- 即効性がある
- 1回の施術時間が短く手軽
- 体への負担が比較的少ない
- 傷痕が目立ちにくい
- ダウンタイムがほとんどない
一方で、ヒアルロン酸は半年~2年程度で体に吸収されるため、定期的に注入しないとバストサイズがもとに戻ってしまいます。そのため、「イベントに合わせて」などの一時的な目的でヒアルロン酸注入を選択する方もいます。
脂肪注入豊胸
太ももやお腹、腰などの余分な脂肪を吸引し、胸に注入する手法です。
脂肪注入豊胸には、以下のようなメリットがあります。
- 見た目や手触りが自然に仕上がりやすい
- アレルギーの心配が少ない
- 半永久的な効果がある
- 脂肪吸引箇所の部分痩せも期待できる
ただし、脂肪の定着率には個人差があり、生着できなかった脂肪は石灰化によってしこりとなる場合があります。また、痩せ型で吸引できる脂肪量が不十分な方は、脂肪注入豊胸に不向きです。
再生豊胸
成長因子を注射して乳腺や脂肪組織の成長を促し、「自分の胸を育てる」手法です。成長因子とは、細胞の増殖や分化を促進するタンパク質のことをいいます。
成長再生豊胸には、以下のようなメリットがあります。
- 手術をともなわない
- 体に異物が残らない
- 自然なメカニズムで胸が成長する
- 半永久的な効果がある
豊胸効果が現れるのには、術後2ヵ月程度要するケースが多いでしょう。これは、成長因子が細胞レベルで働いて組織を成長させるためであり、定着後のバストは自然な状態で維持されます。
自然な豊胸なら「南クリニックの成長再生豊胸」
南クリニックでは、再生医療を応用した新世代の豊胸法である「成長再生豊胸」をご提案しています。自分の体の力でふっくら胸を育てることで、自然なバストアップが期待できるため、ナチュラル志向の女性に人気の手法です。
成長因子で“育てる豊胸”を実現
成長再生豊胸の施術では、胸の皮下脂肪の層に、乳腺や皮下脂肪を増殖させる成長因子を注射することで、豊胸効果を得ます。成長因子は体の各部分の成長に欠かせない物質であり、異物ではありません。
自分の胸そのものを育てるため、手触りや揺れが自然で、豊胸したことを気付かれにくい点もメリットです。
シリコン・脂肪注入との違い
「シリコンバッグ豊胸」と呼ばれる手法は、一度の施術で大幅なバストアップが期待できる一方で、人工的なバッグを挿入するため「自然さ」には欠けます。また、前述したように「脂肪注入豊胸」は自然な仕上がりにはなるものの、注入した脂肪がすべて定着するとは限りません。
シリコンバッグ豊胸も脂肪注入豊胸も、切開をともなう手術であるため、処置自体にリスクがあります。
これらの手法と比べると、成長再生豊胸は「自然さ」「持続力」「安全性」を高水準で両立させた、バランスの良い手法といえるでしょう。
まとめ
今回紹介したバストアップ方法のうち、自分で手軽に取り組めるものは以下のとおりです。
- バストアップに必要な栄養素を積極的に食事で摂取する
- バストマッサージや姿勢・呼吸の見直しで血流を改善する
- 大胸筋を筋トレで鍛える
しかし、こうしたセルフケア方法では、目に見える変化を実感しづらいかもしれません。そのような場合には、美容医療の力を借り、豊胸手術を行なうことも検討してみてはいかがでしょうか。
豊胸手術のなかでも、自然な仕上がりを重視するなら「成長再生豊胸」がおすすめです。南クリニックでも、患者様の悩みや希望をカウンセリングにてお聞きしたうえで、成長再生豊胸の施術が可能です。詳しくは、南クリニックまでぜひお気軽にご相談ください。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
-
- すぐに大きくしたい方にオススメ
-
- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
-
- 豊胸と同時に痩身も可能




