コラム
column
公開日2024.12.15最終更新日2025.01.27豊胸基礎知識
豊胸の他院修正とは?どのようなトラブル・失敗が多いの?
「豊胸したのに失敗した気がする…他院修正でしたい…」
「注入したヒアルロン酸がしこりになったかも…」
このように、豊胸では失敗を経験してしまうことも少なくありません。お金や労力をかけてやっと念願のバストを手に入れたのに、トラブルが起きて修正が必要になるのは悲しいですよね。
では実際の他院修正では、どのような状態の方を対応することが多いのでしょうか。本記事では、他院修正や入れ替えが必要な症例やトラブルが多いアクアフィリング豊胸について紹介していきます。
目次
豊胸の他院修正とは?
豊胸の他院修正とは、あるクリニックで豊胸を受けたが何らかのトラブルがある・仕上がりに納得していないなどの場合に、他のクリニックで修正や入れ替えを行うことです。
他院修正では、トラブルの原因を追求し、しこりの除去やシリコンバッグの抜去・入れ替えを行い、患者さんに合わせて適切な治療を提供します。
豊胸の他院修正や入れ替えが必要なトラブル・失敗事例5つ
豊胸ではトラブルや失敗を経験してしまうことがあります。
ここでは、他院修正や入れ替えが必要になってしまう事例を5つ紹介していきます。
豊胸の失敗・トラブル①:ヒアルロン酸・脂肪注入によってしこりができた事例
ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸では、しこりができて除去手術が必要になることがあります。
しこりになってしまう原因は下記などが挙げられています。
ヒアルロン酸がしこり化する原因 |
注入した脂肪がしこり化する原因 |
• ヒアルロン酸の質が劣悪 |
• 脂肪に不純物が混在 |
ヒアルロン酸豊胸は手軽さが魅力ですが、しこりができると大掛かりな手術が必要になるため、ヒアルロン酸の質や医師の技術にはこだわることをおすすめします。
豊胸の失敗・トラブル②:形が崩れて見た目に影響が出ている事例
前述したようにしこりができた場合や、シリコンバッグがズレて形が変形してしまった場合は、修正が必要になります。
また、シリコンバッグ豊胸では大胸筋下法で治療した場合にシリコンが上にズレてしまうことがあるようです。
シリコンバッグを挿入する際にしっかりとスペースが作れていないと、シリコンバッグが大胸筋に押さえつけられるような状態になり、ズレにつながります。
徐々に移動するケースが多いため「何だか上に移動している…?」と違和感を覚えたらすぐに信頼できる美容外科に相談しましょう。
豊胸の失敗・トラブル③:不自然なほど硬くなっている事例
シリコンバッグ豊胸で「カプセル拘縮」が生じた場合に見られる事例です。
カプセル拘縮とはシリコンバッグ豊胸の合併症で、シリコンの周りにできた被膜がシリコンバッグを圧迫した状態を指します。
カプセル拘縮になると、バストがボールのように硬くなるだけでなく他のトラブルにもつながるため、修正や入れ替えが必要です。
カプセル拘縮は術後の数ヶ月後ごろに生じることもあれば、10年以上経過してから生じることもあるため、時期に関係なく注意する必要があります。
豊胸の失敗・トラブル④:腫れや痛みが生じた事例
腫れや痛みの原因は下記などが考えられるため、すぐに信頼できる美容外科に相談しましょう。
- ヒアルロン酸・脂肪注入によるしこり
- シリコンバッグ豊胸の「カプセル拘縮」
また、ダウンタイムが過ぎても痛みが治らない場合も、何らかの炎症が生じている可能性があるため、豊胸を受けたクリニックに相談しましょう。
豊胸の失敗・トラブル⑤:シリコンバッグ豊胸から10年以上経過している事例
シリコンバッグの寿命は約10年と言われています。
特に異常がなかったとしても、経年劣化しており突然「カプセル拘縮」を引き起こす可能性もあります。
シリコンバッグの性能も常に向上しているため、10年経過したら最新のシリコンに入れ替えるのがおすすめです。
除去すべき?アクアフィリング豊胸に関するよくある質問4つ
アクアフィリング豊胸とは、アクアフィリングと呼ばれる薬剤を胸に注入してバストアップする豊胸術です。
ヒアルロン酸豊胸と似ていますが、ヒアルロン酸のように吸収せず異物として体内に残り続けてしまうことが問題視されています。
アクアフィリング豊胸に関するよくある質問にお答えしていきます。
アクアフィリング豊胸はなぜ危険?
アクアフィリングは異物のため、体内で完全に吸収されることはありません。そのため下記などのリスクが発生します。
- しこり形成
- バスト以外の体内に広がる
- 感染症や閉塞を引き起こす
- 発がん性が疑われている
アクアフィリングに感染したことで、筋肉が損傷して動きに制限が生じた、痛みが長期間続いているなど、さまざまな被害が報告されています。
また、アクアフィリングに含まれているアクリルアミドは、「人間に対しておそらく発がん性がある物質」と言われています。
また、工場や工事現場などで大量にアクリルアミドを吸入・接触した人は、手足が震える、感覚が麻痺するなどの神経障害も報告されているほど。
アクアフィリング豊胸はかなりリスクの高い治療であることがわかります。
アクアフィリングを除去したというブログはどこで見られる?
Amebaブログなどで「アクアフィリング 除去」と検索すると、実際に除去された方の記事がわずかにヒットします。
なお、Googleで検索すると体験者のブログはあまり見つけられず、アクアフィリングを除去した美容外科医のブログが見つけられます。
体験者と医師の両方の観点からブログをチェックしたい方は、さまざまな媒体で調べてみてくださいね。
アクアフィリング豊胸後に授乳はできる?
アクアフィリング豊胸をすると、授乳できなくなる可能性があります。
アクアフィリングが乳腺に移動して、薬剤が母乳に混ざってしまう可能性があるからです。
また、アクアフィリングが乳管に移動すると乳管閉塞を引き起こしてしまい、授乳そのものができなくなることも考えられます。
アクアフィリング豊胸によって死亡してしまった事例はある?
アクアフィリング豊胸による死亡事故は確認できませんでした。
しかし、美容医療における合併症実態調査(※1)の令和2年度〜3年度 総合研究報告書によると重度合併症・重度後遺症の事例が8件報告されています。
有害事象の起因となった医薬品・材料・機器は全77種類でしたが、そのうちアクアフィリングによる被害が最も多いという結果になりました。
なお、重度合併症・重度後遺症の症状の多くは下記などが報告されています。
重度合併症 |
重度後遺症 |
• 異物肉芽種 |
• ケロイド・肥厚生瘢痕 |
※参考:美容医療における合併症実態調査と診療指針の作成及び医療安全の確保に向けたシステム構築への課題探索(20IA1011)
豊胸での失敗を避けたいなら南クリニックの成長再生豊胸がおすすめ
南クリニックでは成長再生豊胸という豊胸術を推奨しています。
成長再生豊胸とは、胸に異物を入れて大きくするのではなく成長因子を注入することで乳腺を発達させてバストを育てる方法です。
バストそのものを成長させるため、一度大きくなったバストは全て本物で効果は半永久的。
注射のみで行うため、体への負担が少なく傷跡が残りにくいのも魅力です。
成長再生豊胸のダウンタイムと経過
成長再生豊胸で成長因子を注入した後は腫れや内出血がありますが約7日で引き、それから3~6カ月かけて成長していきます。
注入した成長因子は半年〜1年ほどで全て吸収されるため、バストが成長し続けることや、薬剤が体内に残ることもありません。
薬剤が体内に留まっている間はしこりのように感じることがありますが、全て吸収された後に消えていきます。
成長再生豊胸のリスク
がんに罹患している方は、がんを成長させて病気を進行させるリスクがあります。
成長再生豊胸に用いられる成長因子には、脂肪細胞だけでなくがん化した組織も増殖させる働きがあるからです。
成長再生豊胸にかかわらず、豊胸を検討している方は必ずがん検診を受けておきましょう。
南クリニックの成長再生豊胸
南クリニックでは「成長再生豊胸W」と「成長再生豊胸F」の2種類を提供しています。
成長再生豊胸W |
成長再生豊胸F |
|
特徴 |
• 3~6カ月かけてゆっくり成長させる |
• 治療直後から大きくなる |
価格 |
33万円 |
38.5万円 ※2回目以降は1回33万円(同時に5回まで可能) |
ゆっくりと育てていきたい方は「成長再生豊胸W」、治療後すぐに大きくしたい方は「成長再生豊胸F」がおすすめです。
成長再生豊胸Fは採血と女性ホルモンの補充が必要になるため、処置の時間がやや長くなります。
南クリニックの成長再生豊胸の症例画像が見たい方は、こちらのページからご確認くださいね。
>>南クリニックでは成長再生豊胸モニター募集中!
>>南クリニックの無料カウンセリング予約はこちら
まとめ
- 豊胸の他院修正とは、あるクリニックで豊胸を受けたが何らかのトラブルがある・仕上がりに納得していないなどの場合に、他のクリニックで修正や入れ替えを行うこと。
- 他院修正が必要な失敗事例は「しこりができた」「形が崩れている」「不自然なほど硬い」「痛みがある」などが挙げられる。なお、シリコンバッグ豊胸後は特にトラブルが起きていなくても10年経過したら入れ替えることを推奨している。
- アクアフィリング豊胸とは、アクアフィリングと呼ばれる薬剤を胸に注入してバストアップする豊胸術。ヒアルロン酸のように吸収せず異物として体内に残り続けてしまうことにより、さまざまな危険性が報告されている。
- 豊胸での失敗を避けたいなら南クリニックの成長再生豊胸がおすすめ。異物を注入するわけではないため、しこりや形が崩れる心配がない。体への負担も少ないため、傷跡が残りにくいのも特徴。