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公開日2023.01.15最終更新日2023.02.10豊胸基礎知識
胸が垂れる3つの理由!後悔する前に予防策を美容外科医が伝授【YouTube】
バストの悩みとしてよく挙げられるバストの下垂。いわゆる「垂れ乳」であり、バストサイズ以上に気になる方も多いのではないでしょうか。
垂れた胸になって老けた印象になってしまうのを避けたいのであれば、バストの位置を決定づけるクーパー靭帯が弱らないよう、普段から心がけることが大切です。
目次
「垂れ乳」はここから始まる! クーパー靭帯が弱る3つの理由
バストの位置が下がり、「垂れ乳」になってしまう要因。それはクーパー靭帯が伸びたり、切れたりすることにあります。
クーパー靭帯は乳腺と大胸筋を密着させ、乳腺を胸部にとどまらせる役割があり、もともとはそれなりに強度のある組織。しかし、一度何らかの機会に伸びたり切れたりすると修復が難しく、ダメージを受けたクーパー靭帯は強度を失ってバストが下垂してしまうのです。
では具体的に、クーパー靭帯はどのようなときにダメージを受けてしまうのでしょうか。
胸が垂れる理由①:授乳
妊娠・出産を経験した方は、出産に向けてどんどんバストが大きくなる経験をしていることでしょう。出産直後は授乳のためにバストがパンパンに張り、連動してクーパー靭帯も伸びます。
卒乳する頃にバストは徐々に萎んで元通りになりますが、クーパー靭帯はそうはいきません。妊娠・出産・授乳で思い切り伸びたクーパー靭帯はその伸縮性の乏しさゆえ、バストサイズのように元に戻ることはないのです。
胸が垂れる理由②:肥満
体重が増えると腕や脚、お腹、手、バストにまで脂肪がつきます。そのため、バストは大きくなりますが、その分、クーパー靭帯が引き伸ばされ、バストが下垂してしまうのです。その後痩せたとしても、一度伸びたクーパー靭帯が元に戻ることはありません。
胸が垂れる理由③:過度なスポーツ
激しい動きが伴うスポーツを過度に行っていると、どうしてもバストが揺れてクーパー靭帯に負荷がかかり、結果伸びてしまいます。
垂れ乳予防のキーポイントは「ブラジャー」と「ライフスタイル」にあり
上記のほか、加齢による肉体の衰えもクーパー靭帯が弱る原因です。こればかりは仕方がないですが、普段からクーパー靭帯を守る生活習慣を心がけていれば、年齢を重ねてもそれなりに上向きのバストを維持できますから、次のような点に注意してみましょう。
締め付けない、適度なホールド力のブラジャーを選ぶ
適度なホールド力があるブラジャーを選び、在宅時もなるべく着用するようにしましょう。もちろん、ご自身のバストサイズに合ったブラジャーであることが前提です。
なお、矯正下着はサポート力が強すぎて血液やリンパの巡りが悪くなり、バストが老けて見える原因になる可能性があるため、多用は控えましょう。
ブラジャーに限らず、下着は着用していて落ち着くような「しっくり・しっとり」感のあるものが理想です。
ライフステージ・ライフスタイルに合ったブラジャーを着用する
成長期、妊娠・出産、中年期以降など、女性の体型はそれぞれのライフステージによって変化するため、そのときそのときの体型や状態に合わせたブラジャーを着用しましょう。
特に妊娠・授乳期は下着選びに気をつけてください。適度なホールド力とバストを締め付けない心地よさ、授乳しやすい構造など、いつもより機能性の高いブラジャーを着用することによってバストにかかる負担を軽減すれば、卒乳後に想像以上に急激な老け方をするようなリスクを軽減できます。
機能性の高いブラジャーの着用と並行して、保湿クリームでバストをマッサージしたり、栄養バランスのいい食事や十分な睡眠を心がけたりすることも大切です。
また、日常的にスポーツを楽しむ方は、激しい動きに対応できるスポーツブラジャーを必ず着用しましょう。サポート力のレベルは運動強度に合わせて選んでください。
「痩せたり太ったり」はアウト 健康的なライフスタイルを心がける
痩せたり太ったりを繰り返すと、その度にバストサイズに合わせてクーパー靭帯は伸びて細くなり、バストを支える力が衰えてしまいます。
女性は生理や妊娠、更年期など体調によってある程度の体重の増減があるものですが、極端なダイエットによって大幅な体重変化が頻繁に起こるとクーパー靭帯が大きなダメージを受けてしまいますし、なにより健康によくありません。
普段から栄養バランスのとれた食事と適度な運動、良質な睡眠を心がけましょう。
まとめ
・クーパー靭帯は乳腺を胸部にとどまらせる組織であり、バストの位置を決める要素である。
・クーパー靭帯自体はそれなりに強度がある組織だが、一度伸びたり切れたりしてダメージを受けると修復が難しい。
・クーパー靭帯がダメージを受けてしまう原因にはバストサイズの急激な変化を伴う授乳や肥満、バストに大きな負担がかかる過度なスポーツ、加齢による体の衰えなどが挙げられる。
・垂れ乳を予防するにはクーパー靭帯をダメージから守る生活習慣を心がけることが大切。具体的には「締め付けない、適度なホールド力のブラジャーを選ぶ」「ライフステージ・ライフスタイルに合ったブラジャー着用する」「痩せたり太ったりを繰り返さない」といったことに注意する。
・矯正下着は血液やリンパの循環が悪くなるため多用は控えた方がよい。また、妊娠・授乳期は機能性が高いブラジャーやバストケアがおすすめ。
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