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公開日2022.12.26最終更新日2024.07.17豊胸基礎知識
豊胸はやめた方がいいと言われる8つの理由!リスクやダウンタイムは?
豊胸を検討している方にとって「豊胸はやめた方がいい」という反対意見は、どうしても気になってしまうものです。
豊胸はやめた方がいいといわれる理由は「不自然な見た目になる」「ダウンタイムが辛い」「リスクが高い」などが挙げられます。
豊胸で後悔しないためには、豊胸のリスクやそのリスクを避ける防止策を深く理解して決断することが大切です。
本記事では、豊胸術ごとにリスクやトラブルを避ける防止策について解説していきます。
目次
「豊胸はやめた方がいい」といわれる8つの理由
「豊胸はやめた方がいい」と周囲に言われ続けたために、もう何年も二の足を踏んでいる……。このような状況にある方は多いものです。
「最後は自分で決めるから!」と押し切ることができればいいものの、ご自身も失敗やリスクに不安を抱いており、決断しきれない場合もあるでしょう。
確かに美容目的であるとしても豊胸は医療行為のため、リスクがまったくないとは言い切れません。
美容外科クリニックで行われる豊胸のリスクにも触れながら、「豊胸はやめた方がいい」といわれる8つの理由を紹介していきます。
豊胸をやめた方がいい理由①:不自然な見た目になる
シリコンバッグ豊胸は体格に合わない大きなシリコンを入れてしまうと、バストだけ悪目立ちしたりバッグの形が浮き出たりと、見た目に影響を与えることがあります。
また、シリコンを挿入したバストは胸の揺れ方や仰向けで寝た時の形も不自然のため、豊胸に詳しくない方や男性でも違和感を覚える可能性があるでしょう。
豊胸をやめた方がいい理由②:ダウンタイムが痛くて辛い
大掛かりな手術が必要になるシリコンバッグ豊胸・脂肪注入豊胸のデメリットとしてよく挙げられるのが、ダウンタイムの強い痛みです。
- シリコンバック豊胸:切開部分に強い痛み・腫れ・内出血が最低1ヵ月
- 脂肪注入豊胸:吸引部位とバストに痛み/腫れ/内出血/浮腫み/拘縮(吸引部位のみ)が約2週間~4週間
術後しばらくは安静にして過ごす必要があるため、日常生活に戻るまで長い時間を要する人もいるでしょう。
シリコンバッグ豊胸・脂肪注入豊胸を希望する方は、ダウンタイム期間を考慮した上でスケジュールを調整し、治療を受ける必要があります。
豊胸をやめた方がいい理由③:元に戻ってしまう
脂肪注入法では、注入した脂肪がうまくバストに定着しなければ元のサイズに戻ってしまうことがあります。
なお、ヒアルロン酸注入法に関しては、そもそも効果が長期間持続するものではありません。ヒアルロン酸注入による効果は、術後半年〜2年程度と言われていますが、人によっては数ヶ月もしないうちに元に戻ってしまうため、想像以上にコスパが悪くなることも。
また、シリコンバックの寿命は約10年程度と言われているため、安全に大きさをキープしたいのであれば、10年に1回の入れ替えを検討する必要があります。
豊胸をやめた方がいい理由④:バストが硬くて冷たい
シリコンバッグとヒアルロン酸はバストの中に入れても血が通ることがないため、触ると冷たさを感じることがあります。
また、硬い感触になる傾向があるため、触ったときに違和感を覚えることもあるしょう。
豊胸をやめた方がいい理由⑤:しこりでバストが変形
脂肪注入法とヒアルロン酸注入法は術後しばらく経つとしこりができることがあります。
しこりの出現は、体内に吸収されるはずだった脂肪やヒアルロン酸がバストに残ってしまい、異物反応による被膜に包まれてしまうことが原因です。
しこりができると、バストの形が崩れたり、凸凹ができたりして見た目に影響を与えてしまいます。
状態によってはしこりを除去するための治療が必要になり、バストにメスをいれなくてはならない状況になることも。
豊胸をやめた方がいい理由⑥:シリコンバッグの破損による萎み
シリコンバッグは外部から強い衝撃が加わったり、経年劣化したりすることで破損する可能性があります。
破損すると、肌にシワや凸凹が見られたり、シリコンの輪郭が表れたりなどのリップリングが起きる可能性があるため、当然見た目にも影響を及ぼします。
豊胸をやめた方がいい理由⑦:傷跡が残る
シリコンバッグ豊胸の場合は脇の下やアンダーバストを切開してシリコンバッグをいれるため、術後はしばらく傷跡が残ります。
通常は時間が経過するにつれてほとんど目立たないほどになりますが、人によってはパッと見てすぐわかるような濃い傷跡が残ってしまうことも。
脂肪注入法は脂肪の吸引部分にスペースができますが、術後にこのスペースを埋めるためのアフターケアがうまくいかなかった場合、肌表面に凸凹ができてしまうことがあります。
豊胸をやめた方がいい理由⑧:数年間は通院が必要
シリコンバック豊胸の場合は、バックの状態を検査するために通院する必要があります。
頻度は2年に1回程度で、MRIや超音波などで状態を確認していきます。
術後は豊胸のことを忘れたい方は、定期的な検診がストレスになる可能性があることを覚えておきましょう。
【結論】「豊胸はやめた方がいい」は決して間違ってはいない
ここまで、「豊胸はやめた方がいい」といわれる8つの理由を紹介してきました。
高額な費用、手術を受けるうえでの精神的ストレス、ダウンタイムの痛み。
すべてを乗り越えた先にあるものが、しこりや傷跡、変形、ボリュームダウンであるとすれば、「豊胸はやめた方がいい」という意見は間違ってはいないといえるでしょう。
豊胸に不安を感じている人のよくある疑問
「本当に豊胸を受けてもよいのだろうか..」と不安に感じている人が抱きやすい疑問に回答していきます。
豊胸してる人の特徴は?
シリコンバック豊胸、ヒアルロン酸注入豊胸、脂肪注入豊胸における触り心地や見た目の特徴は下記の通りです。
豊胸術 |
シリコンバック豊胸 |
ヒアルロン酸注入豊胸 |
脂肪注入豊胸 |
触り心地 |
やや硬く冷たい |
・やや硬く冷たい |
自然だがしこりができると硬くなる |
見た目 |
谷間がY字、リップリング(シワ・凸凹・尖など)脇や胸の下に傷跡が残る可能性あり |
しこりができると形が崩れたり凸凹したりする |
・しこりができると形が崩れたり凸凹したりする |
触り心地においては、しこりができないかぎり脂肪注入豊胸が一番自然と言えるでしょう。
見た目に関しては、ヒアルロン酸注入や脂肪豊胸注入が自然ですが、しこりができると形が崩れて不自然なバストになる可能性があります。
豊胸している人は多い?
全国のクリニックで豊胸を受けた人の数を集計するのは難しいため、豊胸している人がどれだけ多いのかはわかりません。
2022年4月にアンケートサイト「ボイスノート」(運営会社:株式会社NEXER)が公開した、豊胸手術に関するアンケートでは下記のような結果が出ています。
【集計対象人数】 500人(20代以下・30代・40代・50代・60代以上 各100人) 1 バストに関する悩みがありますか? 2 豊胸手術を受けたいと思いますか? 3 豊胸手術を受けたことがありますか? ※以下省略 引用:【女性500人にアンケート】バストに悩みがある方のうち、21.3%が「豊胸手術を受けたい」と思っている | 株式会社NEXERのプレスリリース |
上記のアンケートのみで判断すると、豊胸術を受けた人は500人中わずか9人(1.8%)のため、豊胸している人は少ないといえるでしょう。
なお、バスト悩みがある人は半数以上ですが、豊胸術を受けたいと思う人は21.3%であることから、多くの人が感じている豊胸術への抵抗感やハードルの高さが伺えます。
豊胸の失敗画像はどこで見れる?
「豊胸の失敗修正」治療メニューがある美容外科クリニックの公式HPなら、修正前(失敗)の状態がチェックできます。
また個人のSNSやブログをチェックするという方法もありますが、デリケートな部位であることから写真(加工あり)を公開している人は少ないと考えられます。
多数の失敗パターンを見たい方は、クリニックのHPをチェックしてみてくださいね。
豊胸で後悔したというブログはどこで見られる?
アメブロやnoteなどの大手ブログサイトで「豊胸 失敗」「豊胸 後悔」と検索すると見られる可能性があります。
ただし、必ずしも求めているようなブログが見つかるとは限らないため、SNS(特にX)でも同じキーワードで検索するという方法も試してみてください。
後悔しない豊胸にするためのトラブル防止策
豊胸術のリスクや失敗画像を見ていると今まで以上に不安感が強くなりそうですが、次のような点に注意しておけば、豊胸はそれほど怖いものではありません。
シリコンバッグ豊胸の場合
大きすぎるシリコンバッグを選ばない
小柄な体型の方が無理して大きすぎるシリコンバッグを入れてしまうと、やはりバストが悪目立ちしてしまいます。
シリコンバッグのサイズは、体全体のバランスを考えて選びましょう。
術後は医師の指示通りに過ごす
術後はクリニック側から、ダウンタイムが終了するまでの下記のような過ごし方をレクチャーされるはずです。
- 術後3日〜1週間はできるだけ安静に過ごす
- シャワーは翌日から
- 入浴は抜糸後から
- 喫煙や飲酒は術後1ヶ月間後から
- 術後3ヶ月間まではノンワイヤーのブラジャーを使用
できるかぎり傷跡を残さず美しいバストにするために欠かせないことなので、必ず指示通りに過ごしましょう。
ヒアルロン酸注入法の場合
量を入れすぎない
ヒアルロン酸を一度に大量に注入すると異物反応を誘発し、しこりができやすくなります。大きくしたい気持ちはわかりますが、2カップアップを限度にしておきましょう。
何度も繰り返して施術を受けない
ヒアルロン酸豊胸は半年〜1年程度の間隔で受けると効果が長持ちすると言われていますが、何度も注入するとしこりができやすくなります。
ヒアルロン酸注入法は手術不要で気軽に受けられるため、定期的に受け続ける方もいますが、長期的な効果を求める方は他の豊胸術を検討しましょう。
脂肪注入法の場合
脂肪の吸引・加工・注入の技術に注目する
脂肪注入法の成功には、採取して細かく脂肪から不純物を取り除き、質の高い脂肪に加工した後、バストに少量ずつ分散させて注入する高い技術が欠かせません。
こうした技術がすべて揃っていなければ、脂肪がバストに定着せず元に戻ってしまったり、しこりができたりしてしまうからです。
クリニックを選ぶ際は、必ず技術の評判を調べ、カウンセリングでは脂肪の定着率もしっかり確認するよう心がけてください。
アフターケアをしっかり行う
脂肪吸引部に凸凹ができないよう、術後は圧迫やマッサージを行うよう指導されますので、このアフターケアは必ず行いましょう。
また、バストに注入した脂肪に栄養と酸素が行き渡らせて定着させるために、脂肪注入豊胸後は下記の6つに注意して過ごしましょう。
- 激しいマッサージや運動を避ける
- 術後3ヶ月はダイエットしない
- 栄養バランスの整った食事を意識する
- 喫煙をしない
- 術後3ヶ月はうつ伏せを避ける
- 術後3ヶ月間まではノンワイヤーのブラジャーを使用
アフターケアを怠ると定着率が下がり、予定より小さくなってしまうことがあるため、特に術後3ヶ月はしっかりと行いましょう。
【共通】経験者の意見や感想を参考にする
豊胸をはじめとする美容医療については、いつの時代にも賛否両論ありました。
ただ、一般的に豊胸したことを秘密にしている方が多いため、「やってよかった」という声があまり聞こえてこないという現実があります。
しかし、豊胸経験者の意見はとても参考になるため、ぜひ耳を傾けてください。
周りに経験者がいない場合は、SNSやブログで術後の経過や感想を公開している方がたくさんいるので、参考にしてみるとよいでしょう。
経験者だからこそ実感するメリット・デメリットがよくわかると思います。
豊胸の不安を取り除く南クリニックの「成長再生豊胸」
これまで紹介した豊胸術のリスクをできるだけ排除した治療が、南クリニックの「成長再生豊胸」です。
成長再生豊胸とは、バストの成長を促す成長因子を注入することによって自分のバストそのものを育てていく、今までとはやり方が違う豊胸術です。
今まではシリコンやヒアルロン酸など、何かを注入して大きくする方法が基本でした。
しかし、成長再生豊胸ではバストを成長させる方法のため、大きくなったバストは全て本物。そのため、効果は半永久的で自然な仕上がりが期待できます。
治療は注射のみのため、傷跡もほとんど残らず、治療後はすぐに日常生活に戻れるのも嬉しいポイントです。
南クリニックの成長再生豊胸は下記の2種類があります。
種類 |
成長再生豊胸W |
成長再生豊胸F |
特徴 |
・3~6カ月かけて大きくなっていく |
・即効性がある |
価格 |
33万円 |
38.5万円 ※2回目以降は1回33万円(同時に5回まで可能) |
成長再生豊胸は、体型や性別に関係なく受けられるためMTFや痩せ型の方にもおすすめできる豊胸術です。
痩せ型の方や成長再生豊胸の効果を高めたい方には、脂肪注入豊胸との併用治療もご案内しています。
豊胸のリスクが不安でなかなか踏み出せない方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 「豊胸はやめた方がいい」と言われるのは、「不自然な見た目になる」「ダウンタイムが辛い」「リスクが高い」といった豊胸後のトラブルやデメリットがあるから。
- しかし「体格に合ったサイズのシリコンバッグを入れる」「注入量に注意する」「アフターケアを怠らない」などの点に注意していれば、大きなトラブルは起こりにくい。
- 全国のクリニックで豊胸を受けた人の数を集計するのは難しいため、豊胸している人がどれだけ多いのかは不明だが、アンケートサイトによると500人中わずか9人しか受けていないことがわかった。
- なお、バストの悩みがある人は半数以上だが、豊胸術を受けたいと思う人は21.3%であることから、多くの人が感じている豊胸術への抵抗感やハードルの高さが伺える。
- 豊胸のリスクが不安でなかなか踏み出せない方は、南クリニックの「成長再生豊胸」がおすすめ。何かを注入して大きくするのではなく、バストそのものを大きくする豊胸術のため、破損や拘縮がなく異物によるリスクも少ない。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能