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公開日2022.08.22最終更新日2022.09.01豊胸基礎知識

産後にバストアップはできる?産後で垂れた、萎んだバストを大きくしたい!

産後にバストが垂れたり萎んだりするケースはよくあり、これは妊娠・出産による体の変化と密接に関係しています。

産後にバストが垂れる・萎む理由と、産後のバストアップに適した方法を解説します。

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産後にバストが垂れる・萎む理由

まずは産後のバストの変化について簡単に見ておきましょう。

産後にバストが垂れる理由

バストの中身は主に乳腺・乳管、脂肪、クーパー靱帯からなります。

乳腺というのは、母乳を作り出す働きをもつ器官です。授乳期には、乳腺で作られた母乳が乳管を通して乳頭に運ばれます。

女性は思春期になると、女性ホルモンの刺激などにより乳腺が発達し、乳房のなかに枝分かれして広がっていきます。そして、乳腺を取り囲むようにして脂肪も発達し、女性らしい丸みのある乳房となります。

乳腺と脂肪だけだと、乳房は重力に引かれて垂れ下がってしまいます。それを防いでいるのがクーパー靱帯という結合組織です。

乳房のなかに張り巡らされているクーパー靱帯が乳腺や脂肪を支え、筋肉や皮膚につなぎ止めることで、上向きのハリのあるバストが保たれます。

クーパー靱帯は、バストサイズがアップするとそれに合わせて伸びていきますが、バストサイズがダウンしても縮むことはありません。

したがって、いったん大きくなったバストが再び小さくなると、クーパー靱帯が余り、たるみが生じます。

妊娠から産後(断乳・卒乳後)にかけては、バストサイズが大きくアップダウンします。そのため、クーパー靱帯に大きなたるみが生じ、バストが垂れてしまう場合があるのです。

産後にバストが萎む理由

妊娠から出産にかけては乳腺が盛んに発達し、大半はバストサイズが2カップ程度アップしますが、断乳・卒乳後には急激に乳腺が縮小します(直接授乳を行わない場合、産後まもなく乳腺の縮小が始まります)。

乳腺縮小により妊娠前と同じくらいのバストサイズに戻る場合が多いですが、以前より小さくなったと感じる人もいます。

妊娠前に比べてバストが萎んだと思われる場合、考えられるケースは2つあります。

  • 乳腺が妊娠前よりも縮小し、バストの体積が小さくなった
  • クーパー靱帯のたるみでバストが垂れ、萎んだ感じの見た目になった

産後のバストアップ方法

産後のバストの垂れ・萎みは、クーパー靱帯のたるみと乳腺縮小が原因です。したがって、以下のいずれかを達成すれば、バストアップが可能です。

  • 縮小してしまった乳腺を増やすか、乳腺の代わりになる物質で補う
  • クーパー靱帯のたるみを直す

産後のバストアップに効果的とされる方法には、以下のようなものがあります。それぞれどんな効果があるとされているのか簡単に見ていきましょう。

  • 筋トレ
  • バストマッサージ
  • バストクリーム
  • 食生活改善・サプリメント摂取
  • 適切なブラジャーの着用
  • 豊胸手術

筋トレ

バストの土台である胸筋などを鍛える方法です。

胸筋を鍛えると、バストが下から持ち上げられて、乳腺・脂肪の量が同じでもバストサイズが大きくなるとされます。クーパー靱帯も鍛えられると言う人もいます。

バストマッサージ

マッサージには以下のような効果があるとされます。

  • リンパや血液の流れがよくなる
  • こりがほぐれる
  • 心身がリラックスし、眠りの質がよくなる

これにより、バストに栄養や女性ホルモンが届きやすくなって乳腺の回復が促されたり、姿勢改善によりバストが上向きになったりすると言われます。

また、脇や背中の余分な脂肪をマッサージでバストに移動させると言われている方法もあります。

バストアップクリーム

バストアップクリームには、保湿成分や肌の弾力・ハリを補う成分、女性ホルモンと似た働きをする成分が配合されていることがあります。

これをバストに塗ったり、同時にマッサージを行ったりすることで、バストアップ効果が期待できるとされています。

食生活改善・サプリメント摂取

乳腺の発達には女性ホルモンの働きと栄養が欠かせません。また、クーパー靱帯や肌の弾力を生む組織は主にコラーゲンからできています。

女性ホルモン増強効果があるとされるイソフラボンやボロン、血管を健康にするポリフェノールやビタミンE、弾力のもとであるコラーゲンなどを食事・サプリで摂取すれば、バストアップに効果があるとされます。

適切なブラジャーの着用

これはバストアップの方法というよりも、バストの垂れ・萎みを予防する方法です。

サイズや形がバストに合ったブラジャーや、就寝用のナイトブラを着用することで、クーパー靱帯のたるみを予防したり、脂肪が脇や背中に流れたようにしてついてしまうことを防いだりできるとされます。

豊胸手術

縮小した乳腺の代わりにシリコンバッグやヒアルロン酸、自分の脂肪をバストに入れる方法や、成長因子を胸に注入してバストの発育を促す方法(成長再生豊胸)があります。

産後のバストアップに効果があるのは豊胸だけ

バストアップには以上のような様々な方法が提唱されていますが、確実にバストアップ効果があると言えるのは、実際には豊胸手術だけです。

女性が胸筋を目に見えて大きくするのはとても難しいですし、大きくできたとしても、男性的な体つきに近づいてしまい、女性の乳房としては不自然になります。また、ハードな筋トレで脂肪が落ち、バストサイズはかえってダウンしてしまうでしょう。

特定の栄養成分をたくさん摂取したからといって、バストサイズがアップするということはありません。栄養はバランスが重要で、特定の栄養素だけ多くても体にうまく働きませんし、通常の量をバランスよくとっていればそれで十分です。

コラーゲンなどの物質は肌に塗っても表面までしか浸透せず、せいぜい保湿効果しかありません。

脂肪が他の部位からバストに移動したり、逆に胸から他の部位に移動することは、移植手術をしなければありえません。

女性ホルモンに似た働きを持つ物質を摂取しても、それだけではバストアップにつながりません。乳腺発達には成長因子も必要ですが、大人の女性のバストにはそれに見合うだけの成長因子がほとんど存在しないからです(そのため、成長再生豊胸では成長因子を胸に注射します)。

ブラジャーはクーパー靱帯のたるみを防いだり、バストの大きさ・形を整えたりする効果を持つと言われますが、医学的な根拠は現在のところ明らかになっていません。

産後に豊胸手術を受ける際のポイント

産後はバストの状態や生活スタイルが大きく変化する時期ですので、豊胸手術を受けるタイミングに注意が必要です。

タイミングを選ぶポイントは、次の2つです。

  • 乳腺の縮小が止まっているか
  • 育児に支障がないか

産後(断乳・卒乳後)は自然に乳腺が縮小していく時期です。この時期が終わる前に(バストが縮みきる前に)豊胸手術を受けると、手術後に乳腺がさらに縮小してしまい、バストが望んだ通りの大きさにならないだけでなく、手術で作った形が崩れてしまう恐れがあります。

そのため、シリコンバッグ挿入法・脂肪注入法・ヒアルロン酸注入法などの「バストに体積のあるものを詰める」方法で豊胸する場合、乳腺の縮小が収まってバストが安定してから行うのが得策です。

成長再生豊胸にはこの問題がありません。成長再生豊胸はバストの自然な発育を促す方法ですので、乳腺の縮小によって形が崩れるということはありませんし、断乳・卒乳後、母乳の分泌が終わった後に行うことで産後のバストの垂れ・萎みをある程度予防する効果も期待できます。

産後(断乳・卒乳直後)は育児に大変な労力と注意が必要な時期です。シリコンバッグ挿入法や脂肪注入法など、比較的大がかりな外科手術を伴う方法で豊胸した場合、体へのダメージにより育児に支障が出る恐れがあります。

ヒアルロン酸注入法・成長再生豊胸は手術のダメージがほとんどないため、この問題はありません。

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まとめ

  • 産後には自然に乳腺が縮小してバストが縮み、クーパー靱帯がたるんでバストが垂れやすい。
  • 産後のバストアップ法には、筋トレ・マッサージ・バストアップクリームなどがよく挙げられるが、本当に効果があるのは豊胸だけ。
  • 産後に豊胸を受けるなら、体へのダメージと育児への支障があまりない方法(成長再生豊胸など)を選ぶのがよい。
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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

当院には、
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