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公開日2021.11.15最終更新日2024.07.05豊胸基礎知識

クーパー靭帯が切れたらもう終わり?再生・修復はできるの?

バストを支えるクーパー靭帯は、バストの位置を左右する重要な組織。

そのため、バストの下垂が気になる場合はどうにか再生・修復して元の位置に戻したいところですが、果たしてそれは可能なのでしょうか。

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クーパー靭帯は切れたり伸びたりした後で再生・修復できる?

美しいバストラインを語る上で欠かせないクーパー靭帯。

クーパー靭帯は乳腺をはじめとするバストの構成組織を胸部につなぎとめている、いわば体内のブラジャーのような役割を果たしています。

したがって、このクーパー靭帯が切れたり伸びたりしているとバストが下垂してしまうのです。

年齢を重ねるにつれてバストの下垂が目立つようになるとクーパー靭帯の状態を心配し始める方が増えてきますが、なかでも「クーパー靭帯が切れている場合は修復できるのか」という点については非常に多くのご質問を受けます。

結論から申し上げると、残念ながらクーパー靭帯は一度切れたり伸びたりしてしまうと元には戻りません。

ダメージを受けたクーパー靭帯は筋トレやマッサージでは再生・修復できませんし、美容外科の世界においてもクーパー靭帯を元の状態に戻す治療法は存在しないのです。

クーパー靭帯が切れたり伸びたりする原因

 クーパー靭帯はコラーゲンを主成分とする結合組織です。肉や魚に含まれている「コラーゲン」をイメージすると柔らかそうな組織のように思えますが、実は硬く、伸縮性に乏しいのがクーパー靭帯の特徴。

そんなクーパー靭帯は、次のようなことが原因となって切れたり伸びたりしてしまいます。

加齢による老化

まずは加齢による老化です。

年齢を重ねれば肌や骨、髪などいたるところに衰えが出てきますが、クーパー靭帯も組織が老化します。すると組織の強度が低下して切れたり伸びたりします。

妊娠・出産

妊娠すると将来の授乳に向けて乳腺が非常に発達します。その結果、非妊娠時よりバストが大きくなることでクーパー靭帯もつられるようにして伸びていきますが、こうして伸びたクーパー靭帯は授乳後にバストが元のサイズに戻っても縮むことはありません。

妊娠・出産は喜ばしいことですが、クーパー靭帯がダメージを受けるシーンでもあるのです。

バストに負荷がかかる生活習慣

猫背やブラジャーをあまり着用しない生活はバストに負荷がかかりやすいため、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしやすくなります。

また、ブラジャーを着用せずに運動することもバストに負荷がかかる生活習慣のひとつ。

ブラジャーを着用せずにジョギングや縄跳び、球技全般などバストが大きく揺れる動きをすると、揺れる度にクーパー靭帯に衝撃が加わり、ダメージを受けてしまいます。

なお、クーパー靭帯は、生活習慣やスポーツでバストに負荷がかかったからといって簡単に切れてしまうことはありません。

しかし、長期間・繰り返し負荷がかかると切れてしまう可能性は当然あります。

クーパー靭帯の状態を確認する方法

ダメージを受けたクーパー靭帯は再生・修復できません。

この厳しい現実を知った後は、とにかく現時点でのクーパー靭帯の状態を早く把握しておきたいものでしょう。

しかし、バストの内部を見ることはできないので、ご自身のバストを鏡に映して見た目から状態を推測するしか方法はありません。

「上胸のボリュームがなくなった」「以前より乳首の位置が下がった気がする」「バストが外向きになった」……このように感じる場合はクーパー靭帯が伸びたり切れたりしている可能性が高いでしょう。

下垂にストップを! クーパー靭帯を守るための対策とは?

 前述の通り、切れたり伸びたりしたクーパー靭帯は再生・修復できませんが、これ以上ダメージを与えないようにする対策はあります。

バストの下垂が気になる方、現在のバストラインを維持したい方は積極的に実践しましょう。

上半身の筋肉を鍛える

姿勢が悪いとどうしてもバストに負荷がかかってしまいます。

良い姿勢を維持するためにも、腹筋や胸筋、背筋など上半身の筋肉を鍛える筋トレを行いましょう。

なるべくブラジャーを着用する

在宅時はブラジャーをつけない方がいらっしゃいますが、バストの重さはクーパー靭帯が伸びる原因になるので、なるべくブラジャーを着用してバストの重さによる負荷を軽減してあげてください。

また、散歩やウォーキングレベルの軽い運動であっても必ずブラジャーを着用しましょう。

バストサイズに合ったブラジャーを選ぶ

サイズの合わないブラジャーの着用はストレスとなり、「ブラジャー嫌い」になる原因になります。

ブラジャーを着用する習慣を身につけるためにも、ブラジャーはご自身のバストサイズに合ったものを選びましょう。

今まで使っていたブラジャーが合わなくなることも多々あるので、少しでも違和感がある場合はバストサイズを測り直して新しいブラジャーを購入してください。

下垂したバストには上胸の豊胸も効果的

 クーパー靭帯を再生・修復してバストの位置を上げる方法はありませんが、バストの余分な皮を切り取ってバストを引き上げる手術方法はあります。

これを「乳房吊り上げ術」といいますが、比較的大掛かりな手術になるため、体への負担は避けられません。

バストがどれほど下垂しているかにもよりますが、「最近気になりはじめた」「上胸が少々寂しくなった」程度であれば、豊胸で上胸をふっくらさせる方法もあります。

たとえば、南クリニックの成長再生豊胸は、バストの脂肪細胞を増殖させる成長因子を注入するだけの施術なので、体に負担をかけずにバストメイクできます。

手術がないのでダウンタイムもほとんどなく、しかも効果は急激に痩せない限り半永久です。

バストの下垂が気になっている方はぜひ、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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(まとめ)

・クーパー靭帯は一度切れたり伸びたりすると再生・修復できない。

・クーパー靭帯が切れたり伸びたりする原因は主に「加齢による老化」「妊娠・出産」「バストに負荷がかかる生活習慣」の3つ。

・クーパー靭帯がダメージを受けているかどうか確認するには現在のバストを観察するほかない。

「上胸のボリュームが減った」「乳首の位置が下がった」「バストが外向き」といった状態の場合はクーパー靭帯が切れたり伸びたりしている可能性が高い。

・クーパー靭帯を守るためにはバストに負荷がかからないよう、「上半身の筋肉を鍛える」「ブラジャーの着用を習慣づける」「適正サイズのブラジャーを着用する」などの対策を実践することが大切。

・どうしてもバストの下垂を修正したい場合は、バストの皮を切り取ってバストを引き上げる「乳房吊り上げ術」があるが、大掛かりな手術で体に負担がかかる。

・バスト内の脂肪を成長因子で増やす成長再生豊胸を上胸に施術すれば、体に負担をかけずに上胸をふっくらさせて、バストが垂れて見えないようにすることができる。

・成長再生豊胸は手術不要なのでダウンタイムもほとんどないうえ、急激に痩せない限り効果は半永久的に続くのでメリットが多い。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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