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公開日2021.07.03最終更新日2022.10.18豊胸基礎知識
「豊胸で後悔しない」ために、気をつけることはありますか?

豊胸を検討する方なら誰でも一度は「後悔するのでは?」と術後への不安を抱いたことがあるのではないでしょうか。
実際に後悔するかどうかは施術を受けてみなければわかりませんが、各豊胸術のデメリットとリスクをしっかり把握しておけば、後悔する確率をグッと下げられます。
目次
豊胸で後悔したくない!検討の時点でできることは?
美しく、豊かなバストが手に入る豊胸。「豊胸しよう!」と決断した日から術後の豊かなバストラインを想像して、検討中の段階からウキウキしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな気持ちに水を刺すのが「豊胸して後悔した」「後悔するからやめた方がいい」というネガティブな声です。検討中に色々と調べていれば、どうしてもこのような体験談や意見を目にすることが多くなるでしょう。こうなると、不安になって「中止した方がいいだろうか」と思い始めても不思議ではありません。
しかし、それぞれの豊胸術のデメリットと、術後の起こりうるリスクについてあらかじめ知っておけば、後悔する事態を回避することは十分可能です。
つまり、豊胸で後悔しないためには、各豊胸術のデメリットとデメリットが原因で起こりうるリスクを知ったうえで、ご自身に合った豊胸術を選ぶ必要があるのです。
豊胸術別デメリットと術後に起こりうるリスク
豊胸術にはそれぞれメリットとデメリットがあります。豊胸を検討している方は術後に豊胸を後悔するようなことにならないよう、各豊胸術のデメリットと術後に起こりうるリスクをしっかり理解してから施術に臨みましょう。
それでは早速、各豊胸術のデメリットと術後に起こりうるリスクをみていきましょう。術後に発生したリスクはそのまま後悔の理由となるので、「残念な豊胸・失敗の豊胸」にしたくない方はぜひ、参考になさってください。
シリコンバッグ挿入法
脇の下やアンダーバストを切開して、そこからシリコンバッグを挿入してバストを底上げする豊胸術です。
仕上がり
見た目と触り心地が不自然になることがあり、豊胸がバレる原因になる。
また、傷跡が残りやすく、これもバレる原因に。
ダウンタイム
ダウンタイムは最低でも1~2ヵ月と長く、痛みは非常に強い。そのため、仕事に穴を開けてしまう場合も。もちろん、この間はレジャーも楽しめない。
術後の異変
シリコンバッグが被膜に包まれることで(被膜拘縮)変形し、バストが非常に不自然な形になることがある。
また、シリコンバッグには硬さがあるうえ、血液が通らないため冷たくなる傾向があり、感触・温度で豊胸ばバレてしまう場合も。
効果の持続期間
バストアップ効果の持続期間はシリコンバッグの製品としての寿命と同じであるため、約10年と言われています。バストに挿入してからすぐに劣化が始まるので定期的に交換しなければならず、その度に費用がかかる。
シリコンバッグ挿入法のデメリット
シリコンバッグ挿入法のデメリットとしてまず挙げられるのは、大掛かりな手術になるという点。したがってダインタイムも1~2ヵ月と長く痛みも強いので、日常生活に支障が出る場合があります。
また、シリコンバッグには寿命があり、約10年で新しいものに交換するメンテナンスが必要です。
術後のリスクという点では手術の傷跡や感触、独特の冷たさによる豊胸バレ、被膜拘縮(シリコンバッグが被膜に圧迫されてバストが変形・硬くなること)が挙げられます。
脂肪注入法
太ももやお尻など脂肪の多い部分から脂肪吸引で脂肪を採取してバストに注入する豊胸術。
ダウンタイム
バストの痛みや腫れは術後1週間~2週間程度で引く。ただし、脂肪吸引部分は、初期には「数メートル歩くのもやっと」と語る経験者がいるほど強い痛みが出る。そのため、術後すぐの仕事復帰は難しい。また、バストに注入した脂肪を定着させるために術後1ヵ月は生活・行動が制限される。
術後の異変
注入した脂肪が定着しないままバスト内に残った場合はしこりとなり、見た目・感触に違和感が出る。
また、脂肪吸引部分は術後のケアが悪いと傷跡が残ってしまう場合も。
効果の持続期間
定着しなかった脂肪が体内に吸収されてしまった場合、バストが小さくなって元に戻ることがある。
脂肪注入法のデメリット
脂肪注入法の大きなデメリットの一つは、シリコンバッグ挿入法と同様に大掛かりな手術となる点です。脂肪注入法には脂肪吸引と脂肪注入の2工程がありますが、脂肪吸引は吸引部分とその周辺組織への侵襲が大きいため、術後のダウンタイムも長く、痛みはシリコンバッグ挿入法の術後より強い可能性があります。術後1ヵ月は日常生活に支障が出る場合が多く、術後数日間は仕事や学校を休むよう指導しているクリニックもあるようです。
術後に起こりうるリスクは、しこりと脂肪吸引部分の傷跡、サイズダウンの3点です。脂肪が定着しないままバスト内に残った場合はしこりとなり、見た目・感触が不自然になることがあります。また、脂肪吸引部分のアフターケアがうまくいかなかったときはその部分の傷跡が目立つ形で残ったり、皮膚に凸凹ができたりするリスクも。
そして最後はサイズダウンのリスクです。注入した脂肪に十分な栄養と酸素が届かず壊死して体内に吸収されてしまった場合は手術の甲斐なくサイズダウンしてしまいます。
ヒアルロン酸注入法
仕上がり
見た目は自然だが、触ると硬さがあるため、パートナーが触ったときに豊胸がバレてしまうことがある。
術後の異変
ヒアルロン酸の塊が被膜に包まれるとしこりになり、除去するには手術が必要になる場合がある。
効果の持続期間
バストアップ効果の持続期間は半年~2年。効果がなくなる度に施術を受けなければならず、その度に費用がかかる。
ヒアルロン酸注入法のデメリット
ヒアルロン酸注入法のデメリットはなんといってもバストアップ効果が長持ちしない、という点です。これは時間の経過とともに体内に吸収されてしまうからであり、効果の持続期間は半年~2年程度。また、硬い仕上がりになるため、感触で豊胸がバレてしまうことがあります。
術後に起こりうるリスクとしてはしこりの発生が挙げられます。これは大量のヒアルロン酸が体内に入って異物反応が起き、ヒアルロン酸の塊が被膜に包まれることで起きます。できてしまったしこりは吸引や溶解注射で除去できますが、しこりが瘢痕化(しこりの周りの被膜が線維化して石のように硬くなること)した場合は手術が必要です。
アクアフィリング(アクアリフト)豊胸
アクアフィリング(アクアリフト)豊胸のデメリットは、バストに注入する充填剤として使用するジェルに「アクリルアミド」という化学物質が含まれていることです。このアクリルアミドは発がん性が指摘されているため、この豊胸術を取り扱わないクリニックが多いのが現状です。また、いずれは効果が消えていくので永続的なバストアップ効果は期待できません。
術後起こりうるリスクは前述の通り、発がんです。ただし、これについてはあくまで「疑い」であり、発がん原因として確定しているわけではありません。
豊胸で後悔しないために! 失敗を予防する方法とは?
豊胸は自由診療メニューであるため、それなりの費用がかかります。また、豊胸術の種類によっては手術で体に大きな負担がかかることもあるでしょう。費用と体への負担、この両方を抱えて豊胸したにもかかわらず、「やらなければよかった……」と後悔するような状況になるのは避けたいもの。
これから豊胸を検討する段階の方は、次のような点に注意して豊胸に臨みましょう。
①各豊胸術のメリット・デメリットを理解する
メリットばかりに目が行ってしまいがちですが、デメリットから目を逸らさないようにしましょう。しこりや内容物の破損といったことは誰の身にも起こり得ます。
もちろん、メリットについてもしっかり比較検討して、理想のバストに近づける豊胸術を選んでくださいね。
後悔するリスクを少しでも下げるには、上記のようなデメリットをしっかり把握するほか、クリニック選びも重要になります。具体的には次のような点を重視してクリニックを選びましょう。
②カウンセリングが丁寧、ベテラン医師が担当するクリニックを選ぶ
いくら患者さんが豊胸術について勉強しても、実際の施術を担当する医師に技術がなければ意味がありません。ですから、美容外科領域で10年~15年以上の経験があり、豊胸が得意な医師が担当するクリニックを選ぶようにしましょう。
また、丁寧なカウンセリングで患者さんの不安や疑問を解消してくれるクリニックであるかどうかもポイントです。雑で不親切なカウンセリングをするクリニックは、知名度があっても避けた方が無難です。
美容整形はメリットばかりではありません。上記のような豊胸術のデメリットをきちんと説明してくれるかどうかは、信頼できるクリニックを見極める重要なポイントです。
③明朗会計は基本! 見積もりで不信感を抱いた場合は契約しない
失敗や後悔はバストの仕上がりだけではありません。料金の支払いの場面でも起こります。気持ちのいい豊胸体験にするためにも、契約前の見積もりに不明点が多数あったり、患者さんの会計についての質問をはぐらかしたりするクリニックとは契約しないようにしましょう。
評判の良いクリニックはお会計の面でもしっかりしている傾向があります。医師の技術や設備と同じように、明朗会計を心がけているかどうかもチェックしましょう。
④術後のアフケーケアの指導やサポートがしっかりしていること
施術後の注意点やアフターケアがまったくない豊胸術はありません。術後はどのように過ごすか、痛みが出た場合の対処法、傷跡のケアといったことをしっかり、丁寧に説明するクリニックを選びましょう。すでに気になるクリニックがある場合は、可能なら、そのクリニックでの豊胸経験者に話を聞いてみると良いでしょう。
術後の過ごし方は豊胸成功の鍵を握る重要なポイントです。過ごし方如何によっては「傷跡が残りやすくなる」「炎症で腫れと痛みがひどくなる」「バストアップ効果がすぐに消えてしまった」というような好ましくない状態になってしまうため、術後は医師の指示通りに過ごし、決まりは必ず守りましょう。
特別なアフターケアが必要な豊胸術を受けた場合は特に、必ず指示通りに、正しい方法でアフターケアを行ってください。
豊胸後、しこりや痛み、腫れ、変形などの異変を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。放っておくと手術しなければならなくなる可能性もあり、瘢痕化したしこりの除去手術はその最たる例です。
⑤契約を急かさない
評判の良いクリニックは契約を急かしません。「じっくり考えて、悩んで決めてほしい」。このようなスタンスのクリニックは検討するに値します。
なお、クリニックの規模や知名度は技術とはあまり関係がありません。医師については、美容整形領域で10年~15年以上のキャリアがあるかどうかが判断の目安になります。
リスクが心配ならデメリットの少ない「成長再生豊胸」がおすすめ
これまでお話した通り、デメリットが少ないほど、それだけ後悔するリスクも下がる傾向があります。
しかし、現在主流の豊胸術はどれもメリット・デメリットの数がそれほど変わらないため、その中からベストな豊胸術を選ぼうとするのは少々難しいかもしれません。
この点、南クリニックの成長再生豊胸は、バスト内の脂肪を増やす成長因子を注射して本物のバストを作り上げる豊胸術なので、「手術不要」「ダウンタイムはほとんどなし」「段階的に大きくするのでバレにくい」「効果は半永久」などメリットの方が多く、後悔するリスクが他の方法と比べて低い豊胸術だと言えるでしょう。
リスクが心配なあまり、豊胸術の選択・施術の決断に時間がかかっている方はぜひ、成長再生豊胸も検討対象に加えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
・豊胸術は豊かで美しいバストを作るが、一方で「豊胸して後悔した」という声もある
・豊胸で後悔しないためには、各豊胸術のデメリットとリスクを把握し、そのうえでどの豊胸術を受けるか判断しなければならない
・現在主流となっている豊胸術は「シリコンバッグ挿入法」「脂肪注入法」「ヒアルロン酸注入法」だが、リスクはつきもの
・豊胸で後悔しないためには、クリニック選びも重要
・バスト内の脂肪や乳腺組織を増やす成長再生豊胸なら豊胸術にありがちなリスクも低い
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能