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公開日2021.02.28最終更新日2021.03.09豊胸基礎知識
ヒアルロン酸豊胸のメリット・デメリット【医師監修】
手術の必要がなく短時間で終わり、ダウンタイムもほぼない。そんな手軽な豊胸術として人気が高いのが「ヒアルロン酸注入法」です。しかし、たくさんのメリットの裏にはデメリットも潜んでいます。正しい情報をしっかり理解し、理想のバストを手に入れましょう。
目次
ヒアルロン酸豊胸のデメリット
ヒアルロン酸注射によるデメリットは大きく分けて3つあります。
持続性がない
ヒアルロン酸は体内のあちこちに存在する成分なので、いずれは吸収されて消えていきます。そのため持続期間は半年~2年ほどと短く、長期的な効果は得られません。もしも持続させたい場合には施術を繰り返さなければならないため、結果的には費用がかさんでしまうことも考えられます。また、注入を繰り返すと炎症も起こりやすくなるので要注意です。
感触が固い
ヒアルロン酸はプルンと柔らかそうなイメージがありますが、豊胸の際は体内に吸収されるのを少しでも遅らせるために、粒子が粗いものを用いるクリニックがほとんどです。そのため、見た目は自然でも触り心地はやや固く不自然になってしまうケースがあります。
しこりができやすい
ヒアルロン酸をバストに注入すると、それを「異物」と捉えて被膜が形成されることがあります。通常はこの被膜も体内に吸収されるのですが、大量のヒアルロン酸を注入した場合、被膜が分解されずにしこりになってしまう可能性が高くなります。
また、ヒアルロン酸による豊胸はその手軽さから「プチ豊胸」と言われることもありますが、費用は決して「プチ」ではありません。費用は1ccあたり2,500~3,000円が相場で片側80~150cc程度が目安。両方のバストを1カップ大きくさせたいときは最低でも160cc程度が必要なので、1cc 2,500円のヒアルロン酸で 40万円、1cc 3,000円のヒアルロン酸で48万円となります。さらに施術費用として別途10万円程度かかるクリニックが多いので、合計すると両方のバストを1カップ大きくするための費用はだいたい50万~60万円程度。これで半年~2年ほどしかもたないとしたら「プチ」とは言えないでしょう。
ヒアルロン酸豊胸のメリット
それでもヒアルロン酸豊胸が選ばれるのは、3つの利点があるからです。
施術時間が短い
ヒアルロン酸の注入量にもよりますが、施術時間は約20~30分程度と短めです。シリコンバッグを挿入する方法と違い手術の必要がないため、忙しい人に向いています。
傷跡が目立たず、ダウンタイムが少ない
ヒアルロン酸は注射で注入するため、傷跡はほぼわかりません。また、体にメスを入れないのでダウンタイムがほぼなく、施術当日から日常生活を送ることができます。
部位によって調整できる
ヒアルロン酸は量や注入箇所を調整できるので「バストの上部にボリュームがほしい」「左右差をリカバリーしたい」といった部位ごとの悩みに対応できます。追加注入(期間をあける必要あり)次第で、自分の理想の形を作れるのです。
メリットもあればデメリットもあるヒアルロン酸による豊胸。では、少しでも失敗を回避するにはどんなところに気をつけたらいいのでしょうか。
失敗しないために気を付けるべきこと
まず何と言っても、ヒアルロン酸豊胸は持続期間が短いことをしっかりと理解したうえでチャレンジしましょう。また、ヒアルロン酸注入のデメリットである「しこり」を作らないためには「何度も注入しない」を心がけることも大切です。
さらに、技術力が高いドクターを選ぶことも重要。バストを理想の形に近づけるように注入箇所を工夫できる、実績と経験豊富なドクターを探しましょう。また、ヒアルロン酸豊胸はまれに細菌感染を起こすこともあります。細菌感染を治療でき、リスクを回避するためにも、信頼できるドクターに出会うことは欠かせません。
まとめ
・「プチ豊胸」と人気のヒアルロン酸による豊胸は、「持続期間が短い」「しこりができやすい」といったデメリットがある。
・後悔しないためにも、デメリットををしっかりと理解し、理想のバストをデザインしてくれるドクターを探す。
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