コラム
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公開日2021.08.02最終更新日2021.08.31豊胸基礎知識
男性の豊胸には、どんな豊胸術が適しているのか
性同一性障害の治療の一環として豊胸を検討している男性の中には、どの豊胸術がご自身にとってベストなのかわからない方が多くいらっしゃいます。
確かに、男性の体を持つ以上、女性と同じようにはいかないため悩むところです。
目次
豊胸すれば男性でも豊かなバストに!しかし体の構造ゆえ注意点も
男性の性同一性障害(GID)の方が性転換するにあたって、豊胸は必須ではありません。
ホルモン治療を続けることでバストはある程度膨らんできますし、そして何より、バストの膨らみだけが「女性の証」ではないからです。
しかし、女性として生きていく決断をしたからには、豊かなバストを持つ女性の体で人生を楽しみたいと思う方は多く、実際、性同一性障害への理解が進む中、豊胸術を希望する男性が非常に増えています。
女性ホルモンを投与し続けることでもある程度はバストアップできますが、より豊かで形の良いバストにするなら、やはり豊胸術を受けた方が理想に近づけるでしょう。
幸い、最近は男性の豊胸術を得意とする美容外科クリニックも多くなっていますが、男性の場合は体の構造上、女性と同じ観点では判断できず、施術方法を選ぶ際は少々注意が必要です。
男性にはそのときの体、つまり、男性の体に適した豊胸術を受けなければ女性の豊胸と同じ結果が出せない可能性があるからです。
これから豊胸を検討する方は、できる限り男性に適した豊胸術の中からベストな選択をしましょう。
男性におすすめの豊胸術は自然な仕上がりになる脂肪注入法!
現在主流となっている豊胸術はシリコンバッグ挿入法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法であり、すべて男性に施術可能ですが、この中で最もおすすめなのは脂肪注入法です。
脂肪注入法とは?
脂肪注入法とは、ご自身の体から採取した脂肪をバストに注入する豊胸術です。
見た目も感触もより自然な仕上がりになりますし、術後の経過が順調であれば効果は半永久的に持続します。
この点、シリコンバッグ挿入法とヒアルロン酸注入法の場合は男性の硬い皮膚と筋肉に素材が押されてしまうため、自然な仕上がりにするのは難しいのです。
女性のバストの9割が脂肪であることを考えれば、やはり脂肪でバストアップさせるのが一番自然であることがおわかりいただけるでしょう。
筋肉質・痩せ型だと施術できないことも? 脂肪注入法のデメリット
それでは男性が豊胸する場合は脂肪注入法一択か、といえばそうではないのです。
脂肪が十分採取できない場合は施術できないことも
男性の場合は女性より脂肪が少ないことが多いため、バストアップできるほど脂肪が採取できない場合は他の豊胸術を検討しなければなりません。
したがって、筋肉質で痩せ型の男性は、医師から他の豊胸術をすすめられる可能性も考えておきましょう。
バストが萎んでしまうことも!?
また、注入した脂肪がバストにうまく定着せず体内に吸収されると、せっかくのバストが萎んでしまうことがあります。
さらに、定着も吸収もされなかった脂肪がしこりになってしまい、見た目と感触を損なってしまう場合も。
ダウンタイムの痛みが強い
脂肪注入法はダウンタイムに脂肪吸引部分から強い痛みが出るのが特徴です。「起き上がるのに一苦労する」「数メートル歩くのさえつらい」との声も多く、この痛みに耐える覚悟が必要です。
また、これほどの痛みが出るのですから、術後最低3日間程度はお仕事や学校をお休みしていただかなくてはなりません。
施術料金が高額
脂肪注入法は脂肪の採取・加工の工程がある、比較的大掛かりな豊胸術であるため、施術料金の相場も100万円〜150万円前後と高額です。
「成長再生豊胸」なら筋肉質・痩せ型の男性でも問題なし
上記のデメリットを許容できるようであれば、脂肪注入法はやはり男性に適した豊胸術です。
どの豊胸術にするか決めかねている場合はとりあえず、カウンセリングで脂肪が採取できるかどうかを判断してもらうのも良いでしょう。
ですが、もし施術を断られた場合は成長再生豊胸をぜひ検討していただきたいのです。
成長再生豊胸は乳腺を発達させて脂肪を増やす「育てる豊胸」
成長再生豊胸とは、細胞を増殖させるタンパク質(成長因子)をバストに注入してバストを大きくする豊胸術です。
成長因子を注入すれば何もしなくても乳腺が発達して脂肪が増えるので、脂肪注入法のように脂肪を体のどこかから採取する必要はなく、体質・体格を選びません。
成長再生豊胸なら脂肪注入法の課題も難なくクリア
また、注射のみ・手術不要なのでダウンタイムはほとんどなく、感じるのは少々の腫れ程度。脂肪注入法のように脂肪の定着やしこりの問題が発生しないのもうれしいポイントです。
肝心のバストアップ効果は術後急激に痩せない限り半永久的に持続しますし、バスト内の脂肪を増やすので女性とほぼ同じバストが手に入ります。
施術料金は1回30万円以上と値が張りますが(通常は複数セットの施術が必要)、それだけのコストパフォーマンスはあるので、男性の豊胸希望者の方はぜひ、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
思春期には経験できなかった「バストが膨らむ喜び」を今、ご自身の胸で感じてください。
まとめ
・男性の性同一性障害(GID)の方はホルモン治療でバストをある程度は大きくできるものの、より豊かで形の良いバストにするなら豊胸術を受けた方が良い。
・ただし、男性が豊胸する場合は、男性の体に適した豊胸術を選択する必要がある。
・シリコンバッグ挿入法、ヒアルロン酸注入法、脂肪注入法の中からだと、脂肪注入法が最も自然な仕上がりになるのでおすすめ。しかし、「脂肪を採取できない場合は施術を受けられない」「注入した脂肪がバストに定着せず萎んだり、しこりができたりする可能性がある」「ダウンタイム時の痛みが強く、施術料金も高額」といったデメリットがある。
・成長因子をバストに注入することで乳腺を発達させ、バスト内の脂肪を増やす南クリニックの成長再生豊胸なら体質・体格を選ばず、男性でも問題なく施術を受けられる。手術不要で体に負担をかけず、バストアップ効果は急激に痩せない限り半永久的に持続。しこりができることもない。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能