コラム
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公開日2021.05.31最終更新日2021.06.09豊胸Q&A
傷を残さずに「バストアップ」する方法はありますか?
ご相談者様
これまでずっと下着でバストメイクしてきましたが、最近はバストそのものを大きくしたいと思うようになりました。そうなるとクリニックでの豊胸が現実的になってきますが、肌に傷を残さずに豊胸する方法はあるのでしょうか?
クリニックで行う豊胸術はメスや注射を使うものがほとんどであり、「絶対に傷が残らない豊胸術」は存在しないと考えてください。
しかし実際のところ、注射のみの豊胸術の場合はほとんど傷が残らないことが多いです。
注射のみの豊胸術といえば、今パッと頭に浮かんだのはヒアルロン酸をバストに注入するという……
ヒアルロン酸注入法ですね。この豊胸術は注射のみですし、注入の際に使用する注射針も太いものではありません。したがって、術後に予期しなかった異変が生じない限り、傷が残ってしまうことはほとんどないと言って良いでしょう。
しかし、ヒアルロン酸注入法はバストアップ効果を維持するために注射を打ち続けなければならず、注射を繰り返すとバスト内にしこりができてしまう場合があります。つまり、どちらかというと傷ではなく、しこりができる可能性がある、というわけです。
それでは、脂肪注入法はどうでしょうか? こちらも施術方法は注射と聞きました。
脂肪注入法の場合にはバストに脂肪を注入するときより、脂肪を吸引するときの傷の方が残りやすいでしょう。というのも、脂肪を吸引するときはカニューレと呼ばれる細長い管を吸引部分に挿入しなければなりませんが、その際に数ミリほど皮膚を切開します。切開は注射針で肌を刺すより傷が残りやすいですからね。
てっきり脂肪注入法は切開不要と思っていました……。バストがしぼむ度に注射を打たなければならないのは面倒ですが、傷痕で豊胸したことが周囲にバレてしまうのも避けたいです。ですから、豊胸するならヒアルロン酸注入法にしようと思います。
注射を打ち続けるのが面倒であれば、成長再生豊胸という手もありますよ。成長再生豊胸とは、成長因子をバストに注入して自分のバストを育てて大きくする豊胸術ですが、こちらもヒアルロン酸注入法と同じく使うのは注射のみで傷が残りにくいですし、数回の施術を経れば効果を半永久的に維持できます。
それはすごいですね。選択肢に入れて検討してみます! ところで、もし豊胸術で傷が残ってしまった場合、後から消すことはできるのでしょうか?
切開を伴うシリコンバッグ挿入法や脂肪注入法で傷が残った場合でも、レーザー治療や注射などを受ければだいぶ薄くはできるでしょう。傷の程度によっては、まるで傷が消えたかのような仕上がりになる場合もあれば、ほんの少し薄くなった程度で終わることもあります。
今までのお話の流れからすると、傷を残したくないのであればシリコンバッグ挿入法は避けた方が無難なのでしょうか?
確かにシリコンバッグ挿入法には切開が必要ですから、傷がどうしても気になるようであれば選択肢から外すことも考えましょう。
しかし、そもそも、この豊胸術で残る傷痕はそれほど目立つものではありません。脇の下、アンダーバストのどちらを切開した場合であっても傷の大きさは3~4センチですし、半年後には近づいてよく見てみないとわからない程度になっていることが多いのです。
なるほど……。傷のことを心配し過ぎていたかもしれません。
慎重に検討することは良いことです。ただ、どのような豊胸術であっても、術後は医師の指示をしっかり守って安静かつ健康的に過ごすようにしてください。ダウンタイムの過ごし方や健康状態によっても傷の残り具合は変わってきますからね。
まとめ
・医療器具を肌に使う以上、「絶対に傷が残らない豊胸術」は存在しないと考えた方が良い
・ヒアルロン酸注入法は豊胸術のなかでも比較的傷が残りにくいものの、バストアップの効果が長期間維持できないうえ、続けるとしこりができる可能性がある
・脂肪注入法は脂肪吸引のための切開で傷が残る可能性がある
・成長再生豊胸はヒアルロン酸注入法と同様、注射のみで、バストアップ効果は半永久的
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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